プロが教えるわが家の防犯対策術!

バスケットボールの審判について勉強しています。
シュートしようとしている選手の体にディフェンスが触った場合
触れる程度の接触でも
ファールを取ってしまってかまわないのでしょうか?

またシュートをしようとしている選手の腕を
ディフェンスが叩いた場合の審判のジェスチャーとしては
審判の腰の位置辺りで手首をクロスさせるような
ジェスチャーで合っていますか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

公認審判の立場で回答させていただきます。


ファウルが成立するためには3つの条件があります。
1 接触の事実があること
2 その接触がどちらか(オフェンス、ディフェンス)の責任により起こったこと
3 その接触により、接触を受けた側のプレイに影響があったこと

1については当然ですよね。触れ合いがあった「らしい」といってファウルを取り上げてはいけない、ということです。
2は、例えば二人のちょうど真ん中にリバウンドボールが落ちてくるような場合、その二人がともにボールに飛びつけば当然接触が起こると思われます。またはポストプレイでは二人のプレイヤーがよい場所を確保するために、よく「押し合い」のような現象が起こります。このような場合、片方のプレイヤーが相手に対して一方的に接触を起こしているわけではありませんので、どちらがその接触に責任が大きいかを判断しなくてはいけません。ちょうど交通事故が発生した際の責任割合を考えるのに似ていますよね。
3は、いくら接触があっても、接触を受けたプレイヤーがまったく影響を受けずにプレイを続けられるなら、それをいちいち取り上げて試合を中断させない方がよい、ということです。

この原則に従って我々はファウルを判断しますので、軽い接触でも取り上げることもあれば、かなり激しい接触でも笛を鳴らさないこともあるわけです(それを知らないコーチやプレイヤーにはかなり文句を言われることもありますが)。
nagi13579さんの質問されているような場合でも、シューターに対してディフェンスが触れ(1と2が成立)て、それがシューターに「影響を与えた」のならば(3が成立)ファウルとして取り上げるべきです。

シグナルに関しては、ご質問の場合「イリーガル・ユース・オブ・ハンズ」となります(ハッキングという用語は現在は使われていません)。ルールブックでは「手首をたたく」となっていて、合図をどこで出すかまでは言葉では書いてないのですが、図では胸か顔の前くらいで合図を出しています。腰の位置よりは自然なような気がしますが、合図の目的は「どのような判定(処置)をしたか、周囲にはっきりわかるようにする」ことですので、どちらでも構わないと思います。

この回答への補足

詳細な説明ありがとうございます。
やはり審判はかなり難しいみたいですね。
プレイヤーやコーチに納得してもらえるような
笛を吹けるように努力したいと思います。
ありがとうございました。

補足日時:2007/05/04 10:53
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 シュートはデリケートですから、触れる程度であっても影響ありと見ればファールは成立します。

ただし、DEF側に触れ合いの責任がある場合に限ります。
 ジェスチャーはそれで良いと思います。(「ハッキング」ですね)
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この回答へのお礼

ご解答ありがとうございました

お礼日時:2007/05/04 10:53

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