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レーニンジャー生化学という本の「エピネフリンとグルカゴン作用のカスケード機構」のところで、「筋細胞ではエピネフリンが、肝細胞ではグルカゴンが特異的な細胞表面受容体に結合することによって、GTP結合タンパク質Gsαを活性化する。活性型のGsαはc
AMP濃度の上昇の引き金となり、PKAを活性化する。そしてPKAリン酸化のカスケードを作動させる。すなわち、PKAはホスホリラーゼbキナーゼを活性化し、ホスホリラーゼbキナーゼは次にグリコーゲンホスホリラーゼを活性化する。このようなカスケードは、最初のシグナルを大きく増幅させる。結果として起こるグリコーゲンの分解によってグルコースが供給される。グルコースは、筋細胞では(解糖を介して)筋収縮のためのATPを提供することができ、肝細胞では低血糖に対処するために血中に放出される。」とあるのですが、ここで質問があります。 (Q)上記の「結果として起こるグリコーゲンの分解によってグルコースが供給される。グルコースは、筋細胞では(解糖を介して)筋収縮のためのATPを提供することができ、・・・・」のところなのですが、
この筋細胞の反応は『グリコーゲン→グルコース1ーリン酸→グルコース6ーリン酸→フルクトース6―リン酸→フルクトース1,6ビスリン酸→→ピルビン酸→オキサロ酢酸→PEP→→→グルコース6-リン酸→グルコース→ATP』という「・・・→解糖→糖新生(これよりグルコースができる)→ATP」の反応と考えていいのでしょうか?どうかわかる方はよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 筋細胞がグルコースを取り込んだあとの糖代謝に関しては、解糖系からTCA回路、呼吸鎖電子伝達系を経てのATP合成という通常の代謝経路が主です。


 この他に、クレアチンを含む反応系を介した素早いATP合成の経路もありますが。

 糖新生経路は、事実上「解糖系の逆経路」に相当します(全くの逆反応というわけではありません)が、グルコース-6-リン酸→グルコースの反応を触媒する酵素が肝臓と腎皮質にしか存在しないため、この2ヶ所(腎臓の1対を各々1個とすれば、3ヶ所)でしか見られません。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明ありがとうございます。この回答を参考にして調べたら、確かに似たようなことが書いてありました。

お礼日時:2007/05/01 12:43

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