プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

みなさんのしている仕事で、最大の失敗やクレームはどんな時でしたか?どんな気持ちでしたか?

A 回答 (3件)

店舗向け業務用エアコンを設置していたとき。



いい加減な足場の組み方で、木材を天井で4本組み合わせただけで固定していない。摩擦だけで維持されている状態。
ぱっと見て、「これじゃ重量物を上げたり、力をかける作業をすれば崩壊するよ。手で押しただけで動くよ。ちゃんとした足場をつくろうよ。」と上司に頼んだら、「なんだ、このくらいのこともできないのか。臆病者だなあ。プロだろう。このくらいの不安定な足場でもできなきゃ金はもらえないよな。」などといわれ、ムカッときて作業開始。上司は作業を放棄。

案の定、業務用エアコンをのせて、配管工事中に崩落。
5メートル下のコンクリート床に落下。エアコンごとたたき付けられ、背骨を折って死にかけました。一度は呼吸が止まったそうです。
その後リハビリに1年。高所に上れるようになるまでまた2年ほどかかりました。背骨が3本圧迫骨折で癒着したため、もう前屈はできません。
それ以来、確実な足場と安全を確保しないと作業しないし、笑われてもヘルメット、命綱、屋根用地下足袋を装着して作業しています。

その事故の時、私はヘルメットも命綱も装着していて、足場は私が手を抜いて組んだもので会社に責任はない、という内容をバカ上司が労働基準監督署と労災に申請していて、この事実と全く異なる点を是正してもらうまで5年ほどかかっています。3年ほど治療とリハビリでしたから、ウソがわかったのは退院後です。入院中に会社は解雇されていましたから、余計手間取りました。

これが人生最大の仕事上の失敗。奸智に長けた上司の挑発にのった自分がいまでも恥ずかしく、笑われようがバカにされようが、安全確保を最優先、ということを命をかけて知った次第です。
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5年前、ホテルの宴会の営業をしていました。



何度も足を運んでやっと取ってきた政府関係のVIPの宴会。
後は宴会担当者に任せていました。予約担当者から私に
罵倒の電話が入ったので急いで会場に行ったところ・・・
(1)予約人数はしっかり予約書に記載し、当日担当者にも確認したにも
関わらず、実際のテーブル+イスの数が足らない
(2)マイクが急に壊れ、会場は大騒ぎに
(3)会議の後は宴会だが料理が遅れ、しかもセンスの悪いセッティング
になっていたので、慌てて私も作業にとりくみ色やオブジェを交換。
もちろんその間はお客様は外で待つ羽目に
(4)会議が始まる前から宴会が終わるまで、私は会場や厨房やいろいろ
走り回りましたが、何一つ解決できませんでした。

以上のことがあり、私は予約担当者に何度も土下座し、支配人も
呼び、一緒に何度もお詫びしましたが、宴会担当者は怖くて
逃げて近くにいませんでした。私はその後も
カンカンに怒ったお客様に囲まれ随分怒られました。
もちろん以後取引はなくなりました。

いつもは担当者がきっちり細かくチェックしてくれるので安心して
任せていましたが、当日はいつもの担当者が急病で急遽別の担当者に
なったのがそもそもの始まりでした(私は知らされていなかった)。

私にとっては今思い出してもゾッとするくらいの出来事でした。
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同時多発テロの次の日に飛ぶはずの貨物(薬品)が飛ばなくなった時。



2001年9月8日、韓国の超有名企業、三○電子から「水質が落ちた」とのクレームが。頭を下げ、先様も、オペミスがあった事を認めた上で1/3お支払い下さるとの事。なので、12日に飛行機を予約し、液体の樹脂を投入する事で解決する事になりました。

そして、あの事件。
旅客機はともかく、貨物機も、空の便は全てストップ。日本円にしたら3億円の損害が出ます。
何が出来る訳でもなく、夜遅くまで皆で待っていて、ようやく「高速船が出る」とのフォワーダーからの情報を得て、船便に切り替え、何とか事無きを得ました。

新聞は社会面とテレビ欄しか読んでなかったけど、あの事件を境に隅々まで目を通すようになりました。
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