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こんばんは。よくギターの教則本などで12のKEY全てで弾けるようにする~という文章をみるのですが、12のKEYとは一体何なのでしょう? 
 すいませんがご存知の方よろしくお願い致します。

A 回答 (10件)

再び失礼します。



改めて強調しますが、質問文の本旨としては、ギターの教則本に「12のキーすべてで弾けるようにする~」とある文章の解釈についての話であると判断しています。
そのことに関していうのであれば、先にも書いたように、教本で例示してある譜例について、そのポジションの相対関係を崩さずに平行移動していって、合計12f分の範囲について、それぞれのポジションでの指遣いなどに慣れておくことを勧める文章と解釈するのが妥当です。"調そのものについての解釈論にかかる表現"としてではなく、"運指練習における練習方法としてのバリエーションを示す表現"として捉えるのがよいでしょう。これを単純に噛み砕いて言えば、「譜例や図表は一例なので、それを平行移動していろんなポジションで試してみると、いろんな指遣いを体験できて良い練習になるよ」と言っていることになります。ご質問の件の「12のKEYすべてで弾けるようにする~」という意味については、この解釈で十分だと考えます。


質問の主旨からは逸れますが、キーについての話でまだ気にかかる部分があるので敢えて触れます。なお、これ以後の話は質問の本旨とは関連の薄い話になるので、特に作曲やアレンジなどに興味がない場合には読み飛ばしても問題はない話になります。
キーというものは特定の音程群を示すものになるというのは先にも書いた通りです。この時、そのキーのスケールに含まれる音程について、それぞれの音程をルートとし、またそのスケールに含まれる音程だけで構成されるコードを拾っていくと、キーに含まれる音程が7つですので、7つのコードができることになります。この時、キーで示されるスケールのことを「ダイアトニックスケール」といい、そのダイアトニックスケールのそれぞれの音程をルートとし、ダイアトニックスケールに属する音程のみで構成される7つのコード群のことを、「ダイアトニックコード」と言います。キーとコードの関連については、このことを基本として捉えるのが良いでしょう。なお、ここでも敢えて強調しますが、このダイアトニックコードとダイアトニックスケールには、上記のような関連性はありますが、同一ではありません。そもそも、コードとスケール自体が別物です。ここはきちんと分けて、独立した要素同士と捉えるのが良いでしょう。
例を挙げます。ハ長調(=Cメジャーキー)の場合、ダイアトニックスケールはCを主音とするメジャースケールになり、その構成音はドレミファソラシ(=C・D・E・F・G・A・B)になります。この時、これらの音程について、ダイアトニックスケール内の音のみを使うことを決まりとして、それぞれにルートとなる音程から音階を一つ飛びに3つ音を拾ってコードを生成していく(3つの音からなるコードなので"3和音"と言います)と、Cをルートとする「C」(C+E+G)、Dをルートとする「Dm」(D+F+A)、Eをルートとする「Em」(E+G+B)、以下同様に「F」(F+A+C)、「G」(G+B+D)、「Am」(A+C+E)、「Bm(-5)」(B+D+F)と言うように7つのコードができます。整理すると、「C・Dm・Em・F・G・Am・Bm(-5)」の7つのコードができます。
もう少し追加して上と同様に今度は4つ音を拾ってコードを作る(4つの音からなるコードなので"4和音"と言います)とすると、そこで形成されるダイアトニックコードは、「CM7・Dm7・Em7・FM7・G7・Am7・Bm7(-5)」と言うように、セブンスないしメジャーセブンスの音が加わったコードになります。
これらのコードは、3和音も4和音もダイアトニックスケール上の音程のみで構成されているため、ダイアトニックスケール上で展開するメロディーと調和をとりやすいコード群になります。これは、曲中でも同様で、例に挙げたコードはCメジャーキーの曲ではよく使われるコードにもなります。
これを踏まえた上で、C-F-G7-Cというコード進行を見る場合、この進行のキーは前にも触れたようにCメジャーキーになります。その上で、FやG7、Cといったコードは、ダイアトニックスケールと関連の強いダイアトニックコードではあります。しかし、これらはコードであって、スケールやキーではありません。この進行におけるFやG7といったコードを、「Cのキー」と表現するのは混乱した表現といえます。こうした表現は、一般的に言っても通じないでしょう。表現を改めるのであれば、これらのコードは「キーCにおけるダイアトニックコードに属するコード」と言うべきだと思います。
コードとスケールは、まったく別の要素であることを、きちんと整理して把握するのが良いでしょう。混同しないよう、気をつけてください。

なお、ここで長々と触れた「調」の話についてですが、これは捉えるのに少し音楽理論に関する知識を整然と把握する必要があることは事実です。ですので、寄せられている回答やアドバイスについて、それを理解するために少し調べ物をしたりする必要はあるかも知れません。この点では回答側の姿勢として、その回答を受ける方の努力に期待をかけて回答を寄せるという部分はどうしても残ると考えています。私自身の回答の姿勢はそういう考えもあり、手取り足取り理解してもらうということではないかも知れません。
ただ、わかりやすく例を挙げて表現することと、ミスリードを招く表現とは等価ではありません。わかりやすく書いても、内容が誤っていれば、結局混乱を招きます。それは、誤って伝わる危険を大きくはらむ時点で現実的・実際的な表現といえるものではないでしょう。表現については、正確を期する必要があると考えます。ですので、キーとコードとを混同させるような表現については、誤りであることをきちんと指摘しておく必要を感じます。最後までその誤りを自らの手で正す機会を持ち続けるのであればそうした毒薬も一つの手段かも知れませんが、ここはそういう機会が確実に与えられる場ではありません。一つの質問は独立したものとして、そこで完結させるのが、後に他の方がこの質疑応答を活用することも含めて考えれば妥当な姿勢だと思います。誤りが誤りのまま放置される可能性を残す上で、その場しのぎとしてそうした毒を含む教示をするのは無責任ではないでしょうか。また、その回答を読む方の理解力や、一度読むだけでは把握し切れなかったことを再読したり調べ直すなどして理解しようとする努力について、初心者だろうからという憶測を理由にして甘く見積もるのは失礼とも思います。

蛇足の話が長くなりました。音楽用語としての調について、理解を深めたいと言う場合は、ここでは文字数の制限などもあり、かなりかいつまんで要点だけを説明した内容になっています。きちんとした把握をする上では、整然とまとめられて本になっている資料を当たるのがよりよいでしょう。最近では、音楽理論のことについて、ギタリストの視点から噛み砕いて解釈している本もありますので、もし教則本の表現の意味だけに留まらず、調というものの内容について興味が湧いた場合には、そうした本を参考にして理解を試みることをお勧めします。

質問の主旨から離れている話が多くなり、申し訳ありません。たびたび失礼しました。
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この回答へのお礼

lead1976さん遅れてすいませんでした。かなり丁寧に答えてくださり感激です!コピーして読み込んでみます。今回はかなりお世話になりました。本当に有難うございます。また機会があればよろしくお願い致します。


他のご回答をしてくださった皆様も有難うございましたー♪^0^♪

お礼日時:2007/04/21 15:45

何度もすいません。

僕の回答で意味が間違って伝わると指摘されてるようです。
ですので僕の回答は読み飛ばしてください。


僕としてはlead1976さんのキーとコードの解釈も若干気になる部分があるんですが・・・
でもまあここはそれを議論する場ではないのでもうやめておまきす。失礼しました。
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#5・6です。



#7でlead1976さんが補足されてますように、キーはトニックコードとイコールではありません。
先の回答で「トニックコードすなわちキー」と書きましたが、これは誤解を招く書きかたでした。すいません。

トニックコードとは、そのキーのスケール上のダイアトニックコード(これを説明すると長くなるので省略)においてトニックの位置づけにあるもので、C-F-G7-Cの進行においてはFもG7もCのキーです。つまりこの進行自体がCのキーであり、Cメジャースケールから派生するダイアトニックコードによって成り立っているものですから、トニックコードだけが、または「Cというコードがキーである」ということではありません。

厳密に言うとキーとはスケールのことなのですが、ダイアニックスケールからダイアトニックコードができているため、スケールとコードが別のものというわけでもありません。相互に密接に関係しており、スケール音とコード構成音が完全に一致する(ダイアトニックコード)基本形から、独自のスケールやモードをコードやコード進行に当てはめ、あえてちょっと変わった響きを得る場合もあります。


ただ、こういう音楽理論的なしくみを初心者の人に説明しても、文章の固まりを見ただけで拒絶反応を示すもので、また文章だけで“それを知らない人”に的確に伝えるのはとても困難です。なので先の回答では「ぶっちゃけた話、トニックコードがCならキーはCじゃん」というニュアンスで現実的な把握方を書きました。
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この回答へのお礼

82w82さん何度も有難うございます。最近理論的な事にかなり関心があるので興味深く読ませていただきました。アドリブが出来るようになりたいので質問をさせていただいたのです。今回はかなりお世話になりました。また機会があればよろしくお願い致します。

お礼日時:2007/04/21 15:31

とりあえず、ギターの教則本で使われる表現に限れば、12のキー総てで弾けるようにするという文章の意味は、その本で例示されたコードもしくはスケールについて、それを平行移動させて各ポジションで弾くようにするという意味合いで捉えるのが良いでしょう。


例えば、マイナーペンタトニックスケールの例をとれば、図表などで6弦5fを基準としたAマイナーペンタトニックスケールの指板上の配置を紹介してあるとしたら、その配置図を平行移動して6弦6fを基準としたA#/Bbマイナーペンタトニックスケール、6弦7fを基準としたBマイナーペンタトニックスケール…というように、その配置図の各ポジションの相対的な位置関係を保全して平行移動したそれぞれのスケール12種類(1オクターブは12音で構成されるので、その関係からの12種類)について、対応できるように練習するということを言っていることになります。コードやコード進行について触れている場合でも、同様に紹介されている音程とポジションに留まらず、それを平行移動して1オクターブのすべての音程について対応できるように練習するという意味になるでしょう。
もっと砕けて言えば、スケールやコード進行などについて、TAB譜あるいは図で示されたポジションやフォームについて、その示した譜例だけではなく、それを1fずつ平行移動させていくなどして、1オクターブ分計12fの幅で、そのバリエーションを練習して慣れるということを、「12のキー」として表現しているということになります。


質問内容に対する答えとしては補足的な内容になりますが、音楽用語の上でのキーという用語は、既にあがっているように、日本語の音楽用語に直せば「調」というものになります。ハ長調、ト短調などという表現が、そのままキーにあてはまります(ハ長調=Cメジャーキー、ト短調=Gマイナーキーです。他にも、嬰ホ短調=E#マイナーキー、変ロ長調=Bbメジャーキーなどというような対応になります)。
調は、その主音になる音程の数だけあることになり、1オクターブ12音の西洋音階上ではそのすべての音程についてのバリエーションがあることになります。また、それぞれの主音に対して、長調と短調の区別もありますので、1オクターブに含まれる12の音程のそれぞれについて長調と短調の二つずつが存在し、それを合わせると24のキーが存在することになります。
これは、特定の曲において、その曲がどういう音階を基準としているかを端的に示すものです。質問文に挙がったような表現については、この解釈を少々拡大して捉える必要があるでしょう。

キーというのは、砕けた捉え方をすれば、曲中で使われているスケールを示すものです。ハ長調であれば、ドレミファソラシの7音で1オクターブが構成されるCメジャースケールに含まれる音程が中心として使われていることが伺えます。また、それに伴ってダイアトニックコードと呼ばれる、そのスケールと調和しやすいコード群なども特定することができ、それぞれのコードとキーとの関連についても特定することができます。(なお、キーはスケールを示すものであって、コードとは別のものです。「トニックコード=キーの主音をルートとするダイアトニックコードの一つ」であって、「トニックコード=キー」ではありません。)
曲のキーの割り出し方についてですが、基本は曲の最後の音と、曲中でよく使われる音程やコードによって判断することになるでしょう。曲の展開は基本として、不安定さを感じさせる響きなどから、安定を感じさせる音や響きに"解決"するように展開します。また、その安定を感じさせる音程については、キーで示される主音(=トニック)が中心となる性質があり、主旋律が最終的に行き着く音程はそのトニックであることが多く、またそれと同様にトニックをルートとするダイアトニック・コードによってその安定感を強調されるケースが多くなります。そのため、既存の曲についてそのキーを割り出す上では、曲の冒頭よりも曲の展開の落ち着くところ(曲の最後)の、主旋律の最後の音程とその区間のコード(のメジャー/マイナーの別)を取ることで判断するのが妥当といえます。
例えば、曲の展開が落ち着く部分での主旋律がC、コードがCmであれば、キーはCマイナーキーと判断されますし、曲の最後の音程がG、コードがGM7であれば、Gメジャーキーと判断されます(キーはコードではないので、Gメジャーセブンスキーなどというものにはなりません)。もう一つ例えれば、C-F-G7-Cというコード進行については、G7からCに移る時に強い解決感が感じられるはずで、この解決感があることからCがトニックでありCメジャーキーであるということが判断できます。また、Eb-Cm-Fm7-Bb7というコード進行においては、このBb7のコードの響きはこのつながりの中では最も不安定な響きを感じさせるドミナントコードで、ここで展開が終わるのはコード進行上不自然です。コード進行の展開の上ではこの後にEbコードが続くことでそれを解決して終止するのがセオリーでしょう。そのため、この進行ではBb7の後にEbコードが続くとみてそれを補完したEb-Cm-Fm7-Bb7-Ebというコード進行で捉え、Ebがトニックにあたる音程であり、Ebキーであると判断するのが妥当だと考えます。


蛇足の話が長くなりましたが、とりあえず教則本でいわれる12のキー総てで練習というのは、冒頭に書いたように、その例示されている譜例や図のポジションだけでなく、それを元に少なくとも0~12fまでの範囲で1fずつ平行移動して各ポジションで練習することを指していると捉えるのが良いでしょう。この件に関しては、ジャンルによってどういうキーが好まれる、よく使われるという話とは切り離して、運指練習に焦点を置いて捉えることをお勧めします。ギターのフレットの間隔や弦から指先に感じる反発力はポジションによって違うので、各ポジションの相対関係を維持したまま平行移動させた場合でも、ハイポジションではフレット感覚が詰まることで指先の運びがシビアになり弦のレスポンスも柔らかくなる、ローポジションではフィンガーストレッチがきつくなり弦の反発も固くなるなど、厳密な指遣いの感覚は若干変わってくるはずですので、そのことを考慮に入れて、教則本の勧める通り、いろいろなポジションで滞りなく指を遣えるように練習するのが良いでしょう。

参考まで。
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#5です。



すいません。書いてから気がついたんですが、そもそも「キー」が何かわからないのですね?

キーとは、
曲のコード進行の中においての響きの性格から分類して、コードは「トニック」「サブドミナント」「ドミナント」に分けられます。
そのうち「トニック」コードはいちばん始まり感というか終わり感というか安定感というかが強いコードです。
C-F-G7-Cという進行ならCがトニック、E♭-Cm-Fm7-B♭7ならE♭がトニックです。
簡単に言ってしまえば、このトニックコードがキーです。

またジャンルを問わず曲の一番最初のコードがトニックコードすなわちキーのことが多いです。
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すでに回答が出ている通りですが、表記は#より♭表記が一般的です。


すなわち、

C / D♭ / D / E♭ / E / F / G♭ / G / A♭ / A / B♭ / B

プラスそれぞれのマイナーキー

となりますが、ジャンルによってよく使われるキーとあまり使われないキーがあります。
ロックやブルースではEやAが多かったり、フォークではCとGなんかが多かったり。
ジャズではメジャーキーで言うとF・B♭・E♭・A♭・G・Cのキーが多いです。BやEやAなどはあまり使われません。(もちろん例外はあります)
ポップスではボーカルの音域に合わせてキーを決めることが多いので、どんなキーでも不思議じゃありませんが、できればこれらよく使われるキーのどれかにするとバンドの場合キーボードや管楽器が演奏しやすいのです。

キーボードや管楽器をやる人も全てのキーを練習するのがタテマエですが、これらの楽器はキーによって指使いがずいぶん違うので、よく使われるキーから集中して練習するもので、実際いくつかの一般的なキーしかマスターしてない人が多いです。

なので個人的には、プロを目指したりとかでない限り、ギターも全てのキーを必ずマスターする必要はないと思ってます。
それにギターは他の楽器と違ってフレットをずらせば同じ指使いでいける便利な楽器なので、いくつかのキーで練習すればめったに使わないキーでもわりと簡単に対応できます。
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音楽用語で Key とは「調」のことです。

西洋音楽には全部で24のKey が有ります。12の長調と12の短調です。この場合「12のKEY全て」ということは、恐らく長調のことではないかと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF
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この回答へのお礼

thepianomanさん遅れてすいませんでした。そういえば紹介サイトは結構有名ですよね。 見落としていました^-^;>。
今回は有難うございました。また機会があればよろしくお願い致します。

お礼日時:2007/04/21 15:48

C / C# / D / D# / E / F / F# / G / G# / A / A# / B



の12個の 単音、又は、和音コードの事かな。
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この回答へのお礼

zaqxswさん遅れてすいませんでした。結構基本的な事って見逃しがちになってしまいます・・・^-^;>。今回は有難うございました。また機会があればよろしくお願い致します。

お礼日時:2007/04/21 15:10

こんにちは



Keyとは調のことです。
C(ベースはド)
C#(Db)
D
D#(Eb)
E
F
F#(Gb)
G
G#(Ab)
A
A#(Bb)
B
全部で12です。短調(マイナースケール)も入れると増えますね。
曲がどの調であっても弾けるようになりましょう、ということです。
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この回答へのお礼

Bubbcaさん遅れてすいませんでした。ご回答有難うございます。
♭がそういえばありますよね。忘れてました・・・^_^;>。
今回はお世話になりました。また機会があればよろしくお願い致します。

お礼日時:2007/04/21 15:06

C・C#・D・D#・E・F・F#・G・G#・A・A#・B



の各スケールのことです。
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この回答へのお礼

i_am_tiredさん遅れてすいませんでした。一番に有難うございます。
また機会がありましたらよろしくお願い致します。今回は有難うございました。

お礼日時:2007/04/21 15:03

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