ちょっと調べて、わからなかったので、質問させてください。
既出だとは、思うのですが。
ニュースで有名になった、「ディズニーランドは遠すぎる」をスローガンにする中国国営のアミューズメント・パークが報じられました。
ところが、政府は、違法コピーに関しては、「取り締まっているけど、費用もかかるし、大変。」って、逆ギレとも思える、態度ですよね。
日本が違法コピーや著作権違反が、少ないとは言いません。
ただ、日本にディズニーっぽいテーマパークがあって、ニュースになってしまう場合は、日本政府は中止・改善の勧告を出すと思います。
ユーザーもそういうテーマパークに行くかというと、いくかもしれませんが、ちょっと恥ずかしい気持ちになると思います。(私だけ?
日本の総理大臣も、違法コピーに関して、例えうまい成果が出ていなかったとしても、「これからも最大限の努力を続け、違法コピーはなくす方向で・・・」とか、言うはずです。
その国に住んでいる人には、その国特有の気質があります。
なにか歴史的な背景があるのでしょうか?
できれば、今現状として「違法コピーが儲かるから。」という、今の事ではなくって、違法コピーが容認されるような気質になった、原因についてお願いします。
たとえば、陸続きなので・・・、とか、起源を教えてください。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
中国にはもともと“中華思想”というものがありました。
これは簡単に言えば「中国こそが世界の中心である」という考え方です。もともと文明の発生などから考えても世界でも有数の歴史のある国ですし、モノの考え方や文化、技術といったものも当時は「先進的で優れている」とされていました。日本が行っていた“朝貢”などもその類です。しかし、その後中国は次第に世界から後れをとっていきます。多民族国家ということもあって国内の纏まりが欠けたのが原因の一つです。そういった背景があって、中国というのは共産主義に向かっていたのだとも思います。要は中華思想というある意味で爆弾を抱えていて、かつ、民族間での揉め事を治める一つの方法としての共産主義ということです。
共産主義である以上、モノの私有という概念は皆無です。著作権という「個人の権利を他人が認める」という考え方自体が不自然です。
中国政府がこの取締りにあまり力を入れてこなかったのは、それを取り締まること起こる政府に対する反発を恐れていたからだと思います。国民が政府に見切りをつけるとその国は転覆しますし、共産主義というのはそういったリスクが民主主義国と比べて格段に大きいですからね。
今の政府の現状としては世界と国民との板ばさみ状態です。どちらともうまくやっていかないといけないというジレンマを抱えているのではないでしょうか?
以上が個人的な見解です。歴史や思想については勉強不足ですし、簡潔に回答しようとして少し偏った内容になってしまいましたが、参考までに。
詳しくはわかりませんが、中華思想のような考えはどの国もあったきがします。
少し違うかもしれませんが、「すべての道はローマに続く」とか。
これは、後の人が言った言葉かな?
それに、共産主義の悪い面が出てしまったのですね。
なるほど、ありがとうございます。
No.7
- 回答日時:
中国は急速に発展してきていますが、まだ技術などで先進国になっていないからです。
知的財産権・著作権のは、先進国にとっては大変重要で、国や所属する構成員(主に企業)にとって大変重要な権利です。
しかし、少し前まで技術や文化の発展は、模倣の中から生まれてきました。
日本での科学技術の西欧からの移入も、西欧の科学技術の原書を元に、それと同じものを実際に作って再現してみることから始まりました。
明治期に入ると、技術力の差は国力に直結することを実感し、当時の東大では、日本の大臣よりも高い給与を出して、欧米の優れた技術者を教授として招聘し、西欧の科学技術を吸収して言ったのです。
これにより欧米の技術水準に肩を並べるレベルになってから、それらの技術を基礎に新しい技術を生み出して言ったのです。
今日の状況もまさに同じ状態です。
中国や他の先進国ではない国も、自分達の国が先進国になった段階からは、厳しく他国に対して著作権・知的財産権の保護を訴えるはずです。
新しい権利(著作権・知的財産権)は、主張されだす前の時代から本来それに相当している物は存在していました。
また技術や文化も時代によって先進国とされる国々も変化していました。
権利として認められるようになったタイミングにおいて、先進国ではなかった国に対しては不利な権利になるのです。
この権利の概念が戦後すぐに登場していたら、日本も今のような技術立国にはなれていなかったはずです。
インドが、医薬品の分野において、先進国の薬成分を分析し、同じものを安く作っているのも同じことです。
他国から知的財産の侵害と攻められた場合に、インド政府の言い分もまさに上に上げた考えとなっています。
科学技術面での記載が多くなりましたが、著作権も知的財産権の一種であるため同様として記載しております。
逆にアメリカの知財権はちょっとやりすぎかなとも思うんですよね。
ミッキーマウスの著作権が切れそうになると、著作権の期間を延長し、他国にも強制しています。
日本でも70年に延長されたのもこれによります。
またミッキーの著作権の有効期限が近づいたら、アメリカでは期間延長を行うだろうとも言われており、ディズニーが存在する限り実質無期限になりそうな感じです。
知財権は大事であることは間違いないとしても、どこかで区切りをつけないと、そこから派生する新しい文化が生まれてこなくなってしまいます。
まとめとしてこの問題の根っこは下記だと思います。
・先進国に有利で発展途上国に不利な権利である。
(昔、中国と知財分野における商談をやっていました)
No.5
- 回答日時:
思いますに、
「中国で、初めて登録した方」が勝ち、という法律が、中国にはあるらしいので、そのせいでしょうかねぇ。
日本のクレヨンしんちゃんも、中国へ行くと、「偽物」になるそうです。堂々と損害賠償を請求され、撃退されますね。
では、なぜそんな法律を作るのか、本当のところは私如きには分かりませんが、個人的には「社会主義思想+中華思想」的発想の結果だと思っています。
共産主義ソ連が、しばしばアメリカの飛行機やスペースシャトルなどをパクったのは事実です。『共産主義は独占資本主義の遺産の上に成り立つ』のだそうですから・・・ 共産主義国が資本主義の成果を利用するのはあたりまえ、なんて発想かなぁと思って、ずっと見ていました。
また、中華人民共和国は、チベットなどの領土その他「清」帝国の遺産をそのまま受け継いでいます。中国の歴代帝国には、多くの国々が朝貢し、「特産物(発明品)」を献上するので、良い物をだまって利用してきました。
中国で使われるのは「良いものだ」と認められたことなのだから、むしろ蛮族としては感謝すべきだ、というような中華思想もまた受け継いでいるとしても、不思議ではありませんです。
あわせて考えれば、「悪いことをしている」なんて意識がないのではないか、という推測に至りますけど、どないなもんでしょう。
念のために申し添えマスが、私は素人ですので、「中華思想」の学術的定義などはしりません。悪しからず。
>「中国で、初めて登録した方」
ということは、日本企業でも、ピカチューも中国で、登録すれ中国の土俵に上がれるって事かな。
「社会主義思想+中華思想」的発想ですか。
中華思想はうっすらと覚えていましたが、眠れる獅子改め眠れる豚と呼ばれていたのが強烈で、そんな思想が残っているとは思っていませんでした。
考えてみれば、敵国が言った言葉ですが。
とてもわかりやすく、共感を覚えました。
ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
>言ってみれば、わが孔子とわが論語は、まさにこの異国の日本の地において、
>最大の理解者と敬愛者を得た感じであった。
参考URLは「まぐまぐ」のバックナンバーです。
参考URL:http://blog.mag2.com/m/log/0000000699/108358095. …
この回答への補足
参照アドレスをみて、儒教が日本にあっているというのは、わかったのですが、なぜそうなったのかが、少しわかりませんでした。
また、アドレスにポイントがある場合、アドレス先がなくなってしまった場合、意味のないモノとなってしまう可能性があります。
申し訳ありませんが、再度、回答していただけると幸いです。
No.3
- 回答日時:
自分の国だけが儲かればいい
という風土があるからでしょうね
アメリカ、日本へ払う金が惜しいのでしょう
キャラクター料やDVD料金の外貨流出を
国家がいやがっているのだと思います
そして、安い娯楽を国民へ与えておかないと
国家への反発が強くなってしまうという
懸念があるからでしょう
この回答への補足
>自分の国だけが儲かればいい
>という風土があるからでしょうね
では、なぜそういう風土になったかが、かかれていないのですが、やはり共産主義だからからですか?
私は、前の人と回答がかぶることを恥ずかしいとは思っていないので、もしそうならそうと答えてください。
逆に違うのなら、もしくはもっと歴史をさかのぼれるなら、詳しい回答をお願いいたします。
自分の国だけが儲かればいい。というのは、私はアメリカのことを思い浮かべてしまうし、どの国も少なからずそう思っていると思うのですが。
No.2
- 回答日時:
中国・北京の近郊にオープンした「石景山遊楽園」はディズニーランドをパクリまくった粗悪品遊園地です。
その映像をテレビで観ましたが、ミッキーからドラえもん、キティーまで世界的人気キャラクターがパクリたい放題でした。
これが国営というから驚きます。
知的財産権を無視してまったく平気なわけだから、従業員教育もまったくできていない。
客の前で堂々と着ぐるみの顔を取ることも平気、ときたもんだ。
ここをアメリカの本家が経営しているなんて誰も思わないが、これでは各企業が大事に育ててきたキャラクターがあまりにも無残ですよね。
日本はこれまでにもアニメだけでなく、デザイン、ホンダなどの企業名まで知的財産権を侵害しまくられ、その都度裁判になったが、クレヨンしんちゃんなどは、中国の裁判所は申請した中国企業にその所有権を認める判決を出す無法ぶりです。
ここはアメリカ本家ディズニーに本気で怒ってもらわなければならない。
このままでは北京オリンピックは「認めない」と石景山遊楽園を廃園に追い込むぐらい強く出て欲しいものです。
中国の恥「石景山遊楽園」だと思いますが、中国人に恥という文化がないのが最大の原因だと思います。
この回答への補足
>中国人に恥という文化がないのが最大の原因だと思います。
では、なぜ”恥という文化”がないのでしょうか?
理由を知っているのならば、お願いいたします。
No.1
- 回答日時:
もともとが社会主義ですから、私有財産という概念が無かったのです。
国民みんなが平等という意識ですから、そこにあるものは誰もが使う事ができる。誰かの物を盗むという意識はなく、共有物だという考え方なのです。http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070316/chn …
しかし、私有財産を保護するという考え方が出てきましたので、これからは変わっていくんじゃないかなあ。まあ、国際社会で発言をするようになって日が浅いのでまだまだこれからですね。
なるほど、社会主義だからですね。
確かに、共有物ならば、自分の物が国の物で平等という考えが、当たり前ならば、もの=共有物という考えというのは、ある意味当たり前かもしれませんね。
ありがとうございました。
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