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 ベースは、ミキサーへDI-BOX経由でLINEで送るというのは一般的ですよね?コレはなにゆえなんでしょうか?
 アンプの音は抜けが悪いから?じゃあなぜ、ベースアンプが存在するのでしょうか?ギターアンプと違い、ベースアンプはオーディオアンプに近いと聞きます。

 ギターの場合で、アンプを使用することが大多数ですが、(アンプシミュレータを使用せずに)LINEを使用している例を教えてください。(たぶん山下達郎は多用しているように感じます。)

A 回答 (1件)

 まずは、マイクでアンプからの音をひろってミキサーに送る場合と比べてみればわかりますように、ダイレクトボックス(D.I.)経由でラインでミキサーに直接送る状態というのは、ノイズも小さく、信号レベル的にも好ましく、また、他の楽器の音が混入してしまうといったことも防げますので、信号伝達の手段としてはかなり良いものとなります。



 しかし、エレキギターで音を歪ませる場合等は、キャビネットの箱鳴りといったことも含め、スピーカーから実際に音を出して空気振動を経由させた後にマイクでひろったほうが、倍音等の関係からも、太く良好な歪みの音質になります。(⇒音を歪ませると、高域の倍音が多く発生しますので、倍音の比率が高域に片寄らないようにすることが重要となります。また、ラインでは経由しないパワーアンプの働きも、良好な音質を作るためには大きな効果があります。)
 したがって、ノイズ等の問題は多少犠牲にしても、音ヤセ等が生ずるライン録りでは無く、マイク録りを行わざるを得ないことになるわけです。(⇒アンプシミュレーター/スピーカーシミュレーター等は、ライン録りでのこのような欠点を補うために使うわけですが)

 よって、音を歪ませないエレアコではラインで送るわけですし、通常のエレキギターでも完全にクリーンな音を使う場合は、ライン送りを使うプロミュージシャンのかたもいらっしゃいます。(ハード/ヘヴィー系のギタリストでもこのような人はいます。)


 逆に、ベースであっても、アンプでの音の歪みを利用する場合は、マイクでひろってラインの音とミックスさせているといった人も近年では多くいらっしゃいますので、このような場合はベースアンプの存在意義が大いに出てくると言えるわけです。

 もっとも、小さめの店(ライブハウス)であれば、PAのラインの音と共にベースアンプからの生音も利用するわけですし、何よりも、ベーシストが自分の音を確認するための手段として、ベースアンプがステージ上になければならないということもあります。(⇒ベーシストの前方のモニタースピーカーからその演奏者の音を大きく出すと、フィードバックが発生しますので、ベースアンプからの音に頼らざるを得ないという事情があります。)
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