プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

MLBア・リーグでDH制が始まったのは元々は選手不足を防ぐ為だったそうですが、現在は寧ろDH制は大学や社会人以上の「大人の野球」の世界では主流といっても良い気がします。ですから、そろそろセ・リーグでもDH制を採用し、日本プロ野球界は完全DH制にしても良いと思うのですが、何処からもそのような声は挙がりません。これは何故でしょうか?台湾や韓国でさえ完全DH制です。ですから、私はMLBのナ・リーグにも同様の感想を持っています。
また、打席に立つセ・リーグの投手にとっても、打席に入ること自体が高校生以来だったり、死球の可能性もあったり、打っても年俸の査定対象にはならなかったりと、打撃の好きな投手以外にはメリットが無い気がします。また、投手を打席に迎えた投手にとっても、投手に安打を許したら罰金を取られるのでは益々良いことがありません。
私は、交流戦が行われるようになった今こそNPBの完全DH制化を叫ぶべきだと思いますが、如何でしょうか?どなたか御回答を宜しく御願いします。

A 回答 (10件)

パリーグファンです。


ご意見に同感です。
DH制に反対する意見として考えられるのは、

1.投手の打順が有った方が、ゲーム要素が複雑になって面白い。
 これは確かにそうで、代打の起用、リリーフ投手の用意、投手の前の打者への攻め方などDH制より戦術要素が増えて、ゲーム的には高度になると思います。ただし、以下にも述べますように、スポーツ的レベルは逆に下がると思います。

2.野球は9人でやる歴史が有るから
 これはあまり意味がない(笑)プロ野球は長い歴史の中で、既に昔とは随分違ってきています。リリーフや代打、守備要員などのスペシャリストを駆使する現代野球で「9人でやる」とは言えないでしょう。

3.攻撃重視の野球で大味になる
 打撃戦が期待されるのは、パリーグが導入した動機だったのですが、実際にはそうなっていません。投手交代を攻撃の都合で行わなくて良いので、好投手同士の息詰まる投手戦は、むしろDH制の方に多い気がします。昨年のプレイフでのカズミvs八木の試合など典型でしょうね。あの試合、終盤のチャンスにどちらかが代打でも使ったら、あんな歴史に残る投手戦は実現しなかったでしょう。実際に、2006,2005年度の個人成績をセパで比較すれば分かりますが、2006年度は投打共にほぼ同じ、2005年度などはパの方が投手優位です。
また、投手が打順に入ると、投手の打順では高度なプレーは使えない上に、さらにその前の打者までプレー選択が限定されてしまいます。例えば、1死走者1塁で、次が交代出来ない投手の打順では、バントや進塁打は有効でなく、ヒットエンドランすら難しくなり、ただ打者が出てくれるのを祈るのみになるでしょう。
私には、むしろDH制の方が、プレー自体は細かく高度なものになっていると思えます。

4.投手だって良い打者だ
 たいていの投手が、アマ時代に強打者だったのだから、と言う意見があります。しかし、セリーグでも実際には投手の打撃練習なんてのは、気分転換程度です。アマ時代の強打者達が、連日の必死な練習と打つための工夫を繰り返して、それでもなかなか結果が出ないのがプロの世界です。投手がやる程度の打撃練習で、「立派な9人目の打者です」と言われたらプロの野手は泣きますよ(笑)しかも、リードしているチームの投手なんぞは、終盤の打順ではホームから離れて打つ気もなく立っているだけ。それなら、審判にアウトを自己申告してさっさと帰れよと言いたくなる(苦笑)
実際に、打撃成績を見れば分かりますが、打率が2割を越える投手はほとんど居ません。本塁打に至っては、私の調べでは2006年度のセリーグ全体の投手で、ヤクルトのガトームソンと高井が1本ずつ打っているだけ。
こんなレベルの選手を「プロの打者」として客に見せるルールが私には不可解です。投手の打順のために、使いたくても使えない、見たくても見れない、犠牲になる野手の存在が残念です。
例えば今年のパリーグなら、各チームの代表的な指名打者は、リーファー、ブキャナン、ベニー、ローズ、山崎、セギノールですが、彼らの替わりに投手の打撃を見てみたいと思いますか?
私は、素人打者を入れることでゲームとしての不安定要素を取り込む面白さより、プロとしてのトップレベルのプレーを見せてくれる打者の打撃の方を、見たいと思います。

私もプロスポーツの流れとして、スペシャリストが高度なプレーを見せるのが世界的傾向だと思いますので、セリーグにも交流戦の導入で徐々にDH制が認知されていくのではないかと思っています
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私はもともとDH導入推進派です。


http://set333.net/dai10kannsai.html#jida

第1打席からいきなり「代打」なんてことは少ないわけですから、
セリーグの野球はコンテンツとしてワンランク質の低いものを
提供していることに変わりはありません。

とくに、まるで打つ気のない投手が、打席の一番後ろに立っているのに、
「おいおい、四球かよ」という場面に出くわすと、チームに関わらず
頭に血がのぼりますわね。

ただ、「DHなし」も戦術的駆け引きの部分は、たしかに面白いわけです。
「DHあり」のパと「DHなし」のセの両方が見られるなら、野球ファンとしては
それが一番いいことかもしれませんね。

野球の指名打者ルールは投手限定ですが、ソフトのようにどのポジションの
選手にも使えるようにすれば、高校以下でも導入しやすいと思われます。
http://set333.net/ru-ru02dh.html#_03

大学野球では、けっしてレベルが高いわけではないリーグが先にDHを
採用しました(東京六大学と関西学生はまだです)。国際化より
むしろ出場選手が1人多くなるという点が歓迎されたのでしょう。
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そもそもなんで「投手と野手の完全分業化」が必要なんですか?

この回答への補足

回答有難う御座います。

それは、「プロの投手は投げるのが仕事、プロの野手は打つ(・走る・守る)のが仕事」と考えられるからです。
プロの世界では打撃の分野は「素人」である筈の「プロの投手」が、「プロ野球の打者」の1人として打順に組み入れられなければならないことに私は矛盾を感じます。

補足日時:2007/04/18 18:35
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セントラルリーグの公式サイト(参考URL)に理由が書いてあります。



もっとも1番以外はこじつけかいいわけのようにしか思えない理由ですけど。

参考URL:http://www.npb.or.jp/cl/communication/qanda/1.ht …
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DH制の背景にあるのは選手不足と過密スケジュールに一因があります。

選手に高額な年俸を捻出するために1試合でも多くこなすため、大リーグは雨で中止になったら翌日はダブルヘッダーになったりして、2,30連戦は当たり前となっています。このために投手不足に陥ったためにDH制を採用したわけです。
台湾や韓国は選手不足と聞いています。特に韓国は数年前に大量の兵役逃れが発覚し、あるチームはレギュラーの大半が逮捕又は兵役に取られてしまい深刻な選手不足に悩まされいるので、DH制は貴重な制度と言えるかもしれません。
日本の場合はどうでしょうか?今は最大でも6連戦ぐらいでダブルヘッダーはシーズン間際の消化試合に発生するぐらいで、スケジュールにも余裕があり、登録選手も60人から70人に増え外国人枠も拡大し、さらにこれとは別に育成枠(最近中村ノリがこれで中日に採用された)があるぐらいですから選手不足に陥っているとはいえないでしょう。パリーグが採用したのは、人気を得るためより攻撃的な野球をみせて集客を試みた背景がありますが、DH制度を採用する本来の意義?とは違います。セリーグは野球はやはり9人でやるもの、とDH制の採用はしないという見解を出しています。前述の理由で採用する理由がないからでしょうし、今後も現状が維持されれば採用することはないかと思います。
DH制は走れない守れない、打つだけの選手が増えていきむしろ野球の醍醐味を損なう制度とも言えるかと思います。
攻撃的な野球を見たいというならDH制がいいと思う人はいてもいいかと思いますし、個人の自由です。しかし日本の野球はドーム型の人工芝の野球場が多くゲガをしやすいので、思い切ったプレーが出来ず守備や足でアピールできないのが起因して攻撃的な野球中心になっているかと思います。余談ですが野球は空の下でやるもの、原点から変えなくてはならない時期にきているかと思います。野球の野は野原・野外の野ですから。

この回答への補足

回答有難う御座います。

DH制度を採用する本来の意義は兎も角、現実に今日ではDH制の認識は広く一般に浸透し、また社会人や大学でもDH制が殆どの中、それらよりも上の組織であるプロ(セ・リーグ)がDH制を採用していないというのは矛盾というか、何処かおかしな話に思えて来るのです。
草野球や学童野球、高校野球なら兎も角、大人の野球の世界では投手と野手は同じ野球選手であってもそれぞれ別の職業(?)といっても過言ではないと思います。ですから私は、DH制は「投手と野手の完全分業化」の為に必要だと考えているのですが…。

補足日時:2007/04/17 18:18
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セリーグファンにとってDHは見ていてつまらないからだと思います。

セリーグファンは相対的に、テレビ観戦が多いです。多くのデータを中継から与えられながら、行き詰る駆け引きを楽しんでいるのです。球場観戦をメインで育てられてたパリーグファンは、豪快なホームランや真っ向勝負、華麗なファインプレーを好みますよね。駆け引きを楽しむものにとって、代打と継投の駆け引きを奪われるDHほどつまらない制度はありません。それに先日の西部ロッテの西部のように、ごっそり選手を残したまま延長引き分けなんて、監督は座ってるだけだし駆け引きどころか試合が動くポイントさえあまり訪れないじゃないですか。私は今こそDH全廃を叫びたいです。
 ただ少ない選手で試合ができるDH制は、金のない球団にとって魅力的であることは確かです。
 あと他の方もいってますが、相手の打線に投手が入ることは、投手にとって絶大な利点ですよ。おそらく投手の防御率にして、0.5から1の変動があると思います。

この回答への補足

回答有難う御座います。

野球組織の最上層であるプロがDH全廃となれば、その下の階層である社会人や大学野球に影響を及ぼすと思います。つまり、社会人や大学でもプロに倣ってDH制を全廃する動きが見られるようになるかもしれません。
動物が性の区別のない単細胞の状態から雄・雌に分かれて役割分担をするようになったことによって進化を遂げたように、DH制による選手(投手と野手)の分業化は野球が進化した証だと私は思っています。従ってDH制の全廃はこれに逆行することになり、不自然であると私は思うのですが…。

補足日時:2007/04/17 18:33
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そもそもプロ野球選手のプロフィールをご覧になってみてください。

ほとんどが「エースで4番」です。イチローも高校生んときは確かピッチャーで4番、高校球児でエースで4番はザラで、高校のときに野手でその後プロ入りした選手もほとんどはリトルリーグや中学生ぐらいまで「エースで4番」だった人ばかりです。いくらヘタといってもね、プロのピッチャーの球だってど真ん中に投げたらヒットかヘタしたらホームランを打っちゃうわけです。

本来のルールであれば野球はそもそも9人でやるのがルールですので、むしろ選手不足は現在では解消されているのですから、DH制を全廃すべき、というのがむしろ正論なのかなとも思います。
また他の方もコメントされていますが、セ・リーグの面白さは試合の中盤以降でチャンスでピッチャーに打席が回ってきたときに代打を出すかどうかの駆け引きだと思いますので、それがお好みでない方はパ・リーグのチームを応援すればよろしいですし、それがお好きな方はセ・リーグのファンになればよろしいのではないでしょうか。
野球に限らず、何事も選択の余地があったほうがいいと思いますよ。

台湾と韓国についていえば、彼の国のプロ野球は確か1リーグ制でしたよね。国土の関係もあり、チーム数に制限はありますし、まだまだ実力的にも人気的にも日本には及ばないのでDH制を採用しているのではないでしょうか。DH制を使えば、日本やアメリカの走れない、守れないロートルの「かつての名選手」を呼ぶことも出来ますしね。
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#2さんの仰るとおり、全ての人がDH制を望んでいるわけではありません。


攻撃的野球というのは打撃戦を期待する人から見れば楽しいですが、
息詰まる投手戦が楽しみだと思う人には手放しで喜べるものじゃないです。
あなたの理論では「抑えない投手が悪い」ってなるのかもしれませんが…。

切れ目のない打線が牙を剥くと、シラけるパターンが多いのは、
昨日の日本ハム-楽点戦の一場投手を見ていてもよくわかります。

>死球の可能性もあったり、打っても年俸の査定対象にはならなかったりと、
>打撃の好きな投手以外にはメリットが無い気がします。
DH制になると、打たれまくって年棒を下げる投手の方が多い気がしますね。
投手を救うように見えて、そうでもない気がします。
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セ・リーグがDH制を導入しない理由


野球は9人でやるもの

台湾が、韓国が って関係あるのでしょうか?
むしろ DH制にしてもよいと思う、叫ぶべきとありますが、それは貴方の考えかと思います。
ちなみに セ・リーグDH制には僕はNOですね。

この回答への補足

回答有難う御座いました。

>野球は9人でやるもの

ですが、投手も今は1人で投げ切る時代でなく、先発・中継ぎ・抑えと分業化している位です。同じ投手同士でさえもこのように分業化しているのですから、投打の役割も完全に分業するのが筋だと思ったのですが…。
(ですから私も高校以下ではDH制に反対です。何故なら、高校レベルまでは投手と野手の役割が未分化のケースが多数見られるからです。例・エースで4番、外野手兼投手etc.)

>台湾が、韓国が って関係あるのでしょうか?

日本の他にも野球のプロが存在する国の代表として挙げました。

補足日時:2007/04/17 12:31
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野球マンガを見ればわかるとおり


やっぱ理想はエースで4番
DH制には否定的印象が拭えません

また投手に代打を送る送らないの駆け引きが、せこい頭脳戦ずきの日本人にはたまらないのです
プロ野球ニュースのコメンテーターの後付解説もしやすいです

高校ではピッチャーでいいバッターは普通にいます
エースで4番が集まる巨人様がいる限り完全DH制は無理でしょうね(いつの時代?)

この回答への補足

回答有難う御座いました。

>野球マンガを見ればわかるとおりやっぱ理想はエースで4番

私は「エースで4番」というのは草野球や学童野球、高校野球レベルまでだと考えております。大学や社会人、ましてやプロではありえないでしょう…。

>巨人様がいる限り完全DH制は無理でしょうね

私は巨人の歴史だけ見ても、セ・リーグにもしDH制があったら等と考えることがあります。日本ハムから移籍した張本を守備に目を瞑ってまで左翼で起用することもなかっただろうし、張本をDHで使えば高田も三塁にコンバートされなくて済んだかもしれません。晩年の王をDHで起用し、一塁には山本功児を使えば王の現役も数年伸びたかもしれませんし、山本功児も飼い殺しにならなくて済んだかもしれません。落合と清原、清原とペタジーニの守備位置がダブることもなかったかもしれません。清原をDHで使えば、ペタジーニが慣れない外野守備を強いられずに済んだかもしれません。ですから、巨人1球団の事情を考えてもDH制の利点がこんなに見えて来ます。人気球団を抱えているセ・リーグこそDH制を導入すべき、若しくはすべきだったと私は思ったのですが…。

補足日時:2007/04/17 12:39
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