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私立の小中学校、進学高校、大学は、障害者を受け入れるのを嫌がっているのでしょうか?
障害者は能力が劣っていることが多いからなのか、問題を起こされたら迷惑だからなのか、どうしてなのでしょうか?
知り合いにアスペルガーかADHDだかの子がいます。その子には弟と妹がいます。彼は私立小学校を受けましたが落とされました。が、下の二人は合格しました。受験当時は障害があるとは判っていなかったようですが。
彼は学力的には申し分なく、行った先の小学校でも成績はトップだったそうです。

私自身もアスペルガーです。私は中学受験して私立中学に入りました。しかし、体がついていかなくて休みがちになり、勉強も分からなくなりました。そして高校には行かせて貰えませんでした。担任に「退学でしょ」と言うと、「違うよ、卒業」と言われました。私には綺麗ごとにしか聞こえませんでした。その上修学旅行にも行かせて貰えませんでした。出席日数不足だったからだそうですが、「私が行くと学校の恥になるから」という話も耳にしました。
高校は不登校の中学生も沢山くる高校に行きました。
トラブルもありましたが友達もでき、先生も障害の勉強をちゃんとしている先生も数名いました。障害を持った生徒も数名いました。
私はその後短大に行きました。ある先生に障害のことを話すとそれから卒業まで「この人は所詮障害者」という目で見られている感がするようになりました。
後輩に私より重いと思われる脳の障害の人がいました。その人は頑張っていたんですが、中学時代の私同様、体がついていかなかったようです。ダルそうな態度を取っていたり、小さな声が出てしまったりして、「体が心配、他の人の邪魔」という理由で教室から保健室に連れ出されていました。後者の理由を明らかに態度で出している先生もいました。
結局彼女は夏休み後に話し合いの末退学したそうですが、私は短大側が遠回しに「ここでは彼女はやっていけない」と言い、彼女とその親がそれに同意したんだと思います。
中学の先生も障害のことを勉強し始めたそうですが、正直「勉強してどうするの?」という感じです。


私の学校生活で関わってきた障害者は学校から「来ないで」といわれているような感じがするところばかりでした。(高校は除く)
これは私の周りだけなのか、どこでもそうなのかどちらでしょうか?
優秀な人を求めるのにはこういうのはするでしょうけど、健常者ばかりに良い勉強の場が与えられるのはちょっと・・・と思いますが、良い策などはないのでしょうか?

お願いします。


※ここで言った障害者とは軽度で勉強する意思がある人です。重度の人は勉強したがっているのかわかりません。すみません。

A 回答 (6件)

あなたが何をもって『軽度』と『重度』に区別するのか、


また、あなたのおっしゃる『障害』とはどのようなものなのか、
そのへんがはっきりしません。
身体に不具合のあるひとや、慢性的な持病のある人たちも含めるの
でしょうか。

たとえば、自分のあしで歩くことが困難な人が入学する場合、
(これは、脚そのものに障害がある場合や
 心臓などに負担をかけることのできない病気などが
 考えられます)
階段を昇ることができませんから
学校としては、そのひと一人のためにエレベータなり昇降機なりの
特別な装置(かなり高価です)を設置しなければなりません。
5階建て以上の学校でも、エレベータの設置を義務づけられたのは
比較的最近のことですから、それ以前に建造した校舎を持つ学校および
4階建て以下の校舎を持つ学校は
公立だろうと私立だろうと、
この財政難の時代にそのような出費には二の足を踏むのでは
ないでしょうか。

ただ、おっしゃっているのはADHDやアスペルガー症候群に
苦しんでいるひとたちのことのようですね。
学校というものの動きは常に色眼鏡で見られてしまうようです。
そして、確かにそのように動きますよね、学校って。
でもそれは、けっこう学校本体の意思ではないことがあるのでは
ないでしょうか。
たとえば、保護者会とかね。
(つまり、同じ授業料を払っているのに、
 なんであの子のためだけの昇降機をつけるんだ、
 なんてことを言いそうな人、どこにでもいますよね)
学校は常に色眼鏡で見られてしまうことから、
必要以上に世間の意見におびえてしまっている所が
あるように思います。
そして、学校の教員もしょせんは
その人の育ってきた社会で生きている人間の一人です。
あなたが
『ある先生に障害のことを話すとそれから卒業まで「この人は所詮障害者」という目で見られている感がするようになりました。』
という悲しい思いをさせられたのも、
その先生の育ってきた環境がそういう社会だった、
ということなのではないでしょうか。
その先生個人個人の反応を以て、
『学校とはこんな場所』という決めつけはさけた方がいいかと思います。
実際、高校ではそんな思いをさせられることは
少なかったわけですよね。
さて、策ですが、結局はひとり一人の努力ではないでしょうか。
わたしは健常者(この言い方は嫌いです)ですが、
貧しかったことや勉強が苦手(きらいってことではなく、
スピードが遅かったんですね)
良い勉強の場を与えてもらうことはできませんでした。
でも、いま振り返って見ると、もっと努力できたんじゃないか、
ほかにもやり方があったんじゃないかって
思うことがあります。
また、いまから学ぶことだってできるわけです。
障害があろうがなかろうが、
学びたいと思う心がある場所に学びはあるんじゃないかと思います。
参考にならない長文で申しわけありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:25

まだま、世の中が障がいについてきちんと理解をしていないからだと思います。


先日、学校で自閉症に関するビデオを観ましたが、そのビデオの中でのアンケート『自閉症は心の病気であるか』という問いに正しく答えられた人は100人中15人だけでした。

人づてに聞いた話ですが、車イスを使っている子が公立を受験し、車イスだからという理由だけで落とされたことがあるそうです。
(そのあとで、結局、学校側が不適切となり、合格し、エレベーターなどの施設も整ったそうです)
他には、理由は忘れましたが、母親が付き添わなければいけない学生さんがいて、大学側は入学するのなら母親も授業料を払わなければならないと説明したり…などがあったそうです。

ただ、私立の小学校は学力だけを重視しているようではないらしいので、障がいがあるとはわかっていなかったのなら、落ち着きがない等が理由だったかもしれません。
厳しいかもしれませんが、私立の中学であれば、出席日数が少なかったり、勉学面が劣ってくるようであれば、やはり、高校進学は難しくなってくるものだと思います。(障がいがあるとかないとか限らずに)
短大の先生の話もreincatさんがそう感じていただけで、本当にそう先生が思っていたかはわかりません。
難しいかもしれませんが、あまり他人の目のことは意識しない方がいいようにおもいます。(ストレスもたまりますし)

人の邪魔…という理由でとありますが、どのような状況でどれくらいなのかにもよると思います。
たとえば、最近は、体育や美術・家庭、朝の会などのときはクラス全員で行動し、それ以外は障がいのある子は別の教室で勉強するというシステムがありますよね。
体育や美術などそういう状況でならダメだと思いますが、五科目となると別かもしれません。
例えば、少し程度なら良いですが、その子の言動が原因で授業が全く進まないのであれば、やはり、何らかの処置をしなければなりません。
できれば、同じ環境で受けることが望ましいですが、障がいのある方もきちんと授業を受ける権利があるように、健常者もきちんと授業を受ける権利があるため、全体の授業が進まないとなると、どうしても、そういう風になってしまったのだと思います。
でも、個人的には、保健室などではなく、別室できちんとしたところを用意するべきだと思いますが。

近年は、比較的に障がいのある方も同じ教室で授業を受けられるようにと考えている学校が増えつつあるそうです。
また、公立の義務教育の場合は、本人や家族が希望すれば、地元の学校に通えるはずですし、対処もしなければいけなかったような気がします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:27

タイトルの回答としては、その学校に情報開示を求めてはどうかという物でしょう。



個人情報保護法が施行されましたので、私立校はこれの対象になります。個人情報保護法は、同時に個人情報の開示にも応じなければなりません。

落ちた理由を正規なルートで開示請求すれば、分かることでしょう。

なお、軽度発達障害ということばはなくなりそう(なくなった?)ですね。アスペルガーとADHDを一緒には考えられませんが、こういった障害の重度軽度を問題にするのではなく、どうしたらよりよい教育が得られるかがポイントです。

その意味では日本はまだまだ遅れているだろうというのが感想です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:26

>私立の小中学校、進学高校、大学は、障害者を受け入れるのを嫌がっているのでしょうか?


事前に障害者であるむねを申告していれば別ですが、そうでない限り特に何もないと思いますよ。
私自身ADHDですし、友人にも何人か居ましたが、それで何かしら影響があったというものは居ませんでした。

>受験当時は障害があるとは判っていなかったようですが。
>彼は学力的には申し分なく、行った先の小学校でも成績はトップだったそうです。
受験は学力だけではありません。
特に小学入試は、単純な学力以上に行動や考え方などに重きをおく傾向になるため、他の入試とは事なり健常者が優位になるのは仕方ありません。
これが高校や大学であれば、成績で判断するので問題なく入学出来たはずです。
ADHDの場合、問題があっても学力だけはずば抜けて良い場合もありますので、差別どころかよい教育を受けるチャンスは十分にありますよ。

私立中学から高校へエスカレータであがる場合でも、出席不良や学力不振者は容赦なく退学にする学校ではありませんでしたか?
一定の基準を元に、退学させている学校であれば、健常者でも障害者でも同じ基準なのは当然だと思います。
これが公立であれば問題ですが、私立に障害者であるから基準を優遇することは望むのは酷だと思いますよ。
私も出席日数はギリギリ、出席授業数もギリギリと言う感じで何とか卒業してますが、たとえ病気であったとしても、自分の事を客観的に見つめ何とか対処するのが当然だと考えていました。
自分が病気であるからと言うのは甘えであって、何とかするのは自分の責任だと認識し、また肉体的な障害に比べ、精神的な障害は専門分野でなければ医師でさえわからない人が多いのだから、理解してもらおうとすること自体無理だと思っています。
人間は目で見てはっきりわかる物には理解を示せても、外見上問題のないものに理解を示せないのは、精神学の医療においても苦慮するところですから仕方ありません。

私の場合、小学校時代に心理学と精神医学の書籍にはまった時期があり、客観的に自己分析を行う癖が身につきました。
これによりADHDの多動性も改善しましたし、自分の行動が健常者からみればおかしいことに気づき努力するようになれました。
但し、私が子供の時代はまだ医学上でもADHDが一般化される前であったため、精神科でも問題ないとされていましたが。
とは言っても、未だに時間・物事・注意力には問題が多々あり、それに関しては得意とするところでカバーすればいいやと開きなおってます(^^;
※営業や企画・運営などは得意なので、経営で金を稼ぎ、苦手なことは家事代行業者や秘書に任せてます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:26

軽度発達障がいも「ADHD」「アスペルガー症候群」の名前がかなり知られるようになりましたね。



しかし、そのことが障がいの正しい理解を促進するだけではなく、障がいを特別視して理不尽な差別をもたらす場面も出てきているように思います。

本来、公立は、すべての子どもが等しく教育を受ける機会を保障されるために存在します。
その公立でさえも、財政難を理由に、予算をどんどん削減されて、障がい児教育も後退してきていると思います。

ましてや、受験や部活を売り物にする私学が中心の日本の状況では、理想を高く掲げるごく一部の学校を除けば、障がい者の受け入れに消極的であるのは当然と思います。

制度を決めるのは行政で、障がい者教育のシステムも、現場の教員の声をほとんど聞かずに決められます。
しかし、運用するのは教員の仕事です。

公立の先生方は多忙で、過労死寸前の方も多いのですが、軽度発達障がいについても、表面的でない知識を身につけて、人間的な制度運用をめざしたいものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:26

日本福祉大学およびその附属校は、障害者を積極的に入学させていますよ。


私学は、「校風」というものがありますので、ハイカラな学校には障害者は似合わないし、バンカラな学校では、障害者はついていけないと思います。
福祉に理解のある学校を探すしかないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 19:25

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