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タイトルどおりです。グローバリゼイションとは何なのでしょうか?なぜ強固に反対している人たちがいるのでしょうか。

どうか簡潔にわかりやすく教えてください。

A 回答 (4件)

 グローバリゼーションとは具体的に言えば、「貿易の自由化」「資本の自由化」「文化の自由化」でしょう。

つまり外国から、「商品の輸入」「資本の導入」「文化の移入」を自由化するということです。
 「文化の自由化」に関しては、韓国で日本の文化(音楽・小説)を自由に表現できるかどうか?が問題になる程度の深刻さで、「文化のグローバリゼーション」は議論に値しないでしょう。
 一般に、今まで閉鎖的な経済であった国がいきなり「貿易の自由化」「資本の自由化」をすれば、その国の経済が大きく変化します。マクロ経済の運営が上手にできない国では混乱が起きます。ショックを和らげるために、徐々に自由化するとか(日本の貿易・資本の自由化のように)、ショックが収まれば新たな経済発展が期待できます(1997年のアジア金融危機も収まった今は安定している)。この場合のショックに注目してグローバル化を批判する人もいるでしょうが、それを恐れていつまでも閉鎖的な経済では、世界の経済成長から取り残されてしまいます。小さい国ほどショックアブソーバーが少ないので、痛みが大きいかも知れませんが、子供が大人になる過程での「成長痛」と考えるべきだと思います。
 日本では1967年から資本の自由化が始まり、「日本の自動車業界はアメリカ、ビッグ3の下請けになる」との危機感を煽った人たちもいましたが、それは過剰反応でした。
 第一次資本自由化当時、ある座談会で松下幸之助は次のように言っている。「ひとたび外国の会社が日本に工場を建てれば、もはや簡単に本国に持って帰ることはできない。売ろうとしたら、値を安く売らないかんことになる」「外国企業が日本にやってくれば、それはもう日本のもんや、こうなるわけやね(笑)」(「東洋経済」1967年9月28日臨時号) ケインズは1924年の論文で「外資系企業の進出失敗・撤退は、その事業資産が本来の価値以下で処分されるので、受入国にとって有利」と言っている。
 第二の黒船来襲と騒がれた資本自由化であったけれど、日本の経営者は「官に逆らった経営者」なども登場して、このドラマ「悲劇に終わる」との予想とは逆に、高度成長への体力作りのトレーニングにして乗り切って行った。日本経済は、グローバル化・開放経済をバネに逞しく育っていった。貿易自由化・資本自由化は先進国への仲間入りのためのパスポートであったと言える。そして日本の産業人の知恵と努力によって日本は先進国の仲間入りを果たしたのでした。
 とは言え、この過程でプリンス自動車が日産自動車に吸収された。プリンスの社員にとってグローバリゼーションはイヤなことだったに違いない。マクロ的に見るか、ミクロ的に見るかで違った主張があるも事実でしょう。
 「グローバリゼーションによって社会は進化する」をキーワードに検索してください。参考になるサイトがあります。
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Jリーグを1例として説明して見ると、Jリーグを支援するスポンサーとして、(日米合弁で出発後、技術提携関係に切替えた)ヤマザキナビスコ社とFUJIXEROX両社がグローバリゼーションとの観点から関っているといえます。


そして、実際にカップ争奪を目指して熾烈に戦うチームの1つの横浜Fマリノスの母胎は日産自動車ですし、同社がホームの横浜国際総合競技場の命名権を得て、2005年3/1以降、日産スタジアムと呼ばれています。
http://www.yamazaki-nabisco.co.jp/nabiscocup/
http://www.fujixerox.co.jp/event/xsc/history.html
http://www.j-league.or.jp/stadium/nissan/
更に、スタジアムに名を冠している日産は次のURLにある如くhttp://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/ALLIANCE … ルノー(仏)が出資し、(CEOの任にある)Cゴーン氏はブラジル人と言った具合で、名前こそ辛うじてJ(apan)リーグであるだけで到る所で国外の資本や力技術力や人材が縦横無尽に活躍している気がします。

今迄(サッカーの)Jリーグを舞台に見て来ましたが、日本人がトップに立っていない点では、大相撲も又然りであって、強固に反対する向きはこの、日本人の活躍の場が脅かされると悲観的に受け止め過ぎているから・・・だと私は解しているのですが、如何でしょうか?
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こんにちは。

これは大きな質問ですね。
ものすごく、ぐっとまとめて小さくいうと「国境の垣根が低くなる。」
ということです。

人・物・知識・技術が国の垣根を軽々と飛び越えるようになる。ということですが、これを理解するためには「国境の垣根が高い状態。」の国・時代に住んでいなければ理解が困難だと思います。たとえば、こうもPCが家庭に普及した後に生まれた子供に「IT革命」とはとといても、分かり難いと思われます。

でまあ、今ではもはやあなたがアメリカで作られた車に乗り、中国で作られた服を着て、韓国で作られた野菜を食べていても、なんら不思議ではない昨今ですが、過去はそうではありませんでした。しかし、流通技術や通信技術の進展により、これらのコストが大幅に低下した結果、物や情報はかなり自由に国境を飛び越えられるようになっています。残る問題は、「人」です。

グローバリゼーションが進むと、一般に競争が激しくなります。プレイヤーが増えるからです。つまり、労働力に対する国境の垣根が低くなれば、あなたは今までのように日本国内の労働者だけでなく、世界中の労働者と比較されることになります。そして、今10万円で雇っている外国人の方が、あなたより仕事ができる。ということになれば、あなたは解雇される危険性が高まります。しかし逆に、あなたが外国へ行って、その国の人たちよりも仕事ができるのならば、そこでチャンスをつかむことも可能になります。競争が進めば、合理化が行われ、財・サービスの生産量は増加します。

しかし、市民の論理としては、多くの人は競争を望みません。生活が流動的・不安定になり、さらに常に評価されるようになると、多くの人々がストレスを感じるようになります。また、競争主義を採り、合理化を進めると、実力が評価される人よりも、今までよりも評価が下がる人のほうが多い傾向にあります。また、国境が流動化するということは、相対的に政府の力が低下することを示します。

ほかにもいろいろな理由はありますが、特に市民レベルでの反対意見ということになると、こういうことが多いですね。
非常に複雑な問題です。勉強されるならば、「フラット化する世界」という本が参考になるかもしれません。

参考URL:http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item …
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グローブが地球、グローバライズは地球化する、地球規模にするというような意味です。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD% …

グローバライズに強固に反対する人についてはあまりよく知りません。
「反グローバリズム」とかで検索してみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E3%82%B0% …
http://members.at.infoseek.co.jp/peacewld/antigl …

どのような変化でも良い影響を受ける主体と悪い影響を受ける主体が必ず出てきます。悪い影響を受ける側は反対するでしょう。米の貿易を自由化するって言ったら米農家の人達はたぶん反対するだろうっていうのと同じことだと思います。
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