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ニッカドバッテリのトリクル充電を行うために、トリクル充電器の仕様を読んだのですが、疑問を持っていますので、下記に示す内容をご教示願います。

1.充電電流
トリクル充電を行う際の充電電流値が通常の定電流値に比べ、かなり小さいです。トリクル充電器のマニュアルには容量×2mA(容量が10AHの場合、10AH×2mA=20mA)で充電電流を流せとのこと。
確かに完全に充電されたバッテリの自己放電分を補う充電ですから、小さい充電電流値になるのでしょうが、本当に充電できるかが疑問です。

この疑問が生まれた理由としては充電されたいないバッテリにトリクル充電を行った場合、時間さえかければバッテリを完全に充電できるのか?から来ています。

2.充電電流制御方法
トリクル充電を行っているときはどのような制御方法をしているのでしょうか?
常に電流を流しているのですか?
それとも、各セルの電圧をモニタしているのでしょうか?
制御方法をご教示願います。

トリクル充電器のマニュアルには各セルの値が規定値以下の電圧になった場合、異常ランプが点灯する。と記載されておりました。

恐らく、各セルの電圧をモニタしているでしょうが・・・
常に充電電流を流すと、過充電に・・・
各セルの電圧をモニタし、充電電流をON/OFFしていても、バッテリの放電波形(ニッカドバッテリの場合、カットオフ電圧まで一定の電圧を保ちますよね)からして各セルの値をモニタすることで、バッテリの容量が判断できるとは思わないのですが・・・

3.電解液
トリクル充電ではバッテリの電解液の調整は不要とのこと。
充電電流値が小さいから、蒸発することはないのでしょうが・・・
電解液は減ると思うのですが・・・
尚、トリクル充電を行う環境温度は常温との注意がありました。

4.トリクル充電器の公正
トリクル充電器自体を必ず抵抗をかまして、公正してから、使用すること、トリクル充電器のマニュアルに記載されておりました。
何を公正しているのか、さっぱり、わかりません。
内部結線図でもあればいいのですが・・・
想像で結構なのでご教示願います。

A 回答 (5件)

ANo.4の続きです。


> バッテリ容量×2mA=充電電流
あなたの文章の意味は、[AH]の数値×2を[mA]で表現、と言うことだと思います。だとすれば、それはC/50と言うことでしょう。
Cは[AH]の数値で、通常その1/10以下を負荷として電池を使うのが常です。
10{AH]の場合は20[mA]となるので、その比率は1/50ですね。
この値(1/50)以下が、電池を使用しない時の「電池に永続的に流し込んでも影響の無い電流値」として推奨されています。
これは充電電流とは言えず、電池を保持するための電流です。
回りくどい言い方ですが、詳細は、「カドニカ」、「ニッカド」で検索すると、出てくるのではないでしょうか。

例題
VB=電池電圧 充放電によって1V(放電限界)~1.3V(満充電)まで変化する。
Vs 充電のための電源の電圧
Rs Vsに接続する抵抗で、その先に、電池、負荷を並列に付ける。
IL=PL/VB 負荷電流。負荷電力PLは一定なので、VBにより変化する。
Ib  電池に流れる、充電電流
∴Vs=Rs(IL+Ib)+VB

ここで、VB=1.0のとき、Ib=C/10以下
    VB=1.3のとき、Ib=C/50~C/30
これを満足できないVsを使うときは、充電電圧(電流)制御が必要になります。

注)Li-ion電池には適用できません。間違うと発熱、破裂するので危険!!
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
上記及び下記の件、理解できました。

お礼日時:2007/06/18 23:17

ニッケルカドミウム(ニッカド、カドニカ)電池は、結構ラフな充電回路が使えます。


  最近Li-ion電池は危険です。最近のリコールがそうです。
充電回路の直列抵抗は、電流がC/10以下になるようにするのが通常で、つまり直列抵抗は必須です。電流調整は、充電による電池電圧上昇で必然的に調整されます。ただし、それを見込んで直列抵抗を決定します。
充電電源~電池電圧の差は充電が進むほど小さくなるので、このときはC/30以下になるようにするのが経験値です。
負荷電流はこれとは別で、それゆえトリクル充電です(負荷電流は別に流す)。
急速充電はこれ以上の充電電流を流し込んでの短時間充電です。この場合は充電電圧を監視して充電電流を途中から制限などの制御をしています。

> 10AH×2mA=20mA)で充電電流を流せとのこと。
取説の読み違いでしょう。10AHの10時間電流1Aの20/1000(20mA)を確保せよ、では無いですか? 
何しろ、次元が[A]x[H]x[A]not[A]で、一致しません。

この回答への補足

何しろ、次元が[A]x[H]x[A]not[A]で、一致しません。
確かに・・・・
私の言葉不足です。

マニュアルには種類は同じですが、異なる容量のバッテリを全て満足できるような書き方になっております。

そのため、トリクル充電を行う際の充電電流は当然異なりますよね。
例えば1AHの容量のバッテリと10AHの容量のバッテリを充電する時に充電電流は当然、異なりますよね。

よって、バッテリ容量×2mA=充電電流
と記載されています。

補足日時:2007/06/15 13:30
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ニカドバッテリ前提で。



ニカドは自己放電が多く、半年で70%ほどが失われます、
しかし1時間あたり換算してみると 0.016% ほどです。
10AHのバッテリ(耳慣れないニカドバッテリです)と仮定すると、
自己放電分は 1時間あたり 1.6mAh なので、1.6mA を流し
ロスなく充電されるならこれで維持できる計算です。

効率が悪くて10% しかないとしても、 16mA で足ります。

鉛蓄電池の自己放電はもっと少ないそうです。
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この回答へのお礼

ニッカドは自己放電が激しいのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/15 13:38

1.充電電流


 正しいですね
 トリクル充電とは充電完了後に自己放電分を補う充電です
 


2.充電電流制御方法
トリクル充電を行っているときはどのような制御方法をしているのでしょうか?

充電電池の電圧を監視してます
通常は連続充電(大電流で)されています
電圧が終始電圧に達すると自動的にトリクル充電になります

3.電解液
大丈夫です

4.トリクル充電器の公正
何を公正しているのか、さっぱり、わかりません。
電池には内部抵抗があります=抵抗の値
使用する電池の内部抵抗と同じ値の抵抗をつないで擬似的に充電電池がつながっている状態を再現してトリクル電流が正しく流れるように調整するって意味です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
校正は電池の内部抵抗値ですか。
納得です。

お礼日時:2007/06/15 13:40

トリクル充電は概ねその程度の電流を常時流します。


また、過剰にトリクル充電された電流は熱エネルギーに変換され放出され消耗します。

公正・・・校正(キャリブレーション)のことかな?

それよりも・・・
Pb-Sb(鉛-アンチモン)いわゆる鉛蓄電池(小型シール鉛蓄電池)と勘違いされていませんか。
Ni-Cd(ニッケル-カドミウム)いわゆるニッカド電池はメモリ効果が大きく、トリクル充電は推奨されません。

この回答への補足

間違いなくニッカドバッテリです。
確かに、メモリ効果がありますが、半年間ならトリクル充電を行っても、問題ないとのこと。
それ以上の期間を過ぎると、メモリ効果を取り除く必要がありますが・・・

病院等で、緊急用のバッテリでニッカドバッテリを使用し、トリクル充電を行っている例を昔、聞いたことがあるような気がしますが・・・

おっしゃられる通り、メモリ効果を気にする必要性はありますね。

補足日時:2007/06/15 13:40
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