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29歳男性です。昨年の健康診断にて肝臓の数値のみが異常値となりGPTが60(GOTは35,γGTPは18)のため、再検査を受けることになりましたが、2ヶ月後の検査ではGPTが52(GOTは37、γGTPは17)と若干減少したものの、依然として高い数値を示しておりました。

元々、下戸のため酒は飲めず、またコレステロールや中性脂肪なども正常値だったため脂肪肝は考えにくく、体調の不良などの異常は殆どありませんでしたので、かなり不安になり、さらにその数ヶ月後、肝臓専門の病院へ再検査に向かいました。事前に肝臓には亜鉛が良いと聞いていましたので、サプリメントを服用して血液検査を受け、肝臓の数値はGPT40(GOTは26、γGTPは17)とかなり改善いたしました。

ここまでであれば良いのですが、ANA定量判定が(+)、ANA定量希釈率が320とかなりの高い値を出しておりましたため、半年後に再検査をするように勧められました。

そこで本日、検査を受けたのですがGPTは31(GOTは21、γGTPは17)とさらに改善しお医者様より「肝臓は心配ない」と伝えられたのですが、ANA定量希釈率が320と変わらず、再び半年後の再検査を勧められました。

お医者様より、この数値は高い方で「臓器を攻撃する可能性があるから、半年というスパンで検査をすることには意味がある」と仰っていただきました。ちなみにその間通常の疲労による体調の不良以外は殆どありません。

私自身がかなりの不安症のため、この数値を見て大げさに言えば「人生に関わるかなり深刻な事態」と捉えています。そこで質問させていただきます。このANA定量希釈率が320という値は、将来の生存率を押し下げる病気になりうる可能性が高いと言えるものでしょうか。さらにこの数値は下げることができるものでしょうか。

お暇なときで結構です。お詳しい方がいらっしゃいましたら、お答えいただけましたら幸いに存じます。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

抗核抗体は一般的に膠原病の初期診断に使用されます.


抗核抗体が陽性になる病気としては,全身性エリテマトーデス,
強皮症,多発性筋炎/皮膚筋炎,混合性結合組織病,シェーグレン
症候群,自己免疫性肝炎などがあります.
これらの病気にかかると,必ず抗核抗体が陽性になりますが,
反対に抗核抗体が陽性であるからといってこれらの病気にかかっている
ということではありません.
抗核抗体の正常値は一般的に40未満ですが,特に膠原病でなくても
80~160倍くらいの人は結構たくさんいます.
ただ320倍は確かに高めの数値ですね.
抗核抗体が高い集団を追跡していくと,そのうちある一定の割合で
いずれかの膠原病を発症するという事実はありますので,半年~1年に
1回程度の頻度で定期採血することをお勧めします.
ただ発症の確立は決して高い訳ではありませんので(ほとんどの人は
膠原病にならずに一生を終えます.)過度の心配は不要です.
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この回答へのお礼

ご回答をお寄せいただきまして、誠にありがとうございます。専門家でいらっしゃる6teruteru9様の詳細なご説明、さらにはアドバイスを頂き、また「ほとんどの人は膠原病にならずに一生を終えます。過度の心配は不要です」とのお言葉を頂きまして、本当に安堵しております。

今後は抗核抗体のことはあまり気にせずに過ごし、定期的な検診を受け、健康に留意しながら生活をおくっていきたいと思います。またストレスが禁物という話も伺ったことがありますので、ストレスをあまり抱えすぎないように今後努力していきたいと思います。

貴重なご意見を頂きまして、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/07/05 22:01

心配のしすぎです。


 確かにANA定量希釈率が320と言うのは高い値です。
しかしそれが即病気につながるというものではないのです。
健康な人でも高い値が出ることはありますし、病気と診断されても低い値しか出ない人もいます。あくまで目安の値なのです。
 この値は言わば体質を表します。値が高い人は極度の疲れやストレスによって病気が発症したりひどくなったりする”可能性”があります。なのでそこまで追い込まれないようにうまくストレス発散できれば大丈夫なものです。多少のストレスは人間にとって必ずあるものですからそれは心配する必要はありません。定期的に検査をすることで『気づかないうちに病気になっているのでは?』という不安を取り除くことができます。
 これはたとえて言えば血圧が高くなる体質の人が塩分取りすぎをすると将来高血圧になりますというのと同じようなものです。体質は変えられませんし、高血圧は生存率を押し下げる病気ですが、塩分を控えたり薬を飲むことで生存率は上がります。
 余計な心配はしないことが一番ですよ。
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この回答へのお礼

ご回答頂きまして、本当にありがとうございます。当初、抗核抗体のことをお医者様に伺った際は「時折、お祭り騒ぎのように肝臓を壊すことがある」と伝えられましたので、それでかなり不安になりこのように質問をさせて頂きました。
確かに私は心配性でかつストレスに弱く、これまで何度かストレスが原因の突発性難聴にかかったこともあります。ですので、ストレスには十分気をつけたいと思っておりますが、あまり上手には自己管理ができていないようです。
でも、今回hanasaka様より「心配のしすぎである」とのご回答を頂き、少し安心できた心持ちです。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/06/04 08:02

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