スーパーなどのカルキ抜き無料水を水槽で使うとき・・・

Question

アクアリスト初心者です。素朴な質問で恐縮です。
水換えで、スーパーなどに置いてあるカルキ抜き無料水を水槽に入れるときは、
よく売ってるカルキ抜き中和剤（例：テトラ　コントラコロライン）は、使わなくてよいのでしょうか？
また、ろ過、バクテリアを活性化させる水質調整剤（例：テトラ　アクアセイフ）は入れたほうが良い？
そもそも、水をやかんで沸騰させればカルキは抜けるのじゃないのでしょうか？
皆さんはどうされてますか？

bellena33 · Accepted Answer

スーパーで提供されている何だか体に良さそうな水の方が、
ただの水道水より適しているのではないか...というアイデアですよね？

カルキ（塩素）は、水道水に雑菌が繁殖するのを防止するために用いています。
ということは、飲料水はカルキを抜いて保存してはダメなわけです。
スーパーで水を容器代だけで提供するようなことをやっているかもしれませんが、
調理用（非加熱で飲むな！）で、飲用ではありません。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/WaterAtSuper.htm

また、そういうものは、美味しい水を演出するため、ミネラル添加や何らかの加工がされているのが通常です。
硬度（＝ミネラル）の高い水は、種類にもよりますが、一般的な熱帯魚には向かない場合が多く、
そのような水を使うメリットはほとんどありません。

逆浸透膜法：使い方次第。場合によっては、とてもラッキーと言えます。
しかし、知識なく用いると魚を殺す可能性が跳ね上がります。
アルカリイオン水：アルカリ側に調整された水ですので、大半の（中性や弱酸性を好む）観賞魚には向きません。
麦飯石ろ過水：ミネラル＝硬度上昇,しかしイオン交換＝硬度低下。
ミネラルなんて言うと聞こえは良いですが、不純物を混ぜ込んで舌触りや味を丸くするために麦飯石を使います。
また、微量のミネラルは生体に必要ですが、多量だと逆に害になります。
麦飯石には品質差が大きく、何が起こるか分からない状態の水を、あえて使うメリットはありません。
マイナスイオン水：そもそもが似非科学用語です。

浄水器を用いると、カルキや有害物質の類を除去することが可能なのですが、
大量の水を頻繁に替える必要性がある場合、いちいちカルキ抜きを用いていると、
手間が掛かるという作業の効率化を主目的として用います。
60cm水槽が1,2本の入門者が使っても、浄水器のカードリッジ内での細菌の繁殖という問題があり、
デメリットの方が勝ってしまいます。

水替え専用タンクや水槽というものを設置できるような場合は、カルキ抜きを使わず、
1日エアレーションした水を用いるというのはより理想的ですが、手間と場所が必要です。
また、水替え専用水槽のメリットは、予めpH調整した水を作っておいて、それを水替えに用いるとところにあります。
カルキ抜きをケチる目的では、面倒臭すぎないでしょうか...

> 水をやかんで沸騰させればカルキは抜けるのじゃないのでしょうか？

それはその通りですが、燃費がカルキ抜きより遙かに高く付きます。
加えて、沸騰させると、水のpHは9辺りに上昇し、生体に余計な水質ショックを与えることになります。
（水槽の水はpH6前後で交換することが多い）

以上のことを考えると...

井戸水（金気が多い場合がある）でもなければ、普通の水道水で大半の熱帯魚は飼えるはずです。
そしてカルキ抜きの使用は、ベストではないにしろ、まず観賞魚に害を及ぼすことはありません。
手間やコスト的に見ても、水道水＋カルキ抜きの方法は、妥当と言えるのではないでしょうか？

> ろ過、バクテリアを活性化させる水質調整剤（例：テトラ　アクアセイフ）は入れたほうが良い？

アクアセイフなどの粘膜保護剤は、生体の移動や、大量換水,水替えを長期間サボっていた時など、
水質の急変が予想される場合、死亡率や疾病率を減少させ、有効です。
重金属の無害化も、水道管の工事や鉛や銅の水道管が通水経路に設置されている場合には必要でしょう。
ただ、通常の水替えで効果が実感できないような場合が大半ですし、いざという時の保険的なものかもしれません。
個人的な意見では、常用する必要はないが、必要な時には惜しまず使うべき...というところでしょうか。

バクテリアを活性化させるような水質調整剤は、
水槽を数管理するレベルの上級者（ブリーダーやプロを含む）は殆ど使わないと思いますよ。
効果が分からない場合が大半で、逆効果になった時だけハッキリ分かる代物です。
仮に効果があるものに巡り会ったとしても、水槽の数が多いと大量に使うのでコストが掛かり過ぎます。
プロがホントに使う物なら、業務用5L10Lボトルがあると思われませんか？
メーカーが業務用大型ボトルを市販して出回っているものだけが、
一応、プロが使う価値があるかぁ...と渋々ながらも思っているものです。
使わなかったとしても、魚は死にはしませんし...

水合わせで死なせてしまったのは、また別問題です。

arara60 · Answer

スーパーの物は何だかわからないのですが
私はエーハイムの「4in1」を使っています。あと大切なバクテリアも。
カルキ抜き以外にも魚に有害な物やエアらの保護などをこれ1本でしてくれるので便利で楽です。
店頭より安く売っているサイトを載せておきます。
迅速丁寧に対応してくれ、質問にも電話とメールの両方で答えて下さいます。
良かったら覗いてみて下さい。調整剤／バクテリアの複合タイプの中にあります。(品番11360～サイズによって変わります)
魚や水草の写真を眺めるだけでもきれいなとこです。
(生体はデリケートな魚だと死着もあるのですが購入しています)
少しでも参考になりましたら幸いです。

参考URL：http://www.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopping.cgi

noname#114962 · Answer

スーパーのものは他の方が書かれているように、美味しくしてある場合がほとんどで危険です。
アクアセイフはおまじない程度です。ただし、ヌマエビなどを大量に通販で買った時など、高濃度の使用で生存率に効果が出ることもあります。(このあたりは経験のようですが)

私の場合、病気をさせたりケガをさせてしまったときに赤チンを塗ったりすると結果的に周囲の粘液が取れてしまうので、こういうときに使用するために置いてあります。
バクテリアのバランスを崩したときにも有効なのかもしれませんが、これはバクテリア活性剤の役割なのであまり使用しません。(それにめったにバクテリアのバランスが崩れることはないので)

沸騰は他の方が書かれているので略。

カルキを抜く場合ですが、いい加減ぼったくりに嫌気がさしたので、作りました。
http://www.yoshiwo.jp/waza/contra/index.html
水はくみ置きをするとボウフラでも入ったら嫌なので一旦沸騰させた水のあまりを使用しましたが、小さな水槽で使うならpHへの影響があるかもしれません。
薬局で精製水は\100/500mlほどなので買ってもいいでしょう。
100分の1くらいの価格になったので満足しています。(安い塩素チェックの薬で調べましたがちゃんと塩素が無くなっていました。あのぼったくり価格は何なんだ…)

もちろん値段が気にならないならハイポや液体の中和剤を買ってくれば良いかと思います。安心ですし。

水のくみ置きはよからぬバクテリアや生物が増えたりゴミが入るという心配があり、緊急に必要なときに足りなくなる可能性などを考えると実用的ではないと感じています。

チオ硫酸ナトリウムを使用したくないということでしたら、塩素を問題ない濃度まで下げる浄水器の類を使用するか、水質に問題のない井戸を掘り当てるのが良いかと思います。

blue_leo · Answer

「カルキ抜き無料水」というのが一般的な言葉じゃないようなのでどんなものを言っているのかよくわかりません。
その水が安全なものかどうかは誰も保障できないので、「カルキ抜き」の言葉だけを頼りに使うのであれば自己責任で、としか言いようがないような気がします。

煮沸した水道水はとけ込んでいる気体も飛ばしてしまうので水槽にそのまま使うのは敬遠するのが一般的なようです。
こんな眉唾の商品もありますが
http://www.kaifuku.net/kettle/index.html

＞また、ろ過、バクテリアを活性化させる水質調整剤（例：テトラ　アクアセイフ）は入れたほうが良い？

アクアセイフはバクテリアの活性化を目的とした調整剤ではなかったと思いますが。
水質調整剤は必要があれば、ですね。
一般論として使った方がいい/悪いは語れません。

＞そもそも、水をやかんで沸騰させればカルキは抜けるのじゃないのでしょうか？

カルキを抜くだけならバケツでのくみ置きだけでも抜けますよ。

なんだか質問の目的がはっきり見えません。
そこらへんを整理すると的確な回答が得られるのではないかと思います。

・「カルキ抜き無料水」とは何か？phなどは魚に負担をかけないものなのか？
・カルキ抜きを使いたくない理由は何か？
・カルキ抜き代をケチりたいのであれば、くみ置きでのカルキ抜きではダメなのか？
などなど。

herabuna12 · Answer

カルキ抜きは不要です。
ただ、ミネラル分が添加されている場合があります。
水草や魚種によっては不適ですので確認が必要と思います。

水を沸騰させるとカルキ以外に他の気体も抜けてしまいます。
また、沸かすのにガス代かかるし、冷ますのに時間もかかるので普通はやりません。

カルキ抜きで一番簡単なのはバケツに入れて外に放置、です。
エアレーションをかけるとより良いようです。
ただ、事情によってはできない+時間がかかるので、カルキ抜きを使います。
ブリーダーさんやショップさんに聞くとほとんどが浄水器を使用しています。

アクアセイフは「粘膜保護+重金属の中和」です。
バクテリアを活性化させるわけではありません。
新規に魚を入れるときや、魚が怪我したとき以外は不要です。

参考URL：http://www6.ocn.ne.jp/~chamber/shiiku_2.html

toshi-tsugu · Answer

水道水中のカルキ濃度は、住む地域によって少し濃度差があるかも知れません。スーパーに頻繁にいくにしても、毎回水を運ぶのは大変なことと思います。

水槽水の３分の１位交換する場合、水道水をそのまま入れても大丈夫のこともあります（地域差があるので保証しません）。あとは、ホームセンターなどに有名ブランだではない、カルキ抜き用の溶液を置いていると思います。有名ブランドのものは高価ですが、他のものはそんなに高価ではないかと思います。また台所の蛇口に浄水器を設置してあれば、その水を使用すれば大丈夫ではないでしょうか。

煮沸水を使用するとか、水道水を太陽光に当てるとかというのは理屈は簡単ですが、結講大変のように思います。総合的に判断して、苦ににならない方法がベストかと思います。

スーパーなどのカルキ抜き無料水を水槽で使うとき・・・

スーパーで提供されている何だか体に良さそうな水の方が、

スーパーの物は何だかわからないのですが

スーパーのものは他の方が書かれているように、美味しくしてある場合がほとんどで危険です。

「カルキ抜き無料水」というのが一般的な言葉じゃないようなのでどんなものを言っているのかよくわかりません。

カルキ抜きは不要です。

水道水中のカルキ濃度は、住む地域によって少し濃度差があるかも知れません。

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