プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お酒を扱う所に勤めています。
お酒に賞味期限があるのかって気になりました。
教えてください。

A 回答 (4件)

お酒が基本的に腐るということはありません。

お酒は10パーセントを超すアルコール分を含んでいるため、ほとんどの細菌は活動ができない状態となるからです。ただ、数時間光に当たるだけで色や味・匂いなどがかなり変化してしまいます。冷暗所の涼しいところで保管し、半年?1年で飲む・使うのがいいと思います。
    • good
    • 1

「賞味期限」=「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日」


という意味では、他の方の回答にもある通り、年月が経つと品質が保持されない(変質する)ものは当然あります。

「腐る」=「有害な細菌が繁殖して食品が分解され、食用不適または健康上の危険がある」
という意味では、アルコール飲料は一般に腐らない・腐りにくい食品とされているので、「賞味期限の表示義務」はありません。

ただし、ビールは業界の公正競争規約で賞味期限の表示を義務付けています。また、清酒は国税庁告示で製造年月の表示が義務付けられています。

詳しくは、国税庁の「お酒に関する情報」のページのQ&Aを参照してください。
「Q5 お酒に賞味期限はないのですか。また、表示しなくてよいのですか。」
  http://www.nta.go.jp/category/sake/sake.htm

 ---------------

酒類の表示に関する告示や公正競争規約は以下の通り。

「清酒の製法品質表示基準を定める件」
  http://www.nta.go.jp/category/sake/04/01/03.htm
「ビールの表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-1.pdf
「輸入ビールの表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-2.pdf
「ウイスキーの表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-3.pdf
「輸入ウイスキーの表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-4.pdf
「単式蒸留しようちゆうの表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-5.pdf
「泡盛の表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-6.pdf
「酒類小売業における酒類の表示に関する公正競争規約」
  http://www.jfftc.org/cgi-bin/data/bunsyo/B-7.pdf

酒類関係の法令は下記。
「酒税法」(最新:平成18年法律第10号)
  http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S28/S28HO006.html
「酒税法施行令(最新:平成18政令第130号)
  http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37SE097.html
「酒税法施行規則(最新:平成18財務省令第25号)
  http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37F03401000 …
「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達」(平成11年国税庁通達)
  http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/36/01 …

酒類の製造や販売に関わる人なら、基礎知識としてひと通り読んでおいたほうが良いでしょう。

 ---------------

酒類販売業界関係者のための商品知識入門書もあります。
『酒類入門(改訂新版)』(食品知識ミニブックスシリーズ、日本食糧新聞社、2004年11月)
  http://www.bk1.co.jp/product/2506899
    • good
    • 15

腐るか腐らないかと言われれば腐りません。



「劣化」「変質」はしますがいわゆる臭くなってもう呑めないというような事は無いです。

日本酒を火入れ(熱処理)し、清酒中に存在する各種微生物の殺菌・各種酵素の不活性化をしてしまえばいわゆる常温保存も可能となりますが、それでも日光のあたる所や高温となるような場所に保存すれば品質の劣化は早いです。
これは醸造酒だけではなく蒸留酒にもいえる事です。

ちなみに一升瓶の色は茶色か緑色が主ですがこれは日光中に存在する紫外線を防ぐのが目的です。

そして加熱処理をしていない日本酒いわゆる「生酒」の事ですが、これは冷蔵保存は必須です。
なぜなら先ほども言いましたが微生物が存在するので汚染されやすいという事と
残存している酵素が反応を継続している為です。

とはいえ開栓していなければ何年ももちますし、(老ねた味が好きな人には好まれます)開栓しても何ヶ月ももちます。
ただ劣化、変化は進んでいるので一番おいしいと思う時点で早く呑みきった方がいいのは変わりありませんが。
ちなみに生酒は発酵はしておりません。自分の作り出したアルコールで酵母が死滅しておりますので。
にごり酒に関していえばまだ発酵しているものもありますが。

以上の事から賞味期限は無いと言えます。
    • good
    • 4

はい、腐りますよ。



厳密には、劣化すると、腐るの2パターン
酒は発酵食品だから、発酵=腐る。
よって人為的に発酵を止めてないいわゆる生酒なんか、せいぜい三日くらいしかもたない。
その他の酒、たとえば蒸留酒だと揮発性の高いアルコールの濃度が高い。=アルコールに溶けてる香味成分が一緒に蒸発=劣化。
醸造酒だと蒸留酒に比べれば揮発は少ないが、参加しやすいポリフェノールなどを多く含む。=劣化。
大雑把に言うとこんな感じ。
参考になっただろうか。
    • good
    • 4

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!