イギリス 上流階級英語 非上流階級英語
イギリス英語には階級英語と、非階級英語って、単語違いますよね。
例えば、上流階級英語では鏡はlooking-glassですが、非上流階級英語では,mirrorですよね。 ケーキは、階級英語ではpastryなのに非階級英語ではcakeになるようです。
しかし、日本ではどっちも混ざって使われているのですが、これはなぜなのでしょうか?このように混ざって入ってきたのにはきっと理由があると思うのですが。。。どなたかご存じないでしょうか?
No.1です。補足回答を。
non-Uにはスペルが簡単で一つの単語に複数の意味を持つものが多く"便利さ"が利点です。そのため勉強もしやすく非ネイティブに好んで使われます。義務教育を受けている中学生でlooking-glassやpastryを知る子は少ないですし、逆にmirrorやcakeは日本語の中の外来語として「ミラー」「ケーキ」のようにカタカナを当てはめ、私たちの生活に浸透しています。あくまで非ネイティブにとってはnon-Uが基本です。
では何故Uが混在しているかということですが、Uはnon-Uとは対照的にスペルが難しかったり固定的な意味しか持たないので"不便"とされています。しかし、それがUの価値を高めています。つまり「誰も知らない単語を知っている=頭が良い」とされ、Uが一つの英語力を測る物差しとなっているのです。身近な例を挙げると、難関とされる私立の高校や大学の入試を考えるとわかりやすいと思います。Uは非ネイティブにとってはマイナーな存在なのです。
しかし、当然ですが、non-Uにも不便な単語はありますしUにも便利な単語はあります。なので、質問者が考える通り「英語を教える側が勉強がしやすいよう便利な単語を選びながら今まで教えてきた」と考えるのが妥当でしょう。よって、私たちの学ぶ英語はnon-Uが大半を占める中、Uを見かけることもしばしばあるのです。
この回答へのお礼
補足回答ありがとうございました。 解りやすく教えていただき感謝しています。ありがとうございます。
日本の書籍、文献、辞書などが、英国の階級の違いや、コックニーが使う単語、さらに米国とカナダあたりのものまで、1つの単語(和英、英和ともに)に対して、どれも網羅しているものがけっこうあるからだと思います。
また、[英][米:口(アメリカの口語的用例)]など補足が記号になっていて見落とされていたり、それぞれの例文がなかったり少なかったりするため、実際にはどういう使われ方をするかがわからないことも多いでしょう。
さらに教師たちが、実際に英語圏で生活をしたこともないため、それぞれの使い分けや、肌で感じる英米加豪などのあいだの(同じ英語なのに違う言語にも聞こえるケースなどの)異質感覚をしらないこともあると思います。
外国人には、ありがとうも、おおきにも、にふぇーでびるも、単語としては日本語辞書にのっているかもしれませんが、それぞれの使い分けや地域の違いなどまでは、なかなか伝わりません。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございました。 確かに日本人には違いは解りにくいですね。
ありがとうございました。
ご参考ですが、URP(上流階級に認められている発音)について
BBCが興味深い番組を出しています。
http://www.bbc.co.uk/radio4/routesofenglish/stor …
URPだけでなく、それよりちょっと広いRPだけでも、そういう
話し方をするのは国民の3%だけという話を聴いたことがあります。
BBCでさえ、あるとき会長さんが、これが標準英語だ、こういう
話し方をせよとのたまったため、いまはRPを話すようになったそうです。
3%の人しか使わない発音や言葉。外国に伝播しないのも無理ないでしょう。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございました。 BBCの興味深いページもありがとうございます!!
どうもLewis Carollの鏡の中のアリスの「鏡」は
楕円形をした女の人が持っているあの鏡のことの
ようですね。いわゆる手鏡です。
バージニアウルフの小説の題にもでてくるようです。
http://www.english.upenn.edu/~jenglish/English10 …
たんなる訳でも掘り下げると面白いと思いました。
この回答へのお礼
そうなんですね!知らなかったです。訳はいろいろ興味深いですよね。ご回答ありがとうございました。
個人的な考えでは単純な話ではと思います。
他国に英語を伝える学者さんたちはそもそも働いているひとたちであり
働く必要はまったくない上流階級ではありえません。大多数のひとたち
が使っている英語を伝えようとするでしょう。
調べてみますとlooking-glass=mirrorではないようです。
女性の化粧室に備えられている鏡だけみたいです。男が勘違い
して使うと変なことになるかも。
pastryはフランス語語源ですので、Norman Conquest以来、
ノルマンジー地方のフランス語が入ってきて支配階級の
英語を形つくったというお決まりの説で説明できるのでは。
オックスフォードやケンブリッジのトイレは、女用は
woman、男用はmanですが、ladyは貴婦人にしか使われませんし、
gentlmanは日本でいうと郷士みたいな語源ですから貴族では
ありえないからではないでしょうか。
ちなみに、チャーチルはNY育ちのお金持ちのアメリカ人女性と
イギリス人貴族との間に生まれた子供ですので、学校では
かなりアメリカ英語でいじめられたのではと想像してます。
(カクテルのマンハッタンは彼の母親の発明だとか)
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございました。&とても興味深いお話をありがとうございました!!
階級差のある単語が混在して入ってきたのは、それぞれの「輸入」の
ルートがまちまちで、それが階級差を意識しない日本人が使ったから
でしょう。
英国においても、普通は意識する必要はありません。相手によって使う
単語が違うとしても、それは相手の階級によるのであって、あなたが
貴族でない以上、「貴族の単語」を使うのは噴飯ものです。
むしろ、私の経験では、Upperクラスの英国英語はぶっきらぼうです。
この回答へのお礼
時代とかの背景もあるのでしょうね。。。。すごく時代や環境の混ざった背景がありそうですね。ご回答ありがとうございました。
こんにちは!
イギリスが相変わらずの階級社会であることは厳然とした事実で、
ちょうど日本の江戸時代、とまではいかなくても、事実上の階級感覚
のあった明治期のようなものでしょうか。
U and non-U English usage についてはWikipediaに記事があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/U_and_non-U_English
僕の感じだと、non-Uのほうが婉曲を好む(例・pass away)のに対し、Uはズバっと言うほうを好む(例・die)ところもあると思います。
日本になぜ両方入ってきたかということですが、本などは、Uで書かれることが多いため、例えば、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』(Through the Looking-Glass)では、Looking-glassです。でも mirror は、aristocracy を嫌うアメリカ経由で日本に入ってくるのを妨げることはできないでしょう。僕なども、鏡というと mirror ですし、眼鏡というと glassesを思います。アメリカ英語ですね。
今の日本社会は、アメリカよりもまだ文化的な階級差の少ない(経済的には差が相当出てきたようですが)社会だと思います。(いいことだと思います。)
鏡を looking-glassという言い方は、教育の場では、しだいに日本でもなくなっていくように思いますが、本を読むかぎり、どうしても必要ですので、英国で使われるかぎりは、併存するのではないでしょうか。
アメリカ人は、アメリカ英語だけでよく、イギリス上流階級は Uだけで、非上流階級は non-Uだけでいいかもしれませんが、日本では、どれも混在する運命です。でも、それだけ複眼的になれるのですから、悪いこととも思われません。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございました。 複眼的にみれるのは良い事だと思いますよ。 日本では階級というものがあまりなかったので、混在しているのでしょうか。。。
イギリスで使われていた上流階級英語をU(upper-class)を非上流階級英語をnon-U(non upper-class)と規定しています。これは当時、階級を区別するための一つの指標であったとされています。
もともとイギリスは保守的な国なので、階級というものに対して非常に敏感でしたし、中流階級の人々などは特に上昇志向が強いので、UとnonUというのを強く意識していたようです(昔ほどではないにせよ、現在でもこれらの潜在的な意識は強く残っていると考えられます)
なんでこんな前フリを話したかと言いますと、要はU・nonUの区別を付けたがるのは特にイギリス人が強い志向を持っているだけであって、他の外国人などは単純にそこまで気にしていなかったのでは、と考えるからです。
また、現在日本で行われている英語教育の基本はアメリカ英語ですので、そこの差異を強調することはありません。質問者のようにUとnonUの単語を区別して知っている方もそんなに多くはないように思われます。自分も今思いつく限りでだいたい10組ぐらいです。
加えて、Uが堅苦しい印象を与えるのに対し、nonUというのは非常にカジュアルでインフォーマルな会話で使いやすいとされていたので、英語を勉強する段階でもnonUの方が好まれています。事実、日本語における外来語(カタカナ語)のほとんどがnonUです。Uがここに混ざってきた原因としては、やはり難解な単語を知っているということが一つのステータスになるからでしょう。しかし、決して一般的でないことは明らかです。
ちなみにnonUは直接的な表現が多く、逆にUは遠まわしな表現のものが多いようです。
以上、参考までに。何か疑問な点がありましたら出来る限りお答えするので、補足質問をお願いします。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございました。 しかし、なぜ一つの意味(日本語に訳すと同じ意味)で、2通りの単語が混ざって日本ではつかわれているのでしょうか??日本で使われている単語の中で、ある単語はUで、またある単語はnon-Uですよね。それは日本人が選んでどちらかを使っていると言う事でしょうか?
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