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「貨幣の質が落ちると、物価が下がる(上がる、でしたっけ?)」 の意味がさっぱり分かりません。社会・経済は苦手なため、おおよそでいいので、簡潔に教えていただきたいです。学校の社会科の時間、三大改革か新井白石かなにかで習った気もするのですが…??

A 回答 (3件)

「貨幣の質が落ちる」っていうのが、いまいちよく分からないんですけど、質を「価値」ととっていいのでしょうか。

例えば日本円の「価値が下がる」という意味でとって、話を置き換えれば簡単です。「円安ドル高」ですよね。それを前提に話を進めますが、円安になると、例えばアメリカからの輸入品が高くなります。1ドルの商品を買うのに、例えば今まで100円払っていたものが、120円出さないと買えなくなります。そうすると、輸入品を買うより、国内製品を買う方が得なので、国内製品が売れます。そうすると、景気がよくなって、よくなりすぎるとインフレ=物価上昇につながります。
 反対に、円高が進むと、輸入品が安くなってしまい、日本製品が売れなくなります。売れないと困るので、日本製品の値段を下げます。だから、物価は下がります。
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米国の通貨、ドルは、1$あたり、一定の「金」(地金)交換してくれました。


これを兌換(ダカン)紙幣あるいは兌換券と呼びます。
しかし、これでは、市場に出回るドルの総数は、米国政府が、保有している金
地金の総量に規制され、市場経済は、拡大してゆきません。
ドル紙幣を、兌換紙幣出なくしたのが、JFケネディーのあと大統領になった、
ニクソン大統領なのです。これをニクソンショックと呼びます。
「007シリーズのゴールド・フィンガー」は、ドルが兌換紙幣であった頃を
舞台に米国が所有する金地金(きんじがね)を、放射能で汚染し、兌換=交換
できなくして、米国経済しいては、世界経済を混乱に陥れようとする計画を
阻止使用とするストーリーだったと思います。


日本の江戸時代も、貨幣の中に、金や、銀を鋳込み、その価値を保証する、一種の
兌換通貨(金と交換可能な通貨:しかし、小判には、すでに金が含まれています。)
 事実、両替商にゆけば、金の固まりを持ってゆけば、その重さに応じて、小判に
交換してくれたはずです。
 江戸時代の通貨が、今日のように政府が保証する単なる紙切れや、模様を付けた
金属であれば、貨幣の質(金や銀を含む量を減らす)を下げても、大きな混乱は、
生じなかったと思います。
 質の良い(金を多く含む)小判が市場から姿を消し、質の悪い(金の少ない)
小判が市場を流通する状態となるだけと思います。
 この状況も、グレシャムの法則「悪貨は、良貨を駆逐する」が適用されている
状態と言えると思います。

 しかし、江戸時代の通貨は、金の地金を持ち込んでも、両替してくれるので、
その状態とは、異なったものとなったと思います。

 ある品が、金1000gの価値で、小判2両だったとします。
 このとき、小判1両に、500gの金が含まれている状態です。
 その小判を集めて、小判1枚から、5枚の小判を作った場合、
1両小判には、金100gが含まれるものとなります。

 そのある品は、新小判2両で買えるでしょうか?
 新小判としては、10両必要となります。

 状態的には、インフレをおこしているようにも見えますし、
 貨幣の価値がころころ変われば、デフレ状態のも見えます。

 そこから先は、少し自分で考えてみてください。
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確か物価は上がるのだと思います。

貨幣の質が落ちると言う事は貨幣に含まれている金または銀の含有量が減ると言う事なので、当然貨幣自体の価値も下がります。すると、たとえば、今まで商品Aを(旧)貨幣5枚で買えていたものが、貨幣の価値が下がったため10枚必要になってしまったわけです。つまり、商品Aは貨幣5枚から10枚へと値上がりしてしまい、物価が上がってしまうのです。こんな説明でわかりましたでしょうか?
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