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公定歩合ってそもそもなんですか?
定義と金融政策における役割などもあわせて、教えていただけると
うれしいです。

A 回答 (3件)

民間銀行に対して、日本銀行が通貨を貸しだす際の金利のことです。


公定歩合は日本の金利水準を代表する金利であり、その操作は金融 政策上、非常に重要な意味を持っています。公定歩合操作が市場に 与える効果にはコスト効果とアナウンスメント効果の二つがあると 言われています。

前者は公定歩合が引き上げられると、民間銀行の 借入コストが上昇し、投資者への貸出金利も引き上げられるため、金融が引き締まるという実質的な効果。
後者は、公定歩合が引き上 げられることで景気上昇が抑制されるという予想を企業や個人に持たせることで追加投資や追加借入を控えさせるという心理的な効果のことです。

参考URL:http://byair.myrice.com/dic/073.htm
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>民間銀行に対して、日本銀行が通貨を貸しだす際の金利のことです


この他、民間金融機関が日銀に満期前の手形を持ち込んだとき,それを
割りびいてもらう割引率という意味もあります。
割引率が低いほど金融機関が受け取る額が大きくなるので,金融緩和の
効果があることになります。
つまり,市中にマネーサプライが多く流れることになるのです。

どちらの意味にせよ、公定歩合が低いほど金融緩和になります。
アメリカではアナウンスメント効果が強いようです。
これは新聞でよく取り上げられる話題ですね。
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【公定歩合】


一国の中央銀行(日本では日本銀行)が,市中金融機関に貸し出しを行う際に適用される基準金利。公定歩合の引き上げ・引き下げは中央銀行により,市中の通貨量や金利を調節する手段とされる。

金融政策としては、景気がよくなり経済成長が行き過ぎると、インフレやバブルになる危険性があるので、当局は公定歩合を引き上げます。
金利が上がると、預金をする人が増えます。すると必然的に消費も縮小され、好景気にストップをかけます。また、貸出金利も上がることで、おカネを借りる企業も減少し、設備投資が縮小されます。
反対に不景気になると、金利を下げることで、企業がおカネを借り易くして、設備投資を推奨します。また、国民は銀行に預金しても金利が低いことから、消費や株式投資などおカネが市場に流れやすくなります。

参考URL:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/koutei …
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