プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昨春よりプレスクールを兼ねて娘にバレエを習わせています。
自分自身も幼少~現在まで経験者であり、畑を知っている居心地の良さ、また言葉では言い尽くせない芸術性の深さを認識しているので、迷わず入会しました。
が、実際当の娘にとっては拷問宜しく・・とうとう1年経っても嫌がるばかりでむなしく時間だけが過ぎていきました。同世代のこども達からもかなり浮いてしまい、途中で飽きては遊んでしまう始末。ちょっかいだしては怒られる・・の繰り返し。ちょうど、先日発表会があったのですが、これまた「お母さまはは終日子供付でお願いしますっ」と他お母さまに言い渡されてしまいました。でも、出来栄えは上出来で他の子とも上手に合わせており、舞台に立てたことを娘も喜び、私もとても感動をしました。
これまで何度か先生に、他の方にもご迷惑ですし、本人にもやる気がないので・・と退会を申し出たのですが、熱心に諭されて結局やめずについてきました。身体にもいいし、続けていて損は無い、私が外野から守っ
てさしあげます・・それで、一時は娘も頑張る!と奮起したのですが、やっぱり「もうバレエは嫌い。あたしは幼稚園で教わるような工作が楽しいの」と言ってきました。確かに、自信の持てない分野でいさせるのは可哀想だと思います。しかも、そんな娘をからかう小生意気な子達にも腹が立ちます!
主人とも、また何年か先にでもいつかやる気がでたときにまたお願いいしようよ、と退会という結論に達しました。が、いざとなるとどうしても悩んでしまうのです。
というのも講師の方がとても尊敬の出来る方だからです。名門と名の付くところのそのまた偉い先生なのでプロ意識がとても強く、お母さまもそんな他の子に迷惑だとか仰るようではこの先世間を渡っていけませんよ、強くおなりなさい、と寛大に母まで諭してくれます。お子様は私にお任せなさい、とまで。そして何より、ご高齢でいらっしゃるのにとても美しいのです。圧倒されるものがあります。
幼い頃の森下洋子さんへの憧れが甦り、わくわくしてしまうのです。
一女性として、スタイルの良さを維持するにもいいスポーツだとも思いますし・・。少々無理をさせてでもかえって何か教わるものも多いのでは・・と躊躇してしまうのです。
親のエゴ、とはいうもので、どうしたらいいのか、方向性が掴めず立ち往生している状態です。このまま続けさせることはやはり酷なのでしょうか?4歳児に継続は力なり~は通用しないのでしょうか?
良きアドバイスがありましたら、どうぞ宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 ご質問から10時間を経た現在、未だ何方からもお応えが無いようですね。


 私も質問に目を通した後「他人に訊く事か!」と、一瞥の感覚で通り過ぎました。しかし、数時間経った現在、アナタの感情に似た思いをした事が有ったナッ!と、ちょっと懐かしい昔を思い出しました。
 お宅様とは違うパターンですので、参考になるのか全く解りません事をご承知願います。そして、お宅様はお嬢様!当家は愚息!と、根本的な相違が有ります。が、人間が出来上がって行くと言う面では違いは無いのかも知れないと思い書いてみる気に気になりました。
 現在27歳の一人息子の事です。昨年大学院を卒業して、社会人二年目、有る企業で、特殊半導体設計開発関係の研究員の卵です
 彼が、3歳の時でした。近所におなじ幼稚園に通う大変仲の良いお友達(男の子)が居りました。そのお友達の2歳上(5歳)のお兄ちゃんとも大変仲良しでした。当時その子達のお父様は国文学の学者で大学助教授。お母様は中学校の先生でした。愚息が度々お邪魔している事は知っては居りましたが、幼稚園の行事など以外では親通しのお付き合いは別に有りませんでした。
 前置きが長くなりました。
 当時、お兄ちゃんは、ピアノを習っており、愚息はお邪魔する時にその風景を良く目にしていたのでしょう。間も無く愚息のお友達も習う様になりました。お決まりのパターンですが、直ぐに愚息も習いたいと言い出しました。その時、親としては初めてそのお宅に伺い、どの様なレッスンなのか色々お訊きしました。その子達は、頭も良く努力家の負けず嫌い!でも、他人には優しくて大らかで、大人でも真似出来ないと思うほど、人間が出来ていると感心した記憶があります。彼らは、今、日本のトップを卒業し、世界のトップ工学系大学で愚息と同じ道を研究しています。(同じ道とは申してもグレードは月とスッポンでしょうが・・)さて、愚息の性格は多少把握している積りでした。きっちりしたマニュアル通りの練習には付いていけないと思いましたので、お友達とは違うレッスンの先生を探し通わせました。当初は別な先生を嫌がっていましたが、型にはまらない事で、楽しくなったのか嬉々として通っておりました。発表会でも上がるどころか、緊張とは無縁の様に楽しんで弾いていました。
 やがて、2年近く経ち幼稚園で、プールに入る事が有ったある日、泣いて帰ってきました。「絶対に幼稚園には行かない!」と、数日はテコでも動きませんでした。
 私ども親の方は、暫く様子を見ておりましたが、幼稚園に行きたがらない事に変化が有りません。愚息とゆっくり話しました。その結果、行きたい場所で無くなった理由が整理できました。
 (1)水が怖く冷静ではいられない。
 (2)パニック状態になり呼吸もままならなくなる。
 (3)優しい先生も居るが、叱る先生も居て、どうしたら良いのか解らなくなる。
 (4)クラスメイトからからかわれ、馬鹿にされる。
 (5)スクールバスを見ただけで恐怖!
と、この様な事が見えてきました。
 私どもは、とても慌て、途方にくれました。
 今の段階では、ピアノで、命まで取られる事は無いが、水が怖い事は、命に関わると思ったのです。(色々な意味で・・)
 もちろん、泳げない事での危険回避が自力で出来ない事も、思いましたが、それよりも、今後、幼稚園の残りの日々、小学校、中学と、最低でも十年間はプールが付いて回る。その時、我が子が、今の精神状態では、泳ぎだけでなく全てに自信を持てない人間が出来てしまう。(自閉症・引篭り・自殺も心に浮かびました。)今後、どの様な形で、いつ新たな問題が出てくるかは解らないが、今が、その問題の一回目だと思いました。
 愚息とは、一ヶ月位話し合いました。四歳児と!
 説得はしませんでした。納得して欲しかったのです。
 彼は「不安な暗い日々から抜け出したい!」と・・。私どもは彼に「抜け出す為の手助けは出来るが、それを実行するのはお前しか出来ない・・」その様な遣り取りが有って後も、暫く悩んでいました。
 結局二ヶ月の通園拒否!しかし、ある日「明日から幼稚園に行く!」と言い出しました。が、未だ水は怖いままです。
 そんな折に、前述のお友達が、スイミングスクールに誘ってくれました。どうやら愚息の事を想ってスイミングに通うと言ってくれた様でした。親でも先生でも出来ない役回りをしてくれたお友達には脱帽し、感謝しました。愚息は、とても嫌がっていましたが、渋々行く事に同意しました。当然、行けば火が付いた様に泣き叫ぶ!とても可哀想になり止めさせようかと心が揺らぎました。が、ピアノは止めても良いが、泳ぎは止めさせないと強く思いました。ピアノは週一回、水泳は週三回!彼は、ずる休みを覚えました。スイミングに行った振りをする為に、水着やタオル・頭髪を何処かで濡らして帰宅しました。でも、スクールからの問い合わせで直ぐにばれました。それからと言うもの家内は、スイミングには絶対同行したのです。もう逃げられません。すると、やがて肝が据わったのか、水に立ち向かう姿勢が見え始め、下手ながら少し泳げるようになって来ました。
 幼稚園の方はプールの季節が過ぎて気持ちが楽になったのでしょう。馬鹿にされる事も無くなり問題無く通い続け卒園を迎えました。そして小学一年生の夏です。その時、彼は、クラスメイトより泳ぎが上手くなっていました。今度は尊敬の対象になったようです。あの泣き虫が今度は鼻高々です。それから四年生まで同じスイミングスクールに通いました。選手コースに推薦されましたが、彼は自ら断りました。「僕は選手コースの束縛時間で世間馬鹿になりたくないと・・」と!それを期に、今までより気楽に泳げるスイミングに変わりました。ピアノは未だ続けておりました。
 五年生になり、塾通いが始まると期を一にして、学校生活のクラブ活動が強制的に入ってきます。野球がやりたかった様ですが、ソフトボール部しか無く第二希望のサッカーに入りました。入って間も無く先輩のキーパーが負傷した為、比較的大きかった愚息が代理のキーパーをする事になりました。初めてのキーパーです。当然の事ながら本人は本よりチームメイトも監督も親達も誰も当てにする者は居ません。が、思いの外、敵のシュートを結構止めたのです。それも横っ飛びで!お陰で肘も膝も脇腹も傷だらけの血まみれでしたが、本人は凄い自信になった日でした。それからと言うものサッカー漬けの日々!ピアノも止めました。そして中学・高校でもレギュラーキーパーをして、全国大会にも出場しました。全国レベルではたいした成績は残せませんでしたが、それでも、あの泣き虫で運動音痴だった愚息が、いつの間にか運動能力・体力・持久力そして集中力・精神力が鍛えられていたのは、泣いて嫌がった水泳を止めなかった事に尽きます。大学院生になって、サッカーは其れまでの様には出来なくなり、入れ替わってピアノを再開!
 親元を離れておりますので、日常を目にはしておりません。帰省時や電話・メールなどから知るだけの事です。
 現在は、仕事場の一角にピアノが有り、仲間と楽しんでいる様です。
 過去の振り返りはここまでです。

 私が申上げたかったのはお嬢さんの気が済むまで、お嬢さんの目線になってお話して下さい。結論を焦ってはいけません。(対処法の上手下手で所要時間は違って来るでしょうが・・)
 そして、彼女が居るだけで、周りまで優しくなれる人間に育つのかを意識し、優しく厳しく、すり込んでいく事ではないかと思うのです。
 親のエゴでも本人の親離れの後に力になってくれるのであれば良いのでしょうが、それは結果を待たなければ答えは出ません。
 質問されたアナタの想いの優先度が、アナタとお嬢様と、どちらに重心を置かれているか冷静に客観的に見つめてみて下さい。主人公はお嬢様!決してアナタではありません!
 止める選択も止めない選択もタイミング・処理の仕方で、プラスにもマイナスにもなります。私が書かせて頂いた事も、今だから書けたのだと思います。
 ご参考になるかどうか・・ご迷惑なだけの文になったかと存じますが、ご容赦下さい。

 追伸・・プロを目指す対称なのか?人生の潤いの手段としてのバレーなのか?それに因っては、答えは、又、違って来るでしょう。プロを目指すとなれば、素質・能力などの見極めが、冷静な判断として必要でしょうし、取り組むとなれば、本人は言わずもがなご両親のサポートも並大抵ではないので、相当な覚悟と努力が要求されるでしょう。逆に、人生の潤いならば、嫌がるものを無理矢理に強制して、芸術の一つをわざわざ無くさせてしまうのは愚かな行為ですね。
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この回答へのお礼

親身なご回答どうも有難うございました^^

人生の先輩のご経験には重みがあり、とても参考になりました。
超エリート・ハイレベルな回答者さまの境遇とは天と地の差ではありますが・・。
ひとつ思ったのは、こどもの時期というのはどこも大変なんだなぁ・・と
稚拙な結論で恐縮なのですが、でもただその程度とやり過ごしてこの日常をゆっくり受け止めてみるのも悪くないのかなと。肩の力をまずは抜いてと。
>お嬢さんの気が済むまで、お嬢さんの目線になってお話して下さい。結論を焦ってはいけません。(対処法の上手下手で所要時間は違って来るでしょうが・・) そして、彼女が居るだけで、周りまで優しくなれる人間に育つのかを意識し、優しく厳しく、すり込んでいく事ではないかと思うのです。 親のエゴでも本人の親離れの後に力になってくれるのであれば良いのでしょうが、それは結果を待たなければ答えは出ません。
とても素晴らしいご意見をお聞かせ下さり有難うございます。そうですね・・是非そのように在りたいと思います。今後の道しるべとして、この言葉ずっと心の中でとっておきますね。長い経過の積み重ねが重要なのですね。娘の引き出しが、豊かな経験で輝きのある素晴らしいものになりますように。そして、ご回答者さまのお話にでてこられる方たちのように、おおらかな冒険があった方が豊かな収穫が待っているような気がします。楽しみに過ごしたいと思います!

>逆に、人生の潤いならば、嫌がるものを無理矢理に強制して、芸術の一つをわざわざ無くさせてしまうのは愚かな行為ですね。
同感、納得です。プロは目指していませんし、潤いとして芸術を知る感性を養うひとつとして・・。まだ4歳児なんですよね・・まだ理解できないうちに何かの結論は急ぐべきでないと思いました。

ふかい感動を憶える度に尊敬の念や、謙虚な気持ちになります。人生の励みでもあります。そういえば、近所に指揮者の方がいるのですが、とても人間としての品性が滲み出ていて感動したことを思い出しました。そういった意味でこの問題は自分の中で、ただの教育問題と捉えてないがしろにしたくなかったので、少数でもこちらのカテゴリで投稿して良かったです。忘れかけていたものを思い出せましたから。

どうも、どうも有難うございました。

お礼日時:2007/05/15 11:22

あの~、回答数が少ないのは、「質問者の悩みが他人に相談するようなことではないから」ではなく、ただ単に「質問するべきカテゴリが間違っているから」なのでは・・・・・・



そういう質問は、「ダンス」とか「教育」などのカテゴリでした方がいいと思います。その方が、経験者の目に留まりやすいんじゃないかな。

それから、下の回答者の方に注意しておきますが、「自閉症」は先天的な(生まれつきの)脳の障害です。(親の育て方が悪いからとか、本人の気が弱いからとか、そういったことで起こる)心の病ではありません。そのような誤解・無理解は、自閉症の患者や、その家族にとって多きな苦痛になるので、もう少し、自閉症について知ってくださいね。
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この回答へのお礼

親身なご回答有難うございます^^

有難うございます・・仰るとおりなんですよね。カテゴリは選択するときにすごく悩んだんです。でも、それが今回の悩みの本質的なところなんだとわかりました。
ただの教育問題として捉えるのでもなく、また育児相談としてでもなく、芸術に携わる方のご意見を聞きたかったからなんです。
お陰さまで、今自分におけるあらゆるものがよく見えてきました。
でも、実際まだ4歳児なので仰るとおり教育あたりが妥当なのでしょうね^^;
やんわりと誘導していただけて、安心できて心強かったです。
道を親切に教えて貰えたような感というか。ホッとしました。
だいぶ納得できたので、再投稿はしないつもりです。

どうも、どうも有難うございました。

お礼日時:2007/05/15 11:37

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