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炭酸水素ナトリウム0.30gと塩酸4mlを反応させて、気体を水上置換法で集めました。二又試験管からゴム栓・ゴム管・ガラス管を通してメスシリンダーに集めました。

あくまで理論値を出すので、標準状態とし、まずは、二酸化炭素が全く水に溶けないと仮定します。その際、発生した二酸化炭素は、試験管内の空気とゴム管内の空気を押し出してからメスシリンダーに集まることになると思います。そこで質問したいのですが、集まる気体が二酸化炭素ではなく、空気になったとしても発生する二酸化炭素と同じ体積分の空気+二酸化炭素が集まるのでしょうか。圧力や気圧の関係でどう変化するのかがよくわからないので、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、発生する二酸化炭素のうちの一部は二又試験管・ゴム管・ガラス管に残ります。


そしてメスシリンダー内には、
少量の空気
二酸化炭素    の他に、
水蒸気(気体の水)
が含まれています。

圧力の関係で、
圧力が高いほど体積は小さくなります。
そして気体が水に溶ける量も多くなります。

ですが、
「集まる気体が二酸化炭素ではなく、空気になった」
ことでは圧力は変化しません。よって体積も変化しません。

ただし、温度を一定にする、メスシリンダーを水につける深さを変えない(中の気体にかかる水圧が変化します)など条件を同じにしておかなければなりません。

以上の回答は二酸化炭素や空気が全く水に溶けないと仮定して、の話です。実際は空気のほうが水に溶けにくいので、空気が混ざると体積は少し増えると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/23 22:05

この実験では水上置換で集まる気体の成分は関係ありません。


装置(内部の)全体での気体の増加量がわかれば良いわけです。

気体の体積は、圧と温度に関係しますが、この実験の場合、圧は大気圧、温度は室温にそれぞれ等しいと考えます。
また、この実験では、炭酸水素ナトリュウムと塩酸の反応の際の発熱は無視しています。二酸化炭素の水への溶解も無視しています。

気体の体積と圧、温度との関係は、
pV=nRT
で近似できます。

p:圧、V:体積、n:モル数、T:絶対温度。
R=8.31J・K^-1・mol^-1(気体の種類によらない普遍定数)

因みに、1molの気体の体積は標準状態(10^5Pa、298.15度[25℃])で約22.4Lです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/23 22:05

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