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先日中古でJEM7Vを購入しました、初めてのアームの付いた
ギターなので色々使用法などインターネットなどで調べているのですが
アームアップについてどのくらいまで力を入れていいのかが分かりません。
特にJEM7Vは薄型のネックなので力の入れすぎで壊れないか心配です。一般にアームアップではどのくらいまで音程を上げられるものなのでしょうか?ご存知の方よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

アームアップでギターが壊れるということはまずないでしょう。

人間の力でネックの木とトラスロッドをへし折るような力を加えることは現実的ではないでしょうし、仮にそうした力を加えるようなことができたとしても、ネックよりも弦の方が先に負けて切れるか、アームバーの方が折れてしまうと思います。
さらに言えば、おそらくアームアップの幅は、トレモロユニットの後端がキャビティの底にぶつかるまでの幅になると思います。JEMはトレモロ裏のキャビティが深く掘られているモデルですが、だからといって際限なくアームアップできる訳ではありません。ユニットがキャビティの底にぶつかれば、当然それ以上にユニットは動かず、そこが限界点になります。
仮に腕力などを考慮せず、際限なくアームアップができたとしても、トレモロユニットの構造上、アームアップをすることでサドルが沈み込み、最終フレットでの弦高がなくなるために、やはり限界点はあります。そこまでアームアップすれば、ビビリが発生した上で音が詰まるでしょう。音が詰まれば、奏法上それ以上にアームアップする意味はありません。
いずれにしても、ネックをへし折るまでの力をアームアップで加えることは不可能です。そうビクビクすることはないでしょう。

アームアップで音程を上げられる範囲については、弦や弦のゲージなどによっても左右されるでしょう。今手元の.009から.042の弦を張った6弦のJEMで試してみましたが、弦によって音程の変化は違い、1弦は3f前後、2から4弦は5f前後、5弦は6f前後、6弦は7f前後まで上げられました。いずれもトレモロユニットの後端がキャビティの底を打つまでアームアップしての音程です。
ただ、アームアップについてはエフェクト的な奏法になるでしょう。正確な音程を求めて行うような奏法ではないと思いますし、その場合はベンディングで足りるとも思います。アームアップは飛び道具的なアクセントとして使うような奏法だと個人的には思います。アームアップだけを取り立ててクローズアップするのは、あまり現実的ではないかも知れません。トレモロアームについては、アーミングビブラートかアームダウンの方がより多用されると思います。

参考になれば。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
あるホームページで読み間違ってJEMネックが折れた例があったと
思っていたのですが今、読み直してみたら折れていたのはアームの方でした。
早速今日から色々練習したいと思います。
詳細までコメント頂きありがとうございました。

補足日時:2007/05/20 09:04
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あまりアームアップはしないのではっきりここまでとは言えませんが、.009とか.010とかの普通のゲージなら2音半ぐらいは上げても大丈夫です。

アコギならエレキの2弦で使う.013などを1弦に張って同じ音程にチューニングますし、僕はストラトにジャズ用の.013をしばらく張ってましたが、テンションでギターが壊れるなんてことはありません。

ただし.090など細い弦は、あまりアームアップすると切れるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます、少し神経質になりすぎていたようです。
早速今日から試してみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/20 09:04

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