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「This is a pen.」という文は日本語に訳をしなくても状況が理解できます。けれども、すこし複雑になってくると、文法的に主語がこれで、動詞がこれで、andはこことここにかかっていて・・・という風に考え、日本語にして意味を通してからやっと理解できます。
ここで質問なんですが、複雑な英文でも、「This is a pen.」のように、日本語訳にしなくても状況が理解できるようになる勉強法はどうすればよいのでしょうか。やはり慣れでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

文法を忘れることです。


イギリスでは、5歳の子供は相当なスピードの英語を聞き取り、
相当な内容の話ができますが、文法は知りません。括弧に適語
を補充したり、書き換えたり並べ替えたりするドリルも理屈を
つけて説明はできないでしょう。でも完璧に聴いて話せます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
なるほどと思いました。
がんばってみます。

お礼日時:2007/05/29 21:22

なれとか量をと言うのは、昔の職人修行と同じで、科学的な分析が出来ていないから、そう言うしかないと言う事なのです。



文法と言うのは、基本的には科学的に言語の構造を解き明かしたもので、人間が母語以外の言語を身につけるためにはどうしても必要なものです。
問題は、現在の文法体系がまだ未完成であり、一つの言語の心理的な面を説明するに至っていないと言うことなのです。

もう一つ、大きな問題があります。それは、どのような状態を言語が出来ると言うかということです。This is a pen. レベルではないのは誰でもが賛成するでしょうが、日常の買い物が出来る程度か、新聞が読める程度か、新聞記事が書ける程度か、そして、劇や小説が書ける程度か、いろいろあるわけです。そして、それに必要なレベルもいろいろ変わってきます。
文法を別にしても、文化的な理解が必要です。日常の買い物レベルなら、いわゆる文化的な差異についての知識はほとんど必要ないでしょうが、劇の脚本が書けるためには、文化的な知識と言うか感覚が必要になります。

また、もちろん語彙の問題もあります。平均的な日本人でも数万の語彙があると言われていて、それは英語でも同じです。その平均的なレベルを目標にするのか、もっと少しでいいのか、もっと多くか、ここも議論があるところです。

さらに、英語を読む、書く、聞く、話すとある程度別の技量のようなものが必要になり、読むことは出来ても話すことは出来ないなど、その相互の関係が問題になります。

結局、文法自体がまだまだ未完成であることと、言語を身につけるということが、非常に広範囲な能力に関係があるので、こうすればいいというような簡単なノウハウが決まらないと言うことではないでしょうか。
つまり、幼児が母国語を身につけるように、さまざまな形での訓練が必要だと言うことだと思います。

でも、こうやって書いていくと、なんにも実にならないですから、こういう訓練方法がある程度いいというのをご紹介します。基本的にリスニングの訓練として書いたものですが、英語自体の習得にも役立つと思います。

以前自分が書いたもののコピーです。ご参考になれば。

日本語でもそうですが、聞くということは、相手の言った言葉がそのまま自分の頭の中に残る、つまり、相手の言った言葉を少なくともその直後は、自分の頭の中で、または口頭で再生できるということなのです。

もし、誰かが側にいたら、日本語でその人に何か言ってもらってください。そして、当然意味が分かると思うのですが、意味が分かるということとほぼ同時に、あなたの頭の中に、今聞いた、その人の言葉がそのまま残っているのに気が付かれると思います。そして、たいがいの場合、その言葉を口に出して、繰り返すことが出来ます。反対に、繰り返すことが出来なかったら、意味が理解できていないはずです。

ですから、英文を聞くときにも、その聞いた英文を頭の中で、即時に繰り返していくことがリスニングのコツです。

ただし、その前提として、英文の文法構造が分かる、語彙を理解していると言うことが必用です。文法構造を理解していないのに、英文だけを聞いて英語力が上達するということは、まず、ありません。つまり、一日に数時間集中して聞くなどのことがない限り、上達には結びつきません。同様に、単語の意味が分からないまま聞いても上達には結びつきません。
その意味で、テキストのあるもの、文法構造の説明のあるものをリスニング用に使うのがよいと思います。

意味の確認が出来るものを使い、最初は意味を見ないで、次は、意味を確認して、英文を見ながら、そして、最終的には、何も参照しないで何回も聞き、再生をする練習をするというのが、いいと思います。話す訓練にもこれが本当は一番いいはずです。
へたに会話学校に通うよりも、この方法のほうが力がつくと思います。

最初は、頭の中での再生だけでも良いでしょうし、口頭で再生することを終始やっても良いと思います。
本当は、口頭で再生するほうが、効果が上がるはずです。

英文を即座に頭の中で繰り返すと言うことは、日本語に直さないで英語を理解していく訓練にもなります。
自分もそうでしたが、ある程度英語が分かるようになると、読んだり聞いたりしたその瞬間に、英語ではなく日本語が頭に浮かんでくるようになるのです。そして、これは、実は、会話をするときや、長文を速く読むときなどは、非常な障害になります。

自分はもう出来なくなりましたが、以前は、聞いた文章がまるで読んだ文章が文字として記憶に残るように、音として記憶に残っていました。意味の分からない表現とか単語が音として残るのです。

若い方なら、多分、半月も一日一時間ほど集中して訓練すれば、音を記憶として残せるようになると思います。

同時通訳の訓練などでは、頭の中で繰り返すのではなく、口頭での再生をします。つまり、聞きながら即それを繰り返すわけです。また、高度になると、再生を遅延させてやることもあると聞きます。

最後になりましたが、何も聞かずに、単に自分で声に出して英文を読む訓練も、とても役に立ちます。RやL,BやVの違いなどを、自分の口を使って、色々出してみると、ああ、こんな音の出し方もあるんだと、なっとくしたりすることがあるはずです。

その際、音が、口の前の方(唇に近い部分)で響いているか、それとも、喉の奥の方で響いているか、舌がどのような位置にあるか、などを意識しながらやると、リスニングのときに、ああ、この音だ、と気がつくことがあります。

細かいことですが、最初の内は、一つの文を繰り返し聞くことも大切です。R,Lの区別などは、短文での練習でやるしかありません。
ただ、それと同時に、ある程度の長さの、つまり、数分程度の英文を繰り返し聞き、それを再生する練習もしたほうが良いですね。

意味のわからない英語放送を、聞き取れないまま、単に流しつづけることは、現実には、ほとんど効果がないと言われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
やはり日本語に変換して理解するのは問題なんですね。
上記の方法を早速参考にして取り組もうと思います。

お礼日時:2007/05/29 21:28

私も最近この掲示板で知ったのですが、


sight wordに慣れるということでしょう。
もう見ただけでこれだという感覚を身に着ける。
検索すればいろいろ訓練できるサイトがあります。

英語ができるという人だって母国語なみにという
人はきわめて少ないと思いますし、小説を書けるような
人は聴いたことがありません。しょせんその程度。
安心してください。

大江健三郎さんのノーベル賞受賞のときのスピーチを
聴きましたか。英語ができると思っている人でさえあの程度。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
やはり真の英語習得は激しい訓練が必要なんですね。
がんばってみます。

お礼日時:2007/05/29 21:25

「慣れ」ですね。

慣れるための方法もいろいろありますが、同じ文章の徹底的な音読、大量の読書などが代表的だと思います。

音読は、5回とか10回ではなく、何十回、何百回というレベルで繰り返し行って、身体に刷り込むくらいにします。英文をぶつぶつ読み上げながらノートに書き写す音読筆写という方法も同時にやると効果的です。多読は、本を1冊とか2冊ではなく、何百万語という単位で読みます。ともかく量をこなします。

ただ、「慣れる」ためのトレーニングでは、自分のレベルからすれば、少しやさしいめのものでやるのがコツです。やさしめのものであれば、それほど抵抗なく量をこなすことができます。習慣になってくれば、特に苦痛に感じません。具体的なやりかたは、以下のようなサイトが参考になると思います。
http://homepage3.nifty.com/mutuno/
http://www.seg.co.jp/sss/
http://www.icconsul.com/
http://www.daisan-shobo.co.jp/books/ISBN4-8086-0 …

なお、よくわからない英語を漫然と聞き流すような方法では、例え1000時間聞いても、「慣れる」ことはできないと思います。ある程度聞き取りができるようであれば、多読ではなく多聴も効果があると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
紹介していただいたHPはとても参考になります。
がんばってみます。

お礼日時:2007/05/29 21:23

慣れというか、量です。


this is a penも最初は、これ、です、一つの、ペン、と分散して説明してもらったはずです。文単位で覚えたものではないはずです。

I don't knowも同じです。知らない、と覚えたと思うかも知れませんが、
それでは、応用が利きません。I didn't know. She doesn't knowなどは言えないことになります。

すなわち、this is a penから、だんだんI think this is a pen. I think they know this is a pen. I think they know this is a pen but I don't think they know that is a new type of pencil.とか長い文章を沢山読むのです。

文法無視で先走るから読めないのです。this is a penの場合は、文法を理解してからその文章に接する機会が極端に多かったといえます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
やはり文法ありきですね。
量を増やして頑張ってみます。

お礼日時:2007/05/29 21:22

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