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梅酒をつくるホワイトリカーって、複数のメーカーのものがありますよね。
アルコール度数は同じなのに、紙パック1.8L入りで900円~1300円と差があって、タ○ラみたいな有名メーカーのものが高く、地元の無名メーカーのものは安いようです。
今までは、単純に「無名メーカーのは叩き売られるのかな」などと思って今年も最安値のものを買ったんですが、ふと、もしかして材料の違いとか味の違いとかあるのかも?と思いました。

けど、たとえ材料が違っても、甲類焼酎なら原料の匂いはほぼ消えているので、梅酒にしちゃえば味の差は分からないんじゃないかと思うのですがこのあたりもどうなんでしょう。

整理すると、
○ホワイトリカーの値段が違う理由
○安いものと高いものの味の違い
です。知ってる方、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

2度目の登場です。



>たとえばモラセスの品質が違ったり~~
「モラセス」は先にも書きました通り、サトウキビを搾った液を砂糖の原料となる、純度の高い糖液を抽出した後に残る、言わば「絞りかす」なわけで、元々は捨ててしまうような物。とても品質を語れるようなシロモノではありません。
サトウキビの品種は「より高濃度の糖液を作る」事と「気象による影響を抑える」事に特化しており、「絞りかすで酒を造ること」に関してはまったく配慮されていません。
葡萄や米はお酒を造ることを目的に作られていて、その絞りかすも品質を語ることができるのとはワケが違うのです。

>アルコールで輸入して日本で調整したりで安くなったりとかはないんでしょうか?
アルコールにして輸入した場合、現地で加工した方が人件費は安く済みますし、原料で輸入するより輸送コストは安くなります。
しかし輸入関税がかかります。
輸送費の関係で高濃度アルコールで輸入されることになると思います(薄めればそれだけ嵩が増しますから)が、それだと「飲用アルコール」ではなく「原料用アルコール」扱いになるから関税は安くなるのかな?
まぁどっちにしろ「原料で」輸入されることはないでしょう。
そうなると各社の価格差はなくなることになりますね。
この辺の細かい所までは残念ながらよく知りません。

残りは「企業努力」ぐらいでしょうか?
事実お酒のディスカウントでも同じ商品の価格がお店によって500円も違うようなことはよくあることですし。
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この回答へのお礼

なるほど、安いものを買っても品質や味に違いはなさそうですね。これからも梅酒用には自信を持って安いホワイトリカーを買うことにします。

丁寧に教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2007/06/06 22:01

有名メーカーの製品が高いのは「有名になるために使ったお金」の分、つまり「宣伝広告費」が入ってますから高くなりますよ。


知り合いの美容師さんに聞いたところ、シャンプーも原料価格の差はほとんどなく、コマーシャルを何本打つかが価格の違いなのだそうです。
無名なメーカーは宣伝もそんなに打ちませんし、工場規模や従業員数も少なく、商品開発にかける費用も少ないですからその分安くなるのでしょう。

味の違いはほとんどありません。
これは製造過程に由来しております。
ホワイトリカーの原料は「モラセス」が使われています。
モラセスは砂糖の製造工程で排出されるサトウキビ液の不純物で、ラムも同じ原料から作られます。
ラムとホワイトリカーを分ける決定的な違いは抽出されるアルコール度数の違いです。
ラムは法律でアルコール度数95%未満で抽出することが義務付けられていますが、ホワイトリカーはアルコール度数95%以上で蒸留、活性炭などで脱臭し、水で割ってアルコール度数を調整し製品化されています。
アルコール度数95%以上で抽出してしまうと、味を決定付ける要素まで取り除かれてしまう為原料由来の味はもうしないと考えたほうがいいでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。
やはり、宣伝費ですよね。
とはいえ、900円と1300円だと約1.5倍で、シャンプーみたいに香りやテクスチャーが違うわけでもなく同じ味だと、本当に他に違いはないのか?とも思ったり・・・

原料は「モラセス」だということなんですが、たとえばモラセスの品質が違ったり、アルコールで輸入して日本で調整したりで安くなったりとかはないんでしょうか?

お礼日時:2007/06/04 23:51

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