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葉が緑なのは、緑の可視光線を反射しているせいだとききました。
植物はどうして緑の可視光線を光合成で使用しないのでしょうか?
もったいない気がします。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

必要ないからです。



植物が光合成をするにあたって必要なのは光よりむしろ二酸化炭素のほうです。光は有り余っています。
この無駄な光をいかにして受け流すかを考えたとき、もっとも強度の高い緑の光を選択的に反射するのが効率が良いのでしょう。
地球の二酸化炭素濃度がもっと高ければ、あるいは太陽光がもっと弱ければ、違った色の植物が進化していたかもしれません。
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多くの植物で光合成の律速が光でないのは事実ですが、稲のように日照時間(光強度のきわめて強い時間)が成育に大きくきいてくる植物もありますし、森林の下草のように、光が絶対的に足りない環境にいる植物もあります。

一概に必要ないと言い切るのも難しいでしょう。
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もう一つ、人間の目は緑色に敏感にできている、ということもポイントだと思います。

光の波長でいうと、人間の目は555 nmぐらいが一番敏感と言われていますがこれは色で言うと緑色にあたります。その昔、人の祖先が森で生活していた頃に、葉っぱの緑色の微妙な違いを見分けて食べ物を見つけられるように進化した名残りかもしれません。
 
太陽光には紫外線や赤外線も含まれていて、これらも利用価値のある立派なエネルギーな訳ですが、人間の目には見えないので、無駄になっていてもなかなか認識できませんね。
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どうしてといわれれば、光エネルギーを捕らえる色素が、緑の波長の光を吸収できないからです。

使用しないのではなく、できないのです。赤周辺を吸収する色素と、青周辺を吸収する色素を持っていますが、結果的に中間の緑の波長周辺には穴ができてしまいました。
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