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お世話になります。
いま、コンデンサの勉強をしているのですが、コンデンサの絶縁物として誘電体という呼び名がでてきます。
誘電体とは、どういうもの、どういう意味なのでしょうか。絶縁物すべてが誘電体とも言うことができるのでしょうか。それともコンデンサの絶縁物として利用されるものだけをさすのでしょうか。後者の場合、どういうものがコンデンサに利用されるのでしょうか。誘電体となるための条件などはありますでしょうか。

また、誘電率という言葉が出てきますが、これはどういうものとイメージすればよいでしょか。磁気においては透磁率に対応する言葉かと思いますが、透磁率は磁気、磁束の通りやすさというイメージ(とらえ方)ができると思いますが・・・。

A 回答 (2件)

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絶縁物すべてが誘電体とも言うことができるのでしょうか

詳しい定義は下記リンクに任せるとして・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%98%E9%9B%BB% …
「絶縁体=誘電体」という考えて、実用上、支障ありません。
(私の、半導体関係、光関係の仕事の経験から言いましても、そうです。)


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誘電率という言葉が出てきますが、これはどういうものとイメージすればよいでしょか

同じ厚さなのに電気容量が大きいものを「誘電率が高い(大きい)」、小さいものを「誘電率が低い(小さい)」と言います。
小型でも容量が大きいコンデンサを作るためには、高誘電率の材料が必須です。


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誘電体となるための条件などはありますでしょうか

実用的な面で言えば、
高誘電率はもちろんですが、さらには、薄くて均一な膜厚でピンホールのない膜を作成する技術があることが重要になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なかなか、いろいろな言葉が出てきてどのような関係があるのか、把握しにくいですね。
絶縁体と誘電体・・・言葉が違うということは、何か違いがあるんでしょうね。
最後の、「薄い」というのは誘電率が高くなるということでしょうか。ピンホールがないというのは、ショートしないということでしょうか。

お礼日時:2007/06/05 08:31

静電容量の式でεが出てくると思いますが,これが誘電率です.たいていの絶縁体は誘電体とは言えますが,コンデンサに用いるのはその中でも,誘電率が高いもの(大容量化)や誘電正接が小さいもの(低損失化)を用います.



誘電率のイメージですが,物質中に電場が入って電束というものを形成します.このとき電場の何倍も入れることが出来この倍率を誘電率というようです.
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