アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「下記質問における質問者の方のやり取りを確認させていただいたところ、ご自分の疑問に対しての回答を見つけたいという姿勢ではなく、回答者とのやり取りをただ単に楽しんでいるように感じましたので、質問を削除いたしました。」
どうも管理者は「どう感じたか」によって削除するか否かを決めているようです。削除を決定された方は「哲学」における質疑というものが理解できていないようなので、ここに新たに質問いたします。

性を哲学するということは、どういうことであるか、具体例を示して回答して下さい。回答内容がどのような内容であっても質問者の私にとっては貴重な意見となり得ると考えますので、安易な削除はご遠慮願います。

お待ちしております。

A 回答 (5件)

この質問に私の1000回目の回答を捧げたいと思います。

とは言え、哲学に関しては門外漢である、強いて言うなら似而非哲学者(気取った者の言い方に拘泥するソフィスト)であるということはご了承くださいますように、魁けましてお断りいたします。

「性を哲学する」というと、私なぞはどうしても、性善説・性悪説の方に発想が向いてしまいます。人間の「本性」という意味での「性」ですね。その性に対して、この質問での「性」という言葉の定義は、いわゆる男女の交媾を中心とした「生殖器官の活動行為を想起させるもの」であろうかと思われます。このあたりは、trunkmanさんが残念ながら明確な定義をされておりませんので、決めつける形になってしまい、心苦しいのですが、この性別の差が顕著に現れる「生殖器官の活動行為を想起させるもの」を「性(1)」とすることにします。それに対して、私がまず最初に思いついた「本性」を「性(2)」とし、「さが」と読んだ場合を考えて「性(3)」を設けておきます。今回は、言語における名詞の「性(4)」の登場はありません。

さて、人間の性(2)は野蛮なものであるというのが私の考えの根本です。抑は渾沌の中にあった人間が、その渾沌の恐怖から遁れるために、概念を創り、秩序を築いてきました。ですから、善も悪も存在する前に性(2)が存在していたのではないかと考えるのです。「ツァラトゥストラ」に登場する良心的な学究の言葉ではないですが、欲求の根源は恐怖にあるというのはある意味で正しいと思います。ただ、その場合、恐怖をどう定義するかにも拘ってきますが。

本来野蛮である人間が、秩序という衣を身に纏ったことは悪いことではないと思います。そうするしか道はなかったのかもしれないし、そうするのが、人間の性(3)なのかもしれません。この秩序という衣は、時代によって襤褸となりうるのであり、何度も見直して縫合する必要があるようです。ある時は理性という概念によって、ある時は科学によって、破れかけたこの衣裳を繕うことになります。

しかし、この衣で完全に覆い隠せない部分が性器、すなわち人間の性(1)なのではないかと思います。衣からはみ出て姿を覗かせようとしているのは渾沌です。まさに渾沌こそが性(1)なのです。そして、性(2)も渾沌であります。性(3)はそれらの性(1、2)を導く運命であり、布先案内人であるとは言えますが、今衣を縫っているのか、それとも衣を引き裂いているのか、性(3)自身にもわからないという不確定な状態です。

さて、人間は社会秩序を生み出しました。そこでは良識(こういう言葉も私は使うのですね。しかしいい響きの言葉ではありません)というものが闊歩しており、性(1)も性(2)も「良識的」社会から見ると闇の世界であり、まさに断たねばならないものであるようです。ですから、社会は人間の性(2)を曲げてしまったと言えます。同時に性(1)も曲げられてしまった。性(1)が人間の性(2)の発露の1つであるとして、それを「良識」によって抑圧しなければ、自由奔放に強姦が日常茶飯の事となるでしょうが、食い止める箍がない以上、それを不愉快に思う必要もなくなるでしょう。

しかし、人間は一旦衣を身に纏うと、それを総て取り去ることができません。裸を恐怖するのはアダムとイヴの時代からの性(3)なのかもしれません。その性(3)がこのままでは当てにならないということを「良識」が知ってしまったので、対策として「良識」は性(3)を操ることにした。それによって性(3)は他の性(1、2)と違って、秩序、良識の片棒を担ぐものになっていったのです。

人間は性(2)の上に成り立っており、性(1)がなければ種の保存は不可能である。そのことは流石に「良識」も忖度してくれているようです。しかし、その曖昧な価値観が、屡々コンフリクトを生じせしめるのです。では生殖活動をどのように行うべきか。そこで結婚制度なるものを設けた。日本の良識もつい最近までは誤謬により、嫡出子に業を負わせたりもした。良識というものも実は不安定な存在であり、その不安定さに恐怖を覚えるから、化けの皮が剥がれるまで、「我、良識は絶対の君主なり」と称えている。剥がれれば剥がれたで洒蛙洒蛙と取り繕って、それでもその王国は揺るぐことがない。そして今「良識」はますますオートメーションと機械化が進んで、性(1、2)を機械的なものにしていこうとしている。

性(1)に法悦であるとか快楽とかいった感覚があるのは、性(2)がそれを求めているのであり、その意味で性(1)は性(2)の申し子であると言えるかもしれません。しかし、その性(1)から法悦や快楽を奪い、単なる記号としようとしているのがその「良識」という僭主なのです。きっといつか人間は機械のように性交渉する時代が来ることでしょう。興奮や快楽に対して人間の感覚は鈍麻にされてしまう虞れは十分にあります。

そんなことを懸念してか、性(1)の解放なんてことが言われたりもする。それ自体は正論ではあると思う。しかし、性(1)が完全に解放された世界は人間の性(2)に適う世界ではあるけれども、渾沌な状態であり、それこそ恐怖である。性(1、2)の味方をするものはどうやら恐怖というものを見縊っているようだ。いや、「良識の恐怖に比べたらなんでもない」と思っているのかもしれない。しかし、渾沌の恐怖を体験していない人間がそう言えるのだろうか。俚諺にもある通り、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と謂う。

結局、性(1、2)は野蛮な渾沌とした世界のものであり、性(3)のように飼い馴らすことのできない類のものです。「野性」というヤツでしょう。野性の猛獣について語ることは危険ではないと思うが、眠っている野性の猛獣の尻尾を踏むような真似、また、大声で起こすような真似はしてはならないという思惑が「良識」にはあるのではないかと考えます。

だから、哲学とは別な次元で削除になったのですね。性(1)カテゴリは、存在しないと「良識」としても(人類が破滅しては良識自体の存在価値もなくなってしまい)困るので存在させているのですが、そこを統制しないと、いつ野性の猛獣が目覚めるかわかりません。それで時々火種を消すということが起こります。性(1)に関する質問が哲学カテゴリに飛び火したというのが「良識」の解釈であり、同様に処理したものと考えられます。

性(いやらしい意味も全くなくなった、純粋な部分=0)を哲学することは悪くないと思います。西洋哲学は男性中心に長いこと進んできました。女性が解放されて間もない現代、性(0)はどのように解釈されていくべきだろうか、と考えていくことは、これからの課題であると言えます。しかし、その課題には私は答えるわけにはいきません。私の持つ性別が、色眼鏡となって、論考の障礙となりえますので。

このアポリアは両性具有者に委ねるしかありますまい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

nabayoshさん、本当にまじめな回答ありがとうございます。

ただし、私は今反省しております。ここにこのような質問をしたことを。
はっきり申し上げてnabayoshさんの回答の真なる意味を解釈するのにもっと時間が必要です。それは私が「哲学」というものは予備知識なしでも私のような素人でも簡単に思考し、それを他人に的確に説明できるものという安易な気持ちを持っていたからです。
「交媾」、「箍」などという言葉は私は知りません。大いに馬鹿にしてください。しかし、それを使ったnabayoshさんが、敢えて難しい言葉を選んでそれらしくしたなどとは思っておりません。ひとえに私の「哲学」に対する思いあがりと無知に起因するところであります。

私にとって「性」は「いやらしい」と感ずるからこそ思考する対象になりうるものであり、こういう公の場での「性」の表現にも制約があるという人間の「性」に対するタブーがあるからこそ「いやらしい」という感覚も生まれてきたのではないか(いや、鶏と卵かもしれない)とも思うわけですが、それは他の方に押し付けるべき考えではないことも重々承知です。

私にとってはこの世の全てがアポリアです。

本当になさけない「お礼」文で申し訳ありません。

お礼日時:2002/07/16 00:56

あなたが回答した質問はROMしていました。



最初のうちは、面白く読んでいましたが、次第に「週刊大衆」「週刊アサヒ芸能」などの性的告白記事のような展開になってしまい、削除対象になることをを確信していました。(私がちくったわけではありませんよ)

哲学という分野は、自らの思考を突き詰めて真理を追究するものであると認識しています。

あの質問は、あなたの最初の回答までは哲学になり得たかもしれませんが、全体としてみれば哲学からかけ離れたものになってしまったことは否めないと感じます。

削除通知の時点での削除理由と、抗議後の削除理由が違うという理由でお怒りのようですが、理由はどうあれ、削除は当然と考えております。管理者が哲学を理解していないから、あの質問を削除したのではないでしょう。
管理者は、質問・回答の内容には触れたくなかったのかもしれません。
>削除を決定された方は「哲学」における質疑というものが理解できていないようなので・・・

そう主張するのは、あなたの詭弁です。

その点で、このサイト管理者がが、最近「なごみ系」質問・回答にきびしく対処しているのとは別問題として捉えた方が良いと思います。

別の質問・回答であれば、あなたの意見に賛同したかもしれませんが、今回の件では意見を異にします。
プロフィール欄に、退会を匂わせるような書き込みがありますが、こんな事で退会するようなら私は止めません。
ただ、この件の関係者に、自分のせいでtrunkmanさんが退会してしまったという心の傷を負わせてしまう可能性に関して、「メンタル・ヘルス」カテゴリーに数多く回答している あなたはどう考えますか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

amukunさん、回答ありがとうございます。

そうですね。あなたがおっしゃるようにこのサイト(だけじゃないよって言うでしょうが)ではあのような展開は相応しくなかったことを私も知っていながら…馬鹿でしたね。でも書いた内容については全く反省しておりません。
私の勘違い・事実との相違・意見の差などはあったとしても、あの回答ややり取りが前面否定されるものでは全くないと信じております。

また「哲学」というものを全く理解していないのは管理者だけではなく私も同様です。私はこれから自分の世界観を語るときに「哲学」という言葉を使うのをためらうでしょう。それは怖いからです。他人から批判されるのが怖いわけではありません。自分の中の自分の目が怖いのです。

>そう主張するのは、あなたの詭弁です。

いや、「詭弁」などという高尚なものではありません。
全くもっていいかげんな「言いがかり」以外の何物でもありません。
「詭弁」「矛盾」「欺瞞」などと指摘されたらここでの私の発言など言い訳の余地がありません。全て文字どおりの「口から出まかせ」です。

trunkmanの退会とこの件は全く関係ありません。時期が重なってしまったために誤解せれても仕方ないですが。
もしamukunさんが私の知人だったら、その理由をきちんと説明するでしょうが、ここは匿名の場なので秘密ということにしておいた方がいいでしょう。

えっ!関係者に心の傷を負わせる?
そんなことができたらしてみたいですね。うそですよ。
でも、私の退会はあくまで個人的理由なので、どなたかが傷付いたとしても、私にはどうすることもできません。

「メンタル・ヘルス」カテゴリーへの回答はすべて私のうそのない「口から出まかせ」です。文字通り受け取って下さい。
ですから、本当にそのときそう思ったこと、本当に自分が体験してきたことしか書かなかったつもりです。

予告なしでいつのまにか退会いたします。
「宿敵」などと冗談にでも呼んでしまったことをお許し下さい。本当にお世話になりました。

お礼日時:2002/07/16 01:40

こんばんはtrunkmanさん補足ありがとうございます。


>近々『萬○商会』も廃業の予定です。
trunkmanさんそんなに自分を責めないでください。
trunkmanさんの回答少し読ませていただきましたがtrunkmanさんの多趣味で経験豊かな回答で大勢の皆さんがあんなに喜んで感謝されているではありませんか。人間誰でも一時的に感情的になるとまわりが見えなくなるのです。すこし冷静に考えてみてください。私は人は人だから誠心誠意尽くせば誠意は伝わるとおもいます。人は更生できる。だから私も今こうして生きています。時間はかかると思いますが他のみなさんや管理者さんにもきっと誠意は伝わると思います。trunkmanさん肩の力をぬいてお互い頑張りましょう。これからもtrunkmanさんの回答を楽しみにしています。
    • good
    • 0

こんばんは はじめましてtrunkmanさん 


みなさんにご迷惑かけたdangomushiです。
私の回答は今となっては遅いのですが我ながら不適切な表現が多かった回答だと思って反省しております。
最近chihokoさんが出ておられないので心配しております。
もし除名されたならまた復帰させてあげたいですね。chihokoさんもかなり反省されていると思います。
名物ご意見番が出ておられないのは寂しいです。

やはりルールの中でネットとネットで繋がって手と手を繋げて皆さんと一緒に最高の回答をしましょう。
trunkmanさん生意気いってお許しください。
今後ともご指導ご指摘よろしくお願いします。

この回答への補足

chihokoさんはご健在?ですよ。(^。^)

http://www.okweb.ne.jp/user.php3?u=65347

改めて「お礼」書かせていただきます。

補足日時:2002/07/15 02:50
    • good
    • 0
この回答へのお礼

dangomushiさん、回答ありがとうございます。

私はこの質問を立てたことは反省しておりますが、例のchihokoさんへの回答文については全く反省しておりません。しかし、このサイトがそれを受け入れない以上、ここで感情的になっても仕方がないとも思います。そういう意味でこの質問は私の情緒的部分がかなり出てしまったので反省しているのです。

私はやがてこのサイトから消えます。
でも誤解しないで下さい。それはtrunkmanというハンドルネームを操る○○○○という男の個人的事情で仕方なくこのサイトに費やす時間がなくなるからです。

dangomushiさんのような若くて、率直な明るい方にお会いできたことをうれしく思います。あなたはすごくまじめな方ですね。
反省されているということですが、今のご自分を否定するようなことだけはしないで下さいね。
ご健闘をお祈りします。

お礼日時:2002/07/16 01:15

何人かの方々の労作が消えてしまったことを残念に思います。

正直に言いまして、そこまで言うのかと傍観者的に楽しんでもいました。下手な小説を読むよりもリアルで面白いと感じていたのです。あのスレッドには他では得ることが稀な、ある種のタブーを超えた知性を伴う人間の吐露があっただけに思いはひとしおです。

自分には出来ないと思いながら、その殻を破ってゆく人を眺める爽快感、カタルシスにも通じるところがありました。個々がネットで結びつき、バーチャルな時と場を得て、勇気や率直さが絡み合い、極めて現代的な展開があったと評価もしています。奇麗ごとのベールを取り除けた性の本質に迫る、それだけに大らかな秘めごとが善悪を超えてあったと思いました。

性であれ日頃の他の出来事であれ、基本的には他のスレッドにあるように、それぞれの思うところを述べるについて何の変わりはないと考えます。そのことにより、何がしかの認識を得て知的欲求なり共有願望が満たされ、生活の彩りとなすことについて同質な筈です。
また哲学と称して、あれこれと思いを巡らし己の考えを整理活用するのも同等です。

しかしながら社会的な風俗習慣に照らし合わせた時、性についてのタブーはまだ色濃く残っていることも否定できません。それを考慮して管理人が削除という手段に訴えたのは、あの内容が一般的公序良俗のうえでは、かなり際どい線上にあったのも事実だったと思いますので、2チャンネルの判例のこともあり立場上止む無しと捉えています。

思うにあのスレッドの価値は、通常おおやけでは口にすることのない性的やりとりがエスカレートしてゆく際どさにあったとも言え、繰り返すようですが貴重であっただけに個人的には残念なことです。

この回答への補足

管理者はあくまで削除の理由を「質問者と回答者が楽しんでいるだけ云々」と言っており「公序良俗」に関することについては触れていませんでした。しかし、私がそういう理由での「削除」に抗議すると、一転して『「このサイトは性的なことに免疫のない子どもたちも多く参加しています」ので、18歳以上、未満でみれるみれないをわけてください。という意見も非常に多数いただいております。』という「公序良俗」的理由にすりかわった返答が返ってきました。
というわけで、そろそろ私のこのサイト上の存在も時間の問題か、という感を強くしております。

すみません。「お礼」は後日改めてさせて下さい。

補足日時:2002/07/15 03:02
    • good
    • 0
この回答へのお礼

mcqgogoさん、回答お寄せいただきありがとうございます。

私にとっては例の質問と回答、お礼・補足文はまったく驚くに値しないことです。もちろん、あれを読んで「いやらしい」と感じた方もいらっしゃるでしょうが、「いやらしい」ことがどれだけ害悪なのでしょう?
比較してはいけないのはわかっていますが、「空爆で一般人の死者がでるのはやむを得ない」と書いてもここでは削除されないでしょう。しかし、普通の男女のカップルだったら当たり前のように行なっている性行為を言葉で表現しただけで、削除されていしまう。これが私には全く納得できません。

しかし、この質問自体が私の情緒的な部分でのはけ口になってしまったのは反省せざるを得ません。
その意味でせっかく回答いただいたmcqgogoさんには、まともなお礼文が書けず、本当に申し訳ないと思っております。

『本当にタブーにすべきものはなんであるか?』という真摯な質問をどなたかがされるのを期待しております。

お礼日時:2002/07/16 01:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!