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幼児期の言語習得についての授業を今大学で受講しています。
そして来週、課題が自由のレポートを提出しないといけないのですが、
そのレポートの課題を探す前に現在の主流な考え方が何なのかを
インターネットで探しました。

というのも、どの様な学問の分野でもそうですが、
大学の教科書で勉強する内容のレベルですとどうしても情報が
古くなってしまいますよね。つまり幾年か前主流だった定説に
ついて書かれているわけで、
最近注目をあびだした学説等が載っているはずがないですよね。

なので新しい説があるのか、今はどの説が有力だと考えられているのか、
等を探したんですが、なかなか目ぼしいものが見つかりません。

今使っている教科書は
patsy M. Lightbown & Nina Spada著“how language are learned”
というものなのですが、この中では幼児期の言語習得は大きく分けて
behaviorism,innatism,interactionismの3つの考え方があると
主張しています。そして言語習得には臨界期(Critical period)
というものがある・・・・・みたいな事が書かれているのですが・・

現在ではどの説が有力と考えられているのでしょうか?
もしくはまた新たな説が浮かび上がってたりするのでしょうか?
現在の事情をご存知の方いらっしゃいましたら教えてください!
何卒よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

言語「獲得」の理論を大きく、「behaviorism,innatism,interactionismの3つ」に分けることは問題ありません。

新しい学説といっても、全てこの中のいずれかに分類されます。

また、臨界期はどの理論であれ、事実として認められているものです。物理の理論がどんなに発展しようとも、重力でリンゴが落ちる現象には変わりありません。現象をどう説明するかというのが理論なのですから。

>現在ではどの説が有力と考えられているのでしょうか?
まぁ、生成文法による生得説か、認知科学系の認知能力先行説かな。

>もしくはまた新たな説が浮かび上がってたりするのでしょうか?
上で申し上げたとおり、新しい学説も全て大きくは行動主義か生得主義か社会交流説のいずれかです。

私の好みで言えば生得説ですが、これにもいろいろあります。
文法が生得的であるとする生成文法派。
認知能力がまずあって、その発達が言語の発達を促すとする認知科学派。

これがまた内部がいろいろと分かれていて、脳の並列分散処理仮説に基づくコネクショニズムとか、それと生成文法が結びついた Smolensky らの最適性理論とか、百花繚乱です。

手っ取り早い概説書として、
Yang, Charles (2006). The Infinite Gift: How Children Learn and Unlearn All the Languages of the World. New York: Scribner.

生成文法系では
Roeper, Tom (2007). The Prism of Grammar. The MIT Press.

あるいはコネクショニズム/最適性理論では
Smolensky, Paul & Legendre, Geraldine (2006). The Harmonic Mind: From Neural Computation to Optimality-Theoretic Grammar. The MIT Press.

おっと、Wikipedia も一応。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Language_acquisition
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