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グロービズ・マネジメント・インスティチュート著 ダイヤモンド社の「MBAファイナンス」を学習しているのですが、同書の14ページの「現金が増えたらキャッシュが減る」という言葉の意味がよくわかりません。


色々調べてみましたが、現金の増減はキャッシュの計算には含まない(むしろ、その現金の増減を導くものがキャッシュの計算)という記述にしか行き当たりません。

大変限定的な書物の質問ですが、わかる方がいらっしゃれば、お教えください。

A 回答 (2件)

下記原文を読ませていただきました。



読んだ感想は「意味不明」の文章だ、ということです。
現金預金、もしくは現金とキャッシュが別物として書かれていますが、そんな解釈は存在しません。
現金預金(キャッシュ)の増加はフローがプラスであることを原因としているので、その逆の記述は誤りです。そもそも現金預金(正確には資金)の増減原因の明細を明らかにしたものがキャッシュフロー計算書なのですから別物であるはずがありません。
一回目の私の見解どおり、修正はありません。

加えて、書かれている中でも記述が矛盾しています。
最初に
「現金が減るとキャッシュが減る」
とあるにもかかわらず、文中で
「「現金」を減らすことでキャッシュがプラスになり」
となっており、明らか整合していません。

これは読み間違いではなく、どうも訳し間違いの可能性が高いですね。
英語文献そのものの誤りだったら、目も当てられませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本当に助かりました。
何度読んでも納得できず気持ちがモヤモヤしていたのですが、おかげさまですっきりしました。

これから、またファイナンスの学習に励めます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/06/22 08:10

質問者様の書いた範囲のみで判断すると、その本の記述は誤りであると思います。

現金がcashの一部であることは明らかであり、「現金が増えたらキャッシュが減る」という関係が成り立つのは、現金とcashが別物である場合だけです。
現金はcash on handとかpetty cashというのですから、英語では間違いなくcashです。

質問者様の調べたことが正しく、ダイヤモンド社の「MBAファイナンス」の記述は間違いという結論になると思われます。
もっとも、原文の前後の文脈で本当は正しいことを言っている可能性はありますが…。訳し間違い、英語文献そのものの間違い、読み間違いのどれかであると思います。
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この回答へのお礼

newcinema様ありがとうございます。やはり、そうですよね。

大変助かりました。


ただ、「前後の文脈で正しいことを言っているかもしれない」とのことなので、一応記載させていただきます。(著作権の問題に接触するかも知れませんが…)もし、よろしければ目を通されてください。



現金が減るとキャッシュが減るということを理解するポイントは、ここで言っているキャッシュの増減の意味である。それはB/Sの項目が変化した時にキャッシュの流れ(キャッシュフロー)がどうなるのかということを指している。例えば設備投資をすれば固定資産が増えるが、そのためにキャッシュが投じられることになる。だから固定資産が増えるとキャッシュが減る。同様に「現金・預金」の項目を増やす為には、その分のキャッシュの投入が必要になるのでキャッシュは減る。逆に「現金・預金」を減らせばその分だけキャッシュが浮くのでキャッシュが増えるということになる。
企業が手持ちの現金を使って設備投資をした場合は「現金」を減らすことでキャッシュがプラスになり、設備投資による固定資産の増加でキャッシュがマイナスになり、差し引きでキャッシュのプラスマイナスはゼロということである。別のケースとして、現金を防府に持っている会社を借金をして買収し、買収後にその会社の現金を切り崩して借金の返済をする事がある。このような場合も、現金を減らす(運転資本を減らす)という手段を使うことでキャッシュフローがプラスになり、それで借金を返済するということである。



よろしくお願い致します。

お礼日時:2007/06/19 08:17

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