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ルイス構造式についての問題です。
ClF4-、XeF2というものです。
ClF4-(全価電子36)はClの周りに4つFを配置すればいいと思うのですが、すべて電子を置いていくと34電子しかおくことができません。ClF4+であれば大丈夫なのですが・・・。

XeF2(全価電子22)はF-Xe-F
(結合に使われている電子を除いて各Fの周りに6電子、Xeの周りに6電子(つまりXeは10電子保有している))となると考えたのですがあっているのでしょうか。

質問が2つありますが、どなたか教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

少なくともオクテット則を満たすようにルイス構造式を書くことは不可能です。


結合相手がFなので、配位結合を考えることもできませんね。
オクテット則を無視して、「原子価殻の拡大」、すなわち、d軌道の関与を想定して書くならば書くことは出来るはずです。つまり、必要な数だけの電子を書けば良いということです。ClF4-に関しては、Clの原子価殻に電子対を1組付け加えれば良いことになります。少々、窮屈になりますがやむを得ないですね。
それにしても、そのように無理をしてルイス構造を書くことにさほどの意味があるとは思えませんというのが個人的な感想です。
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この回答へのお礼

やはりClに無理してもう1組価電子をつけるしかないのですか。なるほど、よく分かりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 00:11

#3 の通りでないかなぁ?


もしくは, (まあ同じようなものだけど) 「常にルイス構造が書けるとは限らない」→「分子軌道で考える」と導くためには意味があると思うけど.
XeF2 は直線形で, 分子軌道で考えれば「2個の F の 2p 電子」 + 「Xe の 5p 電子」 = 「結合性軌道+非結合性軌道」という 3中心 4電子結合ですね. こんなのどうやってルイス構造で書くんだ? よしんば無理して書いても, XeF6 だとさすがに破綻するよなぁ....
あ, XeF2/XeF4/XeF6 の合成法は, どれもほとんど同じで, Xe と F2 の比率を調整すればどれも作れるみたい.
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この回答へのお礼

なるほど、3中心4電子結合ですか。うーん、難しいですね・・・。
回答して頂きありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 13:06

これらのいわゆるハロゲン間化合物は存在が確認されていない、もしくは極めて短寿命のものであることが多いようです。



しかし、ルイス構造式の問題の時によく使われるものでもあります。習慣的にとか、ほかの理由もあると思いますが、

・不安定なのでルイス構造がかけない
・結合が作れないのでルイス構造がかけない

というのはおそらく本題から考えますと、本末転倒かと思います。しいて言うなら、「合理的なルイス構造がかけない、なので、この化合物は安定に存在しないと予想される」という議論が、意味のある議論です。
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この回答へのお礼

なるほど、合理的なルイス構造がかけるかどうかで安定に存在するかどうかの目安になりうるのですか。
よく分かりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 00:16

これらは非常に反応性の高い化合物ですので通常の置き方は出来ません。


簡単で失礼します。
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この回答へのお礼

やはり普通にオクテットのようなことは無理ですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 00:13

まちがっていたらすみませんが、Xeは希ガスで結合しないのでは、ないでしょうか。

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この回答へのお礼

希ガスでも結合するものはあるみたいです。XeF2というものは聞いたことはなかったですが、XeF4というものはありますし。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/10 00:05

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