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機械音痴の自分なのですが、昨日職場で仕事をしている最中に電源が全て落ちまして主電源装置を調べると水が垂れてました(装置の下に水溜りが出来ていました)。
昨日はすごい雨だったので何かの原因で雨漏りし主電源に通じるパイプを伝って雨が装置の中に入ってたようです。
素人では治せないんで今日業者に来てもらって修理してもらうことになりました。社員の人達はショートしたなと言ってました。
恥ずかしい話なんですが、今までショートするとはブレーカーが落ちる状態のことを言うのと思っていました。
そこでお聞きしたいのですが、ショートの意味とブレーカーが落ちる原因を教えてもらえないでしょうか?
職場が工場関係なんで将来仕事を任される時がきてこんなことも知らないようでは情けないんでちゃんと理解しておこうと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ショートとは、漢字で「短絡」と書きます。


「短くつなぐ」です。

正常な状態では、プラスの電線とマイナスの電線との間に、負荷設備があります。
何らかの事情で、負荷設備を通る前に、プラスの電線とマイナスの電線とがくっついてしまうのが短絡です。
このとき、大きな電流が流れますから、ブレーカが落ちたりヒューズが切れたりして、大きな事故に至らないようになっています。

一方、ご質問は水がかかったとのことで、これはショートではないと想像します。
短絡ではなく「地洛」です。
「大地につながる」です。
「漏電」とも言います。

水分によって電線や機械の絶縁が破壊され、プラスの電線からマイナスの電線へ戻るより早く、機械の枠などを通して地面へ流れて行ってしまう現象です。

漏電も小規模のうちは見つけ出すことが困難ですが、ある程度の量になると、人が機械に触っただけで、ビリッビリッと感じるようになります。
さらに大きくなれば、人の生命を危機にさらしたり、出火したりすることもあります。

漏電は、専用の「漏電しゃ断器」で保護するようになっていますが、古い設備ですと漏電しゃ断器などないこともあります。
雨のかかった量が多ければ、地洛 (= 漏電) と短絡とが同時に起こることもあり得ます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
理論的な説明で大変勉強になりました!
感謝いたします。

お礼日時:2007/05/26 09:24

ショートとは電気がきめられた道(電線・コード等)を通らないで、近道を通って流れることを言います。


例えば、コードは絶縁物で被覆(ひふく)されていますが、その被覆が破れた部分の導線同士の接触や、
電線の接続(剥き出し)部分に異物(電気の通り易いもの・ご質問の場合は「水」がこれに相当します)が
触れて、電気がその部分を近道して通って大きな電流が流れることを言います。 
日本語では短絡(たんらく)といいます。
ショートすると、大電流が流れるためコードが過熱(かねつ)したり、発火することがあり非常に危険です。

この危険を回避するのがブレーカーの役目です。
ブレーカーが落ちるのは次ぎの2つのケースです。
1)ショートして大電流が流れた場合
2)一度に沢山の電気器具を使って許容量を超えた電流が流れた場合

ブレーカーを簡単に説明しますと主幹用(建物全体用で30Aとか大きな電流を対象とします)と
分岐回路用(部屋毎等の回線別に設置され通常20Aまでです)の二つに分けることが出来ます。
ショートしたり、沢山の電気器具を使った場所により落ちるブレーカーが異なります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
理論的な説明で大変勉強になりました!
感謝いたします。

お礼日時:2007/05/26 09:25

「ショート」っていうのは、「ショートサーキット」のことを長ったらしいので「ショート」というようになったようです。


サーキットは(電気)回路のことを指していますので、一般的に「ショート」といわれる現象は、何らかの原因で電気回路が短絡してしまったことを言います。
原因は通電するもの、今回のような水、またはゴミ、ホコリ、あるいは人間が触ってしまったなどがあるようです。
電流、電圧、抵抗の関係はわかりますよね?
ショートしてしまった場合の多くは、回路に正常に電流が流れず、正常の抵抗に比べて低い場合は大きな電流が流れてしまいます。特に電源に近い回路などでは、発火・感電などの危険もあります。
「ブレーカー」は、ある程度必要な電流以上のものが流れると、回路を遮断する仕組みになっていて、これらの危険を回避しようという機械です。

「ブレーカー」の落ちる原因は、過電流によるものです。
ブレーカー自体に「15A」「25A」「60A」などと書かれていますよね。
コンセント以前の配線や使用する機器、さらに電力会社との契約などによってその値は違ってきますが、特別のものを除いて仕組みはほぼ一緒です。
大きな電流が流れると、配線なども発熱します。また、ショートなどに代表される機器の異常の際にも、大きな電流が流れることは危険です。ですので、これらの危険から生ずる事故を未然に防ぐためにブレーカーを設置しています。

ブレーカーの落ちる原因の過剰電流には、ショートや漏電といったものもありますが、家庭などでは「電気製品の使いすぎ」などもあるようです。

例えば、25Aのブレーカーが付いている下に、1500W(15A)のドライヤー、800W(8A)の湯沸しポット、600W(6A)の電子レンジがフル稼働していれば、定格25A以上の電流が流れてしまいブレーカーは落ちるでしょう。
定格以上の電流が流れることは、コンセントや配線が熱を持ち、発火する危険が生じるからでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
理論的な説明で大変勉強になりました!
感謝いたします。

お礼日時:2007/05/26 09:25

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