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私たちは地球の表面に住んでるんですよね。
じゃあ、地球の中身は一体なにが詰まってるんですか??
つまり、家の庭の土を鬼のように掘っていくと、地球の裏側に到達するまでにどんなものがあるんでしょうか??また、そこに生物は存在するのでしょうか?

A 回答 (7件)

地球内部のことを知るほとんど唯一の手がかりが地震波です。


地震波がどの場所でどれくらいの時間で伝わるか、地震波の中で直達P波でも直達S波でもない波があるかなどを念入りに探していきます。
そうすると、地球内部で地震波が反射したり屈折したりする場所が分かります。
外核と呼ばれる部分では、S波が透過しないことも分かったため、これは液体状であることが明らかになります(弾性体力学と呼ばれる物理学を用いて証明される)。
また、地表の重力や天体力学から地球の質量が分かりますから、これに合うように地球内部の密度を推定していきます。
このとき、宇宙化学の知識と、地球上で得られる数少ないマントル起源物質から、地球内部の化学組成を推定していきます。
このように、地球科学、物理学、化学の知識を総動員して地球内部を推定していくのです。

なお、人類はまだ地下9kmまでしか達しておらず、マントル内を直接覗いたこともありません。
昨年就航した日本の大型掘削船「ちきゅう」は、マントルまで穴を掘りマントル物質を直接採取できるため、研究の発展が期待されています。

No.5の方へ
地震波のうちP波は内部コアも伝播し、この波は実際に観測されています。もし内部コアが固体ならば、理論的にはS波も伝播するはずですが、PS変換率・エネルギーの散逸・S波の特性などの問題から、内部コアをS波で伝播した地震波は振幅が非常に小さいとされ、まだ観測されていません。

No.1の方の補足
マントル:半流動体だが、一見固体。数百年~数億年単位で見ると、液体のように循環している。近年では「プリュームテクトニクス」という学説が有名になっているが、これによるとマントルは沸騰した水のように底の方から急激に(と言っても数万~数百万年)湧き上がっている。主要なマントル物質はカンラン岩(ペリドットという宝石の原石)。
外核:ほとんど液体。磁場は外核によって作られる。鉄などから構成されている。
内核:固体、または半流動体。鉄などから構成される。
生卵でなくゆで卵というたとえもよく使われます。
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地底人がいるんですよ。

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子供の頃から地球が大好きで科学書を愛読してますが、実際は現在の科学をもってしても地球の内部がどうなってるかは、かなりの部分推測と憶測でしかないそうです。



人間はまだマントルまですら掘る事が出来ません。ので科学的証明をしようとしてますが、電波・地震波も内部コアまでは届かないらしいです。

理論上、内部コアは相当な温度・圧力だろうと思われてますが、宇宙空間にも”嫌気菌”というのが存在してるので、ひょっとしたら微生物なんかも居たりして…
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直接関係はないのですが、地球空洞説というものがあります。


地球は面積のわりに軽い、といわれてるらしいですから、あながちただのミステリーで終わらないかもしれないなあと、この記事をみてわくわくしてたりします^^

参考URL:http://ryoshida.web.infoseek.co.jp/kaiki2/103kuu …
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こんにちは。


>カメラとかを潜らせて…見たわけじゃありません。

でも病院で、レントゲン写真を見た事はありますか?
外から骨は見えないですが、レントゲンという光を当てて写真に取ると骨が見えます。
撮影方法を変えると内臓なども一部見る事が出来ます。

これと同じように、地球の中に向けて「地震波」という光を当ててコンピュータで撮影(昔は測定器を置いて手で計算してました)して見る事が出来るようになりました。

でも、温度とかは見えないですので、そういうのは「多分この位の温度だろう」というのを、例えば溶岩は溶けていて温度はこの位、という現実に見る事ができる物から想像していったものです。
他にも地面をほじくって石炭などを取っている炭鉱などの温度のデータとかがあります。
実際に地面に穴を掘って深いところの温度を測った物は
http://www.gsj.jp/Map/JP/docs/dgm_doc/dgm_p05c.htm
このような形で、データ集としてまとめられています。
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>人間はカメラとかを潜らせて、その核を見たんでしょうか?


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1

高熱であるなら物質は溶けてしまう
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詳しい説明は省きます。


よく地球の構造については生卵にたとえられます。

今私たちが住んでいるのは「地殻」と呼ばれる卵の殻の上です。
地殻は厚さ5~40kmといわれます。
次に白身の部分ですが、ここは「マントル」と呼ばれます。いわゆるマグマです。白身のように半流動体(ゲルっていいます)です。
最後に、黄身ですが、ここは2重構造になってて、外側を「外核」内側を「内核」といいます。ここも半流動体ですがマントルよりはやや硬いといわれます。プリンのやわらかさを想像してください。

地球の中身の温度ですが、学説がいろいろあって一概には言えませんが、4000度~6000度くらいだとされます。
太陽の表面と同じくらいですね。鉄を溶かす高炉の中もこのくらいです。
この温度では生物を構成するたんぱく質が変形してしまいますので、生物は存在できません。

結論。生物は存在しない。地球の中身は5000度くらいのヨーグルトみたいなプリンみたいなのが詰まっている。
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この回答へのお礼

とても分かりやすいご回答有難うございます。
人間はカメラとかを潜らせて、その核を見たんでしょうか?

お礼日時:2007/06/14 19:27

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