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建築士独学中です。

鉄筋コンクリート造の柱の設計で、
「柱の断面は、短期軸方向力をその柱のコンクリート全断面積で除した値が、
コンクリートの設計基準強度の1/3以下となるように設定する」
とありました。
コンクリートの短期許容圧縮応力度はFc*2/3(Fc:設計基準強度)なので「2/3以下」では?
と思ったのですが、どこかで勘違いしているのでしょうか?

A 回答 (2件)

コンクリートの許容圧縮応力度は、設計基準強度に対し、長期FC*1/3、短期FC*2/3ですが、鉄筋コンクリート柱の軸方向力に対する耐力の比、つまり軸力比は、設計基準強度の1/3以下となるように設計します。



柱の場合、軸方向力と曲げを同時に受ける場合が殆どであり、かつ、軸方向力の影響によって、曲げ耐力が変化します。柱に作用する曲げ耐力を十分に発揮するためには、軸力の許容負担率をある程度低減する必要があります。その割合が基準強度の1/3という事です。

概要は以上ですが、鉄筋コンクリート構造の柱の設計に関する書籍ならば殆どの書籍に詳細が記されていると思います。
以上、参考にしてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
曲げ耐力を保障するための規定値の差だったんですね。
今度、書籍で確認してみます。

お礼日時:2007/04/24 23:03

短期応力設計には短期許容応力で設計します。


よってコンクリートの設計基準強度の1/3以下となるように設定する>
とあるのは短期圧縮応力度になるのでコンクリートの設計基準強度の3分の1の2倍であなたの考えているとおりです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やっぱり誤植なんですかね・・
肝が間違っているのはかなり致命的な参考書かもしれません・・

お礼日時:2007/04/23 22:33

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