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EPMAでは試料中の元素濃度に比例した特性X線を検出して定量するという話を聞いたのですが、ここで言う元素濃度とは試料中のwt%のことでしょうか?それともモル%のことでしょうか?
別の言い方をすれば、特性X線強度は試料中の元素の重量比に比例しているのかモル比に比例しているのかということです。
データではwt%、モル%2種類で表示されているので相互に換算できるのは分りますが、そもそもどちらが生データとして算出されるのか疑問に思いました。どなたか詳しい方がいましたら教えてください。

A 回答 (1件)

電子線照射範囲の各原子が、そこにある数の分だけ特性X線を出すわけですから、基本的にはモルで考えていいとおもいます。


ただ、ご存じだと思いますが、実際にX線検出器でとらえられる特性X線強度は、試料中でX線の吸収効果などの相互作用を起こした後の強度であるため、単純に特性X線強度比を濃度比と解釈することができません。そのため、ソフトウェアは各元素の相対強度に対してZAF補正などおこなって濃度を表示しています。

参考URL:http://www.jeol.co.jp/cgi-bin/searchDB.pl?search …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
基本的にモルなのですね。
ZAF補正のことは何となくですが存じております。
X線強度比=濃度比とは単純にいかないのですね。
勉強になりました。

お礼日時:2007/06/28 23:12

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