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次の文の解説をお願いします。文脈はありません。

(1)From a strictly scientfic point of view, history can't be called a science.

訳:厳密な科学見地から言って、歴史は科学とはいえない。

この文で、どうして「history」には「a」がついていないのに、「science」には「a」がついているのでしょうか?辞書で調べてみると、漠然と「歴史」という意味を表すなら不加算名詞なので、「a」つかないことは理解できます。でも「science」は辞書で調べてみると、1番目の意味には「科学(不加算名詞)」2番目の意味には
「{U・C} (学問としての)科学;自然科学、[複合語で]・・・学、・・・科学」
とこのように書いてあります。aがつくところから意味は2番目の意味で間違いないと思いますが、どうしても納得できません。この「a」がつく理由とこの「a」がなければニュアンスはどう変わるのかを教えてください。

(2)It has been announced that railway fares will be raised be 10 persent on and after March 1st.

訳:3月1日から鉄道運賃が1割上がると発表された。

この「on and after」ですけどこれをどう解釈していいかまったくわかりません。辞書でも調べましたが、ぜんぜんわかりませんでした。

(3)The boy more than justified the favorable opinion they had formed of him.

訳:その少年は、彼らが彼を信用したのが間違いでなかったのを十二分に証明した。

参考書のこの文の解説には「form of a favorable opinion of ・・・」で「・・・を信用する」と書いてありますが、あとの「formed of him」ってのは「the favorable opinion」が「formedとof」の間に省略されているのでしょうか?あとどうして「form of a favorable opinion of ・・・」で「・・・を信用する」と解釈するのでしょうか?

質問だらけですいません。結構調べましたが、わからなかったので質問させていただきました。解説お願いします。

A 回答 (9件)

ひつこくなりますが、もう一回だけ書きます。



history can't be called a science

今まで、history を「確立された学問の一分野」のように書きましたが、ニュアンスとしては、そうなる前の「漠然とした歴史とでも言うもの」と言う意味で使われているとするのが一番正確であるはずです。

そして、この文章の意味をより詳しく述べれば、「漠然とした歴史とでも呼ぶものは、どう考えても、物理や化学と同じような科学の一分野にはなりえない」と言う意味でしょう。
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この回答へのお礼

本当に丁寧なご解説ありがとうございました。おかげで完全に理解できました。

お礼日時:2007/04/28 20:50

読み直して、あまりいい説明ではないなと感じ、もう一度書きます。



history can't be called a science.

ここで言っているhistory は、確立された学問分野の固有名詞です。他には、physicsとかchemistryなどがあります。どれも、普通は、a もつかず、複数形にはなりません。

science は、二つの意味を普通持ちます。一つは、大まかに「科学」と言う場合で、民俗学とか考古学、経済学なども含む、大まかな意味です。「僕は科学が好き」と言う時の「科学」です。

もう一つは、具体的な、学問分野の一つ一つを表します。つまり、具体的なものがいろいろ想定されていて、物理、化学、天文学、民俗学、経済学などと同じ性格を持った、確立された学問分野という意味です。

history can't be called a science.
最初に歴史と言う一つの確立した学問名をあげているので、それに対応するのは、大まかな意味での科学ではなく、科学と呼ぶに値する一つの学問分野という意味の a science が使われるわけです。
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付け加えです。



people と言う単語を思い浮かべてください。

普通は、不可算というかa が付かず、複数形にもならず、「人々」という意味で使います。
しかし、a people で「ある民族、一つの民族」と言う意味になります。

どちらも、実質的には、「ある一定規模以上の人間の集団」を意味しているだけですが、a が付くことによって、日本人、漢民族、アングロサクソンなど、いろいろ民族があるうちの、どれだか分からないが、ある一つと言う意味になるわけです。

「歴史」というのは、ここでは、一応、物理とか化学とおなじ学問の一分野と言う意味で使われているので、それに対応させるために、科学の一分野と言う意味で、a science としているわけです。

No3.のkomimasaHさんのご回答と同じことですね。
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history can't be called a science.



訳:厳密な科学見地から言って、歴史は科学とはいえない。

具体性の違いです。aがつくと言うのは、「新情報」と言う意味を含むので、ここでは、「歴史は科学と言うものにはなりえない」のような意味で使っているからです。つまり、一般に科学と言われている化学、物理などのように、「再現性があるかどうかを実験して確認ができるもの」にはなりえないと言っているわけです。

aがつくことによって、「新しく生まれる」、「他にもいろいろある」などのニュアンスを付け加えることが出来ます。

history can't be called a science.
ここで言っている歴史とは、数学とか物理と同じ、学問名ですから、不可算です。また、ここでの「科学」とは、数学とか物理と同じ様に科学的に確立した学問の一分野と言う意味ですから、幾つか同じようなものがあるうちの一つと言う意味で、可算になってい、a が付いているわけです。
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No.2です。

早速のお返事を有難うございました。補足質問にお答えします。

<なら、この二つって文の中で出てきた場合って、文脈から判断するしかないのでしょうか?とくに「the science」なんて出てきたら、辞書で調べた、(1)と(2)両方でも解釈できるから、それでもやはり文脈頼りですか?>

その通りです。ただ、個々の学問(歴史、数学、科学など)には定冠詞もつきませんから、the scienceとなっていたら「その学問」という学問総称として、可算名詞として使われていることになります。例:
the history、the mathematics、the scienceは個々の学問を指す時、全て間違いです。
the science of language「言語という学問」→「言語学」はOKです。

Scienceに限らず、可算・不可算両方の用法のある名詞は、theなどがついても複数形なら、可算名詞にはsがつきますから、複数の場合は判断できます。しかし、単数になると、それが可算・不可算どちらの意味で使われた単語なのか、形からは判断できないので、文脈からしか判断するしかありません。例:

the glass「そのガラス」
the glasses「その数々のコップ」
ガラスは不可算ですから単・複同形になります。「そのコップ」がこのように複数の場合、可算だとわかるので「コップ」のことだとわかります。しかし単数の場合、the glassになりますから、ガラスかコップかは文脈からしか判断できません。

これは、glassやscienceに限らず、可算・不可算両方の用法のある名詞は、文脈からしか判断できないことも多々あるということです。

以上ご理解のヒントになれば、、、、。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。まだ少しわからないところがあるんですが、正直どこがわからないかよくわからないので、今夜整理して明日質問させていただきます。

お礼日時:2007/04/28 02:05

こんにちは!



生意気言ってすみませんが、御質問は、伸びる人の御質問ですね。

(1)From a strictly scientfic point of view, history can't be called a science.

まず、現行の英和辞典に、UとかCとかつけ始めたのは、Hornbyという人だそうです。それは、あまりにも日本人が、冠詞や単複を間違えるためだったそうです。しかし、本来は、どの名詞も、可算、不可算が固定的に決められるものではないわけで、例えば、appleにしても、Uとか書いてある辞書はないでしょうが、物質名詞として扱えば、U用法もあるわけです。

「歴史」という学問は、抽象的な概念であって、1つ2つと数えられませんから、Uです。scienceも、「科学」という学問として抽象的に考えているならUです。しかし、「科学分野、学問分野」という意味で考えているときは、いろんな種類があることがイメージされます。あなたの大学では幾つの学問分野が教えられていますか?と聞くようなときには、明らかに1つ2つと数えられるものとして捉えられているわけです。


(2)It has been announced that railway fares will be raised be 10 persent on and after March 1st.

もし、after March 1stとだけ書くと、必ず、3月1日は含まれるのかという疑問が生じます。それを避けるために、on and after としています。

(3)The boy more than justified the favorable opinion they had formed of him.

ofには元々、「~についての」という意味があります。だから、the favorable opinion (⇔)of himと、醜女の深情けのように(?)何が何でも、of をopinionにしがみつかせなくとも、「彼らが彼に【ついて(=of)】形成した好意的な意見」と考えても充分に成立するわけです。そのあたりは、大らかに全体的に捉えていいところだと思います。
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この回答へのお礼

>>御質問は、伸びる人の御質問ですね。
お褒め言葉ありがとうございます。

ただ抽象的に科学と考えるなら不加算。科学分野・学問分野なら、加算と考えればわかりやすいですね。よく考えれば、たしかにそれなら、不加算・加算の理由がわかりますね。
ご解説ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/27 23:01

(1)aがつくのは、歴史は科学の一部門ではない、ということだからです。

aがないと、歴史学の全体=科学の全体ではない、ということになり集合論的にありえない叙述になります。
(2)on and after March 1st は3月1日「以降」という意味です。
onで3月1日 afterでその後(3月2日以降)
(3)
あとの「formed of him」ってのは「the favorable opinion」が「formedとof」の間に省略されているのでしょうか? そうです。
あとどうして「form a favorable opinion of ・・・」で「・・・を信用する」と解釈するのでしょうか?
直訳は「彼について好ましい評価を構成する」これを意訳したものでしょう。
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この回答へのお礼

ご解説ありがとうございました。また一歩前進できました。

お礼日時:2007/04/27 22:45

こんにちは。

いつも頑張っていらっしゃいますね。

1.scienceと不定冠詞:

(1)scienceが不可算の場合:
歴史、数学といった学問の呼称は、不可算名詞になります。ですから、科学という学問の一分野は同じく不可算で不定冠詞もつきません。

(2)scienceが可算の場合:
学問を(1)のような個々の諸学の総称として「学問」と呼ぶ場合があります。「歴史、数学、科学などの学問」という場合の「学問」がそれにあたります。この時「学問」は集合名詞になります。

集合名詞には
a)全体としてまとまった集合体:不可算
b)集合体を構成する成員:可算
の2つを表す場合があり、bの場合は可算扱いになります。例:

a) His family is large.「彼の家族は大家族だ」
家族を一つの塊・集合体としてとらえるので、不可算。
b) His family are all tall.「彼の家族はみんな背が高い」
家族を一人一人の構成員としてとらえるので、可算。

例文のa scienceは、「歴史などを含む諸学門の中の一つの学問」として扱われていますから、ここでは可算名詞になるのです。ご質問文のa scienceの使い方は、下記のbになります。

a) I major in science at the university.
「大学で科学を専攻している」(特定の学問として不可算)
b) History is most interesting among lots of sciences.
「歴史は数ある学問の中で、一番面白い」(諸学問のひとつとして可算)


2.on and after:

ここで前置詞onは「~に接して」の意味で使われており、日付の前につくonと同じ用法です。
afterは「~以降」の意味で使われています。従って、
on and after March 1st=on March 1st and after March 1st
となり、「3月1日当日と3月1日以降」を行っていることなり、抄訳で「3月1日から」となっているのです。この表現は3月1日も含みます。


3.the favorable opinion they had formed of him:

<参考書のこの文の解説には「form of a favorable opinion of ・・・」で「・・・を信用する」と書いてありますが、>
とありますが、form a favorable opinion ofが正しいと思います。

この個所は、opinionとtheyの間に、目的格の関係代名詞thatが省略されており、先行詞はthe favorable opinionになります。この先行詞を関係詞の中に戻してみると、

they had formed the favorable opinion of him
「彼らは彼に好ましい考えを抱いていた」→「彼を信用していた」
となり、SVOの第3文型になっています。この目的語であるthe favorable opinionが先行詞として前出されたものです。

justify「正しいと証明する」を使って文全体の直訳は
「その少年は、彼らが彼に対して抱いていた、信頼を、正しいものであると十二分に証明した」となりますが、日本語としてきれいにまとめるため、「彼を信用していたことが、間違いでなかったことを、十二分に証明した」となっています。

以上ご参考までに。

この回答への補足

確認したいことは下のことです。

「science」というのは「history」と同じ漠然と歴史を指すときには不加算名詞。そして諸学問(数学・英語 etc)・科学分野(物理学・生物学etc)などの個々をあらわすときは、可算名詞ってことですよね?なら、この二つって文の中で出てきた場合って、文脈から判断するしかないのでしょうか?とくに「the science」なんて出てきたら、辞書で調べた、(1)と(2)両方でも解釈できるから、それでもやはり文脈頼りですか?ご解説お願いします。

お礼を書き忘れてしまったのでお礼を言わせてください。ご解説ありがとうございました。

補足日時:2007/04/27 22:42
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この回答へのお礼

冠詞って難しいですね。でもParismadamさんのおかげで一歩前進できました。ただちょっと確認したいことがあるので補足質問のほうも見てください。

お礼日時:2007/04/27 22:27

(1)


そのものズバリの用例に出会ったことはないのですが、
この場合、"a science"とすることによって、
「一つの科学」「科学の一つ」というニュアンスが生まれます。

aが付かなければ、
歴史=科学 ではない(歴史≠科学)、のニュアンス。
このとき、歴史と科学とは対等な関係です。

aが付けば、
歴史∈科学 ではない、つまり、科学から仲間はずれ、のニュアンス。
aが付くことによって、歴史という学問は科学より下であるという、さげすんだような意図が感じられます。


(2)
on and after March 1st は、そのまんま
「3月1日当日と3月2日以降の日」
という意味です。
ですから、
「3月1日から運賃が上がりました」


(3)
>>>
「formed of him」ってのは「the favorable opinion」が「formedとof」の間に省略されているのでしょうか?

そうではありません。
the favorable opinion のすぐ後ろに来る関係代名詞のthatが省略されています。すなわち、
the favorable opinion (that) they had formed of him.
直訳すれば、「彼らが彼に関して形成した好意的意見」
関係代名詞を使わないで、they を主語にして元の形に戻せば、
They had formed the favorable opinion of him.
です。

>>>
あとどうして「form of a favorable opinion of ・・・」で「・・・を信用する」と解釈するのでしょうか?

「form of a favorable opinion of ・・・」ではなくて、
「form a favorable opinion of ・・・」ですよね?

上記と同様ですが、
「彼についての好意的意見を形成する」
  →「彼を(人間として)信用する」
ですね。
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この回答へのお礼

「form of a favorable opinion of ・・・」じゃなくてたしかに「form a favorable opinion of ・・・」でした。
関係代飯の目的格が省略されてたんですね。確かにそう考えればしっくりきますね。ご解説ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/27 22:10

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