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映画「フォーリング・ダウン」(マイケル・ダグラス主演)
の冒頭に、自動車のプレート・ナンバーに「Dーfence」と出てきますが、
どういう意味なのでしょうか?
ランダムハウス英和辞典には、
「国防国益上の政治指示のニュース自主差し止め」とありますが、
どう解釈したらよいのでしょうか?
また、映画「アンジェラの灰」一通り見ましたが、
主人公のアンジェラが死ぬような事もないのに、
このような題がついているのは、なぜでしょうか?
映画に詳しい方、ぜひ教えてください。

A 回答 (4件)

ナンバープレートは「D-FENS」だったのではないでしょうか。

映画の記憶が曖昧だったので英文データベースで確認したところ、ダグラス扮する男はdefense industry(防衛業界)に勤めていたようですね。つまり、国防関連の仕事をしているのです。

米国のナンバープレートのシステムについては#1さんがお書きになっている通りで、アメリカに行くと、面白いもじりを効かせたプレートをたくさん見かけます。たいていは職業は趣味など「自分がプライドをもって入れ込んでいるもの」を掲げています。

「D-FENS」のような略し方は、日本で国税局査察部を「マルサ」と呼んだり木村拓也を「キムタク」と呼ぶのと同じで、パンチを効かせる意味でよく使います。よく使うというか、表音文字であるアルファベットで「D-FENS」をそのまま(いわゆるローマ字読みで)読むと「defense」の発音と同じになるわけで、「読めばわかるよね」という感じで、各自がわりと勝手に綴りを作るのです。ナンバープレートの文字を6桁に限っているのも略す一因ではありますが。

要するに、通称「D-Fens」とも名乗るこの男、右翼的で潔癖なキレ・キャラのクレーマーなわけですよね。深読みすると、「守るべき俺自身は悪くない。悪いのは敵であるあいつらだから、武力で制せねば」という論理で動いている男なのかもしれません。つい先日、日本でも似たような人が大変に不幸な事件を起こしました。

ちなみに、勘違いしていたらごめんなさい。これって、交通渋滞ばかりを及ぼす道路工事にキレて銃を撃ちまくる映画じゃありませんでしたっけ? ダグラスの映画にそんなのがあって、あのシーンだけはすっごく感情移入してしまいました。いくら説明を聞いても税金の無駄遣いとしか思えない工事、日本じゃ、多いですからね。でも、そういうのは人のせいではありません。社会も政治もみんな、住民や市民のひとりひとりが自分のことと思って作っていくものですよね。アメリカも個人個人が自分のことと思って国を動かすお国柄だからこそ、たまに身勝手な事件があるとニュースになるのでしょう。

参考URL:http://us.imdb.com/title/tt0106856/maindetails
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この回答へのお礼

参考になるご回答ありがとうございました。
日本社会とアメリカ社会の比較がおもしろいですね。
確かに、マイケル・ダグラスが銃を撃ちまくる映画です。
「D-FENS」の意味がよくわかりました。
親切、丁寧に、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/29 10:45

こんにちは


蛇足かもしれませんが、
「アンジェラの灰」
の後の物語が「アンジェラの祈り」
という題で邦訳されています。
この本なかで母親の死が語られています。
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この回答へのお礼

なるほど、「アンジェラの祈り」
という題があるのですね。
勉強になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/04/22 20:39

「アンジェラの灰」のタイトルについては、アンジェラの死後、子どもたちが遺灰を故郷のアイルランドに返しに行くことが由来だそうです。


原作者の最初の構想はそのシーンまでだったのを、出版社側が「それでは長すぎる」と渋ったため、ニューヨークに旅立つ場面までで切り、タイトルはそのままで刊行したという説明が、こちらにありました。
http://www.asmik-ace.com/Angela/Column.html
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この回答へのお礼

映画「アンジェラの灰」は、長編の物語なのですね。
アイルランド移民の苦難をよく描き出している
とおもいます。
ケネディはアイルランド系の大統領でしたが、
暗殺されてしまいますし、
新聞では、イギリスに支配されている
北アイルランドのベルファストなどでの
IRA(アイルランド共和軍)の活動が騒がれています。
私たちにとっても、無関係でいられませんね。

お礼日時:2007/04/22 15:14

こんにちは


「フォーリングダウン」はずいぶん前に見たきりなのですが・・ 私的な意見ですのでご参考までに。

アメリカでライセンスプレートを取得するとき、有料で自分の好きな数字やアルファベットを選ぶことが出来ます。
(以前住んでいた州では最大6字まででした)
この場合の「D-fence」は、単に「Defense」=防御・防衛などの意味なんじゃないでしょうか?
よくバスケットボールなどで使う『ディーフェンス!(しっかり守れ!)』くらいの感じで。
たしか主人公マイケル・ダグラスが、日常生活の中で徐々にキレていく内容でしたよね?
何かから自分を守ろうとする主人公の意思があわられているのではないかな?とちょっと思いました。

詳しい方からの回答がつくといいですね。自分も楽しみにしています。

ちなみにこのdefenceのスペルは英国英語みたいです。(米語はdefense)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考とさせて頂きます。
この映画はアメリカ社会を、
よくあらわしているような
かんじがします。

お礼日時:2007/04/22 14:11

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