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2010年に医薬品の特許が切れてジェネリックが出回りますが

本当に製薬会社にとっては痛い話なんですか?

エーザイや武田薬品工業などは大企業ですし
それほど心配事ではないのでは?とか知識無いんですが
そんな事を思ってます

A 回答 (5件)

特許が切れて後発品に置き換わるというのは、


今に始まった話ではありません。特に欧米では前からそうです。
特許が切れるまでに、新しい医薬品を発売し、
成長を維持するというのが製薬会社のビジネス形態です。

問題なのは、
 1.これまで後発品のシェアが低かった日本においても、
  今後は後発品推進により、特許切れ後の売上低下が急激になる
 2.特許切れを補う新しい医薬品の発売が難しくなっている
ということでしょう。

武田やエーザイを含む上位4社は、早くから海外進出に積極的で、
現在では、売上の半分近くを欧米(最近はアジアも)で稼いでいます。
欧米は日本よりも特許切れの後の後発品への置き換わりが早く、
特許が切れてたった1年で売り上げが9割減ということもあります。

このように欧米を主戦場として戦っている大手の製薬企業は、
特許切れとそれにともなう後発品への置き換わり、そして、
新薬を出すための研究開発という激しい競争にさらされているのです。

また、大きい企業は研究開発費に大きな資金を投入できるという、
強みがありますが、既存の主力製品の売り上げも大きいために、
その後継品を生み出すのもそれに応じて大変になります。
したがって、武田やエーザイもこれとは無縁ではいられません。

例えば、武田薬品は現在、1000億円を越える「ブロックバスター」
と呼ばれる大型製品を4つほど有しています。
武田の売上高のかなりの部分は、この4製品に依存しています。
これらは将来全て特許が切れるので、成長を維持するためには、
その代わりとなるような、同じだけの規模のブロックバスターが、
3~4つは必要になります。これは大変なことです。
ですので大きければ大きいほど有利というわけでもないのです。
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そりゃそれが売れれば,自分の売る上げが減るわけですから影響はあります.


ジェネリックというのは開発能力,資金が無い会社が売れている薬をだた真似して作るわけですから,安く売れます.が,所詮物までであり,臨床試験や有効性,安全性の試験データがありませんから,今一つ信用がありません.最近はかなり儲かっていると見えて宣伝が激しくなりました.やはり安心して飲めるのは先発品となります.
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製薬会社にとって痛い話ではないと思います。


ジェネリック医薬品は同じ効果がある大手製薬会社の薬よりも安いって話ですけど、ジェネリックを販売してる会社って知名度が低いです。
なので、ジェネリックは確かに安いけれど大手の薬のほうがやはり信頼されると思うんですよ。だから医薬品の特許が切れてジェネリックが出回っても初めは変動があるかもしれませんが、後は今と同じになると思います。
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新薬の開発には10~20年かかります。

すなわち、それだけ莫大な開発費用がかかるのです。販売シェアがジェネリックに移れば開発メーカーにとっては痛手になるでしょう。ジェネリックを扱うであろうメーカーも価格が安ければ収益も気になるところです。
こんな感じでいかがでしょうか。
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少なくとも開発費用があまりかかっていないジェネリックの医薬品のシェアが伸びてしまうと、開発費をたくさんかけて開発した医薬品が売れなくなってしまい、新たな医薬品の開発費を捻出できなくなる可能性は出てきます。



これがすすむと、新薬の開発が行われなくなったりすることも考えられます。
また、ジェネリック医薬品は、必ずしも元になった医薬品と同じだけの効力を示すとは限らないのが現実です。
これは、添加剤などの部分について、同じものであるわけではないためです。基本的な仕様は同じであっても細部が異なるために、期待値以下の性能となることもあり得ることを理解しておく必要があります。
(ただし、逆に効能がある可能性もあり得る)
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