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例えばDELL社はいい品質のものを作り、後でサポートが必要最小限で済むようにして、ユーザーによいサポートを提供しているそうです(もちろん通信販売ということで、超初心者が手を出しにくいという面もあるのでしょうが)。
それがDELLファンを生み、良い循環ができていると聞きます。

国内では多くの初心者がN社やF社を選んでいるようですが、DELLのような会社が初心者の囲いこみを本気でやったら、シェアがひっくり返るのではないでしょうか

通販と店頭販売について、サポートについて、日本人の好み・気質等、いろいろな面からご意見を伺えたらと思います

A 回答 (9件)

Dellは初心者の囲い込みは現段階ではしないでしょうね。


その手のサポートをしないから、利益が大きい世界的な企業として躍進したのです。
Dellの強みは、目的が定まったユーザーに対して最低限の機能を搭載したPCを安く供給することです。
また、自社での在庫管理を徹底し、在庫処理に伴う赤字の発生を抑えられるようにしていることと、消費者に徹底的な価格還元をはかっています。

もし、Dellが初心者を囲い込む努力をすれば、今以上のサポート強化等が必要となります。しかも、初心者向けとなるとマニュアルの充実やソフトの充実を必要とすること、BTOというオーダー性では、初心者はコンピュータの仕様を見て判別できませんから、実際に見せる場が必要となりますし、CMや広告の質も変える必要があるでしょう。また、現在の初心者が欲しがる機能性を高めるため、契約企業を増やす必要もある。

これをすれば、Dellの強みはなくなります。Dellの基本理念から逸脱することになり、特色がなくなる。
今あるNECや富士通(N社やF社という伏せ字はいりませんよ)と同じ存在になるのです。
そうなると、逆にこれまでDellを信頼してきたユーザーを他のメーカーに逃がす結果となります。最悪の場合は、それに加え囲い込むはずのユーザーも来ない。
下手な方針転換は企業にとっては、致命的な結果を生む可能性をはらみます。確かに、成功すればシェアが急激に伸びる可能性はありますけどね。

しかし、その結果が悪くなる可能性は高いです。まあ、良い例がコンパックコンピュータ(HPに吸収合併)ですね。90年代後半までは市場シェアトップでしたが、Dellに追い抜かれ、最終的にHPと合併となった。
そのときの世界シェアはまだ、5本の指に入っていたのですが、巨額な赤字を抱えていました。


また、日本企業のNECなどは、欧米などではパソコンの一般向け生産はしていません。NECの場合は、米パッカードベル社を買収してAT互換機生産をしたことがありますが、失敗したことがあり、国内だけに重点を置いているということがあります。

まあ、成功しているメーカーでは東芝ですね。ノートPCでは世界市場でトップです。日本メーカーでも世界でシェアを伸ばした企業が全くないというわけではないと言うことです。

見方によっては、シェアというのは重要ですよ。シェアが高ければブランドイメージも定着しますし、CMなしで知ってくれる機会も増える。ただし、シェアが必ずしも利益に繋がるわけではない。
シェアを伸ばしても利益が出ない。一時的に伸びたシェアでも、あとが続かないということはよくあることです。市場動向にあった企業の特色(ブランドイメージ)がなければどんなにシェアが高くても、倒産に陥る可能性があります。そのためには、常に新天地を求めるだけでなく、これまでのユーザーニーズも残しつつ戦略を練る必要がある。

そのため、単純に海外進出や囲い込み戦略はしないのです。特にある市場で一定の評価を受けているのにそれを割いて次に進むのは、企業としては命取りになります。
既に伸びないと考えられる場合や、絶対的に成功率が高いと考えられる場合は、社運をかけることはありますけどね。それは、かなり重要な決断ですから、通常はあまりないです。
日本人好みなどの問題ではないと言うことですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

大企業なりのどっしりとした構え、でしょうか
やはり伸びない、のではなく、あえて伸ばさないのですね
非常に筋の通ったお話でよく理解できました

お礼日時:2002/07/16 01:54

日本では、通販で買うにしても、「ブランド力」です。



ラジオなどでの通販でも、国内メーカーの「ソフトの多さ」を売りにしています。
なにしろ、他のサイトで「DELLのパソコン買ったけどMS Officeが入っていませんでした、どっかでダウンロードできますか?」という相談がありましたから。

DELLは最近になって広告を始めました。
ひっくり返しというより、じわじわ知名度を上げる方向なのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
なぜ日本(人)はPCに限らずブランドが強いのでしょうねぇ・・・

お礼日時:2002/07/16 02:16

DELLのような通信販売という手法は最近出てきましたし、これからどんどん伸びると思います。

しかし国内シェアをNECや富士通(DELLは実名なのになぜNECと富士通だけN社やF社と隠すのかわからなかったのであえて実名にします)から奪うほどにはならないと思います。
その理由として

(1)初心者を取り込むにはお金がかかり、その会社にとって収益があがるとは必ずしも言えない。
→何にも知らないユーザーが多ければ多いほど超初心者的な質問がカスタマーサポートセンターにかかってくるでしょう。ただでさえ込み合っているサポートセンターなのにますますつながらなくなるし、そのために増員しなくてはならなくなります。それで収支が合うかどうかです。それは国内メーカーにも言えますが国内メーカーの多くは「リカバリーCD」が添付されていて何か変になったらすぐボタン1つで「初期化」できます。DELLもCDは添付してありますがそこまで簡単ではありません。

(2)法人系の需要はまだまだ営業力の強い国内メーカーであり、通信販売は馴染みにくい。
→PCの販売台数のシェアは法人ユースに大きく左右されます。会社は数十台単位で購入することも多いからです。個人ユースではDELLも安いですが、法人ユースの場合はNECCや富士通も驚くほど価格でがんばります。しかもその会社のシステム全体の発注をとるためになおさらがんばってきます。そういう理由で法人の大きなところはまだまだ国内メーカーが多いようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

伏字にしたのは、DELLの比較対象として出したのであり、いい意味で使っていないと思われる方がいるかと思ったからです
しかしかえって混乱をさせてしまったようで申し訳ありませんでした

確かに初心者ユーザーを持つメーカーのサポートは様々な工夫をしていますね
>法人ユースの場合はNECCや富士通も驚くほど価格でがんばります。
これは初めて知りました
逆に海外企業ではどうなのでしょうね?
やはりご当地メーカーが強いのでしょうか・・・

お礼日時:2002/07/16 02:13

ほかの方のおっしゃるとおりだと思います。


日本ではまだまだ看板の大きさを信頼して買い物をする傾向があるのではないでしょうか。
したがいましてDELL等のダイレクト系のPCはどうしても少数マニア向けの人が買うメーカーであると、多くの方が認識しているのでは・・・(ちなみに私がGatewayのPCを買うとき感じたことです・・・)。
ところが実際困ったことがあって、サポートセンターに相談して解決したというような経験をすると、自分には(ちなみに超初心者)サポートがしっかりしているメーカー製品が向いているなと、実感することができました。

ということはダイレクト系のメーカーはすでに超初心者をもユーザーの対象にしているような気がするのです。この効果はじわじわと時間がかかるかもしれませんが、一種の囲い込みではないでしょうか。
シェアの問題は私のような素人が予想できることではありませんが、着実にダイレクト販売というシステムは日本に根付いているように思います。

質問の意図と本文がかみあっていないようなので、質問にこたえるのが困難ですが、国内PCメーカーの海外躍進は必要があればもっと力を入れて、実績を伸ばすことができると思いますし、無理なのであればそれはきっと無理なのではないでしょうか。「伸ばせない」と結論づけてらっっしゃるのできっとそれは事実なのかも知れませんが、私たちユーザーにとってはいいPCを選択していくことが大切なのであって、国内PCメーカーが海外において活躍することが必ずしも私たちの願いではないような気がします。

素朴な疑問のようなので、素朴にこたえてみました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

「伸ばせない」と思ったのは、販売台数が伸びれば良い品質のパーツの提供や組み立てに関するコストが節減できる、にも関わらず日本国内を主な出荷先にし、世界へあまり販売していないように思えたからです
回答をいただいて、どうやら伸ばせないのではないらしいという結論に落ち着きました

お礼日時:2002/07/16 02:04

私は、無謀にも超初心者でありながら、DELLを買った者です。



確かに、私が買ったときにも、NECとうに比べると割安であり、ウィンドウズ2000が欲しかったのに、それらのメーカーにはなかったし、ビデオカードも統合チップがほとんどだったりして、最初から、NEC等は、考えませんでした。

でも、私は、例外のようです。やはり、店頭で手に触れて見ないと買いにくいのが通常みたいです。すると、初心者を囲い込むには、店頭販売をする必要があります。そうすると店に対する補助金等の問題が出てきます。店員の派遣も必要になるかもしれません。こうなると、経費がかかり、今までの廉価路線の維持は、難しくなるかもしれません。

また、やはり、DELLのデザインは、無骨なのが多いように思います。色も黒でしょう。抵抗ある人が多いように思います。日本向けに開発した商品もあるように聞いています。でも、そのように多様化するとやはり、廉価路線の維持は、難しくなるかもしれません。

さらに、今後の外資系の企業を考えるとゲートウェイの撤退は、影響が大きかったと思います。これは、初心者というよりもあり程度詳しい人に妥当することかもしれません。外資系は、あっさり業績のめどが立たないと、撤退するから、その危険があると考え、外資系に二の足を踏む人もいるでしょう。まさかNECが日本から撤退するとは、思わない点の安心感があります。

というわけで、DELLは、初心者の囲い込みをしないと思いますので、シェアがひっくり返ることは、難しいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>まさかNECが日本から撤退するとは、思わない点の安心感があります。
納得のお答えです
海外進出する企業というのは、その辺の信頼を勝ち取るのが大前提となるわけですね
確かに店頭販売ですと、DELLのよい面が少なくなってしまいますね

お礼日時:2002/07/16 01:48

シェアが高い(販売台数が多い)事と、企業の収益の多さは、一致しません。



ですから、たとえ、DELLが多角的なサービス(初心者向けなどのサポートなど)をしてシェアが高くなっても、収益が下がってしまえば意味がありません。
ですから、DELLは初心者の囲い込みをしないのだと思いますよ。



たとえば、IBMでは、個人向けデスクトップパソコンの販売をやめてしまいましたが、これも最初に述べたことの実例だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

うーん
たとえばマックは価格を安くして販売数の倍増でカバーしましたよね
顧客層を今よりも広げることで、収益を増やすのは難しいのでしょうか

お礼日時:2002/07/16 01:35

売って儲かるなら、メーカーが持っていかなくても商社が


販売しています。
儲からないからです。

一般的に通信販売は日本では、特に企業では、扱いにくいです。
多少高くても代理店が近くにあって営業マンがいて、見積を
請求すれば紙の見積書が届き、購入すればライトバンで配達してくれる
スタイルが買いやすいです。

ですので、DELLのPCは有名ではありますが、それほど普及している
わけではありません。
事務所をみればやはりNECなどの国内メーカー品が氾濫しています。

国内で一定量を捌けるのであれば海外へ持ち出す理由もそれほど無いのです。

東芝のノート等はそれでも海外で良く頑張っていますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
やはり売れないのではなく、売る必要がない、ということでしょうか

>一般的に通信販売は日本では、特に企業では、扱いにくいです。
目の前に相手がいてこそ、ですね
非効率なようにも見えますが、日本ではこうした販売方法がいいのかもしれません

お礼日時:2002/07/16 01:31

う~ん、なかなか難しい問題ですね。


一つ言えるのは、世界でも日本市場の特殊さでしょう。
N社とかF社とかは企業の資本関係などもあってか、企業に
大量に納入して来ました。その影響や、ネームバリューもあって、個人向けにも浸透して行ったと言ってもいいでしょう。
要は、質や値段よりも知名度と、「みんなが使っている」でよかったんですよ。

しかし、世界中でパソコンがこんなにバカスカ売れる国って日本だけでしょ。
そんな殿様商売やってる会社が海外でやれるわけがありません。
実際、N社は国内でDOS/V機を出す前に他社と組んで海外進出をしましたが、さっぱりであっさりと撤退しました。

逆に見ると、海外のメーカーも日本で成功すればどこへ行ってもやれると思われているのではないでしょうか。
ただ売りっぱなしではなく、DellやなくなったGatewayもサポートを売りにしているのが特徴です。さらには、徹底したコストダウン。
これが、いまのコストに厳しい時代にマッチして、DellやConpaqの企業導入台数はかなり上がっているはずです。
個人向けにしても、サポートがよい事が理解され、かなり評判も上がっています。
安くて、サポートがよくて、中身が同じなら、高い国産メーカーを選ぶ理由はほとんどなくなるでしょう。
実際、シェアがひっくり返るのはそう遠いこととは思えません。

国内メーカーが同じことをしようとすると、系列店の関係などしがらみがたくさんあるのでしょう。
ま、大手国内メーカーが「徹底したコストダウン!」なんて売り文句聞いたことないので、やりたくてもできない理由があるのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

>N社は国内でDOS/V機を出す前に他社と組んで海外進出をしましたが、さっぱりで あっさりと撤退しました。
撤退を余儀なくされた原因はなんだったのでしょうか
海外でのブランド力が足りなかったのか、品質や技術に劣る面があったのでしょうか
シェアを伸ばせない、のではなく、伸ばさないということですね?

>安くて、サポートがよくて、中身が同じなら、高い国産メーカーを選ぶ理由はほとんどなく なるでしょう。
ごもっともです
しかし大半のユーザーにとってブランドの力は強大な気もします・・・

お礼日時:2002/07/16 01:25

タイトルと質問内容が違うみたいなんですけど、『外国PCメーカーはなぜ日本でシェアを伸ばせないのか?』という質問ですか?

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この回答へのお礼

他の方も困惑されていますので、質問の仕方が悪かったのかもしれませんね
常にわかりやすい質問を心がけたいと思っていますが難しいものです・・・

お礼日時:2002/07/16 01:16

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