当用漢字でない漢字を使うのは間違い?
辞書で「すなわち」をひくと「即ち△則ち▲乃ち×」と出てきます。
×は当用漢字でない漢字であることを表しているのですが、当用漢字でない漢字を使うことは、間違いなのでしょうか?
つまり、例えば漢字テストで「すなわち」を「乃ち」と書いたら×をつけられてしまいますか?
テストで×をつけられたあと、先生に辞書にちゃんと乗っていると主張する事は可能でしょうか?
回答(5件)
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今は「当用漢字表」は使われていません。そのかわり「常用漢字」というものが示されています。これは名前が変わっただけではなく、内容も変わっていますので、一度確認なさることをおすすめします。
(おそらくお持ちの辞書も古いものなのでは?)
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&i …
常用漢字表「すなわち」の場合
即(ソク)=常用漢字
即ち=常用漢字表外読み
則ち=常用漢字表外読み
乃ち=常用漢字表外字
表外字はもちろん、表外読みの書き取りでも、少なくとも大学入試までは出題されません。常用漢字表が基本となっているからです。公務員試験なども同様のようです
※もちろん漢文など現代国語以外は別です。
表外字の書き取りが出題されるのは、漢字検定準1級レベル以上くらいではないでしょうか。
もし、入社試験などで出題された場合は、とくにことわりがないかぎり表外読みのものでも表外字のどちらを書いてもかまわないと思われます。もっとも、受験者はその採点基準を知るよしもないので、○になったのか×になったのかを知ることもできないでしょうけど。
また、そもそも「すなわち」のような接続詞は原則仮名表記です。学校教育では、漢字で書かせるような問題自体が出題されないでしょう。
この回答へのお礼
学校では出題されないのですね。
回答ありがとうございました。
No.4ベストアンサー10pt
当用漢字表は昭和56年に廃止され、同年に出された訓令告示「常用漢字表」が現在では行われています。常用漢字表については、下記参考URLをご覧ください。
小中学校の漢字のテスト(学校におけるもの)は、常用漢字表をもとに作られ、また、同表に基づいて採点されます。
「すなわち」という訓を掲げた常用漢字表は一つもありません。「即」や「則」は常用漢字ではありますが、同表に掲げられている読みは、音の「ソク」だけです。よって、「すなわち」と読む漢字の書き取りはもちろん、「則ち」と書いてどう読むかという問題も、小中学校では出題されません。(国語に関し全く無知な教師が過失で作る、あるいは私立の教師が確信犯として出題する、ということが絶対にないとはいえませんが。)入試問題や模擬試験などで、そのような問題を出したら、即、問題になり、問題作成者は各方面から糾弾されます。
(ちなみに「乃」は御指摘の通り、字自体、常用漢字表に載っていません。)
高校になると、漢文で「即ち・則ち・乃ち」という読みを学ぶことになりますが、いわゆる漢字の読み書きは常用漢字表に基づいて出題されるので、大学入試の段階まで、「即ち」をどう読むかという問題は出されません。(出したら糾弾される、というのは小中学校の場合と同じです。)
なぜ常用漢字表に基づいて出題されるのか、それは、学習指導要領で定められているからです。なぜ、そんな規制が設けられているのか。一つには、それが文部科学省の仕事だからであり、また一つには、現場で混乱を避けるためです。
「からだ」を漢字で書くときは「体」以外は無条件に×です。熟字訓の「身体」や、異体字の「躯」「躰」はもちろん、旧字(正字)の「體」も認められません。もし、常用漢字表以外に範囲を広げれば、その採点基準を作り、採点者にそれを理解させなくてはなりません。それは事実上不可能です。
結局、常用漢字表という基準に基づき、その範囲内でことを済ますのが最も効率的かつ合理的なのです。
私は国語(教材作成)に携わって長いので、もはや、その「常識」に疑問を抱かなくなってしまいましたが、その「常識」に問題があるのは確かだと思います。(些末な例を挙げれば、「他」に「ほか」という訓が泣く、「等」に「など」という訓がないことなど。)ただ、基準のない教育というのは混乱の元であり、それでなくとも教師、児童・生徒の学力低下を目の当たりにしている身としては、常用漢字という枠を外してしまった場合、どうなってしまうかと考えると恐ろしくなります。
なお、以上は学校の場合であって、漢検などは全く別な基準によって出題がなされます。(学校以外に、公用文や新聞も、ほぼ常用漢字表に基づいて書かれています。)
大人が、個人的に「すなわち」を「即ち」などと書くことは問題ないと考えます(常用漢字表も人の言語活動を縛ることはしないと自ら書いています。)。ただ、どんな字でも勝手に使っていいというわけでないのは言うまでもありません。そのためにこそ辞書があると考えます(辞書にもいろいろあって一様ではありませんが。)。
この回答へのお礼
大変詳細な回答、ありがとうございました。
No.3ベストアンサー20pt
「乃ち」では、おそらく不正解で、いくら辞書に載っていると主張してもダメでしょう。
学校のテストというものは、決められた解答以外はすべて不正解という、きわめて杓子定規で、融通の利かないものです。
当用漢字でない漢字は、すくなくとも義務教育中には教わりませんから、決して間違いではありませんが、不正解にされてもやむをえないでしょう。
この回答へのお礼
要するに、習っていない事は書くな、ということですね。
回答ありがとうございました。
小・中・高だと常用漢字以外は誤りとする判断をする先生もいるかもしれません。
学校の授業で学んだことの習熟度を判断するためのテストで、それ以外のことを答えるのはタブーだと考える先生もいてもおかしくはないと思います。
逆を言うと、常用漢字であっても、その学年で学んでいない漢字は、仮名書きにするか、ふり仮名をふるのが一般的です。入試などにおいても。
大学だと少し違うかも。
細かい学習指導要領とかなく、この漢字を教えなければいけないということはないので、特に気にしない先生も多いかもしれません。
ちなみに今は当用漢字はなく、常用漢字って呼ばれてるみたいですよ。
この回答へのお礼
当用漢字って常用漢字のことだったのですか。
回答ありがとうございました。
学生さんですか?
学校では当用漢字以外は習わないのでは?
>例えば漢字テストで「すなわち」を「乃ち」と書いたら×をつけられてしまいますか?
おそらく×だと思いますよ。
この回答へのお礼
趣味で明治時代が舞台の本を読んでいるので、当用漢字以外の漢字も多少は知っているのです。
回答ありがとうございました。
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