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Cマウントとレンズの焦点距離の関係について教えてください。

Cマウントのフランジバックは17.526mmとありますが、これに
焦点距離がより短いレンズ(例えばf:8mm)を搭載すると、撮像
面までの距離が合わない(レンズの焦点が撮像面まで届かない)
ように思えます。
レンズのカタログにはCマウント用との記載があるので実際は
問題ないのでしょうが、フランジバックとレンズの焦点距離と
の関係が良くわかりません。
そこでCマウントでの焦点距離の考え方についてご教授いただ
けないでしょうか?

A 回答 (2件)

Cマウントに限らず、マウント面から記録媒体面までの距離をフランジバック、レンズ最後面から記録媒体面までの距離をバックフォーカスと言います。


ところで、レンズの焦点距離は、撮影距離が無限大時における後側主点(第二主点)から、結像面までの距離を言います。

なお、後側主点は必ずしも、レンズの構成エレメントの内側に有るとは限りません。
レンズ最後面より後ろ側に後側主点が有るレンズをレトロフォーカスタイプ、逆に、レンズ最前面より前側に後側主点が有るレンズをテレ(フォト)タイプと言います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
手持ちのレンズはレトロフォーカスレンズのようです。

第二主点についてはこれから勉強したいと思います。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/06/11 19:28

フランジバックとはマウント面から撮像素子面までの距離のことを言います。


直接、焦点距離のことを指しているのではありません。

例えばキヤノンのEOSという一眼レフのフランジバックは44.00mmですが、
実際にはこれより短い35mmや24mmといった焦点距離のレンズも存在します。

焦点距離とは、レンズの第二主点から主焦点面までの距離のことを言います。

第二主点とは、レンズの光学的中心だと考えてください。
撮影レンズは複数枚のレンズを組み合わせて作られていますが、これを厚みのない
1枚のレンズに換算したときのレンズ位置を第二主点と言います。

この第二主点は必ずしもレンズ内にあるとは限りません。
例えば、前玉に強い屈折率を持つ凹レンズを配すると、第二主点を後方へズラす
ことが可能です。

こうした光学系をレトロフォーカスと言い、焦点距離をフランジバックより短く
することが可能です。主に広角レンズに使われる光学系です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
フランジバックと焦点距離を素人考えで混同していました。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/06/11 19:25

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