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 知り合いから、ここ数年子ども(20代後半)から金銭の要求をされて困っていると相談されました。
 お金を渡さないと怒鳴り散らし大荒れになるそうです。ただ、俗に言う、不良と言うものではなく、引きこもり気味の子どもとの事です。
 現在、その子どもは一人暮らしをしており、月に10~20万程度要求してくるそうです。仕事はしていません。親から仕事をするように言われてもまったく聞く耳を持たないようです。また、実家での生活も拒否するようです。
 このような事例はどういった機関に相談するべきでしょうか?

A 回答 (3件)

こうしたケースを扱ったことはあります。



先ず、子供が社会に適応して成人として生活できないことの不満を親に向かって表現しているのです。しかし、金銭を渡せば、子供の社会適応能力は育ちません。ですから、金銭は渡せないのです。

さて、第一に疑うべきなのは、子供の精神疾患です。これは後天的・あるいは先天的なケースがあります。精神疾患の判定は専門医でなければ、極めて難しいので、根気よく調べる必要があります(私の扱ったケースでは、両親、家族が医者であったのに、子供の精神疾患に長期間気がつかなかったケースでした。私から見て、私の扱ったケースは典型的な障害例でしたので、精神科での検査を行って貰いました)。例えば、子供がゲーム、数字、音、光に過敏、などの特異な反応を示す場合、こうした疾患が考えられます。

次に、子供を親と面会させないように第三者を入れ、子供にも十分に説明します。そして、金銭や住居はこの第三者が管理するようにします。私の場合、私が住居を提供し、生活費を負担しました。そして、ここで再教育を行うわけです。この場合、子供の社会能力や生活能力を再建する作業に入ります。

私のケースでは、高校は不登校で、形式的に卒業しただけ、というケースで、対人折衝能力が全くないというケースでしたので、目を見て挨拶する、などの基本からトレーニングしました。

こうした精神疾患は、性別に特異的です。私の扱った場合も、対象者は男性でした。

私がやったようなことをやってくれる機関があるのか?ということをお答えできないことは申し訳なく思います。私の場合は、たまたまでした。

私の扱ったケースでは投薬などにより気分の安定化を図った上で、基本的な社会訓練を時間をかけて行う方法でした。とにかく、お金と時間と労力がかかります。親が自分で直面しようとすると、良い解決にはならないと思います。
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子どもに知られないように、こっそり引っ越してしまってはどうでしょう。

住民票はそのままにして…。
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これではご家族で解決できません。


下記のひきこもりの若者にはカウンセリングや自立を促す施設があります。一度ご相談されるようお薦めしてはいかがですか。


http://www.khj-h.com/rinku.htm
全国引きこもりKHJ親の会・リンク集
KHJ親の会関係/医師・カウンセラー・居場所 ... 当施設は、不登校や引きこもりで深刻な悩みを持っている青少年・児童生徒及び保護者の相談や依頼に応じ、社会や学校に復帰させる事を目的として、家庭や社会(学校等も含む) ...

萌の会:KHJ西東京
全国引きこもりKHJ親の会西東京支部。月例会、会報、会則、フォトギャラリー等。 ... 萌の会は引きこもりの子供を持つ親の自助グループです。 月一回の例会を中心に、精神科医・カウンセラー等の講演、各種情報交換や親同士の親睦を深めるための活動を行っています。 ...
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若者自立塾   福岡県。ニートや引きこもりの若者対象に労働体験やカウンセリング実施
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