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大西泰斗さんの「ハートで感じる英文法」に、
「全てのingは躍動する」
と書いてありました。

ということは、
私のニガテな完了形の継続用法と完了進行形との違いは
この「躍動感」で分けられるということでしょうか?
そうなるととても覚えやすいのですが…
どなたかご回答よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

No.3です。

早速のお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

ご質問:
<ところが!私の参考書には
「I've been studying English for six years.
  ―「継続」がやや強調される」
と書いてありました。
さらに
「Helen has been taking piano lessons since she was five.
(ヘレンは五歳の時からずっとピアノのレッスンを受けている)」
…まさか何年も飲まず食わず寝ず(?)に
絶え間なく勉強したり
レッスンを受けたりしているわけではないですよね。
まさかこの参考書が間違っているのか!?>


現在完了進行形という形が存在するのですから、間違っていないと思いますよ。回答に例示した、workingでさえ、「強調」したければ完了進行形にしても構いません。

回答に例示したhas been developingもhas developedに比べて、一種の強調用法になるのですから。ただ、この場合は「絶えず上昇りに成長し続けている」という事実に裏付けされているので、躊躇無く使えるのです。

本来は、通常の継続「ずっとしてきた」という意味を表すのは、わざわざ進行形にしなくても、現在完了時制で十分事足りるというわけです。

現在完了の継続は、「継続」に重点があるのではなく、その継続の結果が今に及ぼしている影響に重点が置かれています。
例:I have worked at this company for 10 years.
では、「10年間働いてきた、その経験を積んだ自分が今ある」ということを言いたいのです。

完了進行形は、「行為の継続」に重点を置いています。もちろん「現在に影響を及ぼす」という用法も含みますが、進行形をあえて用いていることから、結果より経過に重点を置いています。
例:I've been studying English for six years.
では、「遊ぶことなく」「わき目もふらず」「一心に」(ずっと勉強しつづけた)といった、生活・人生の重点がそこにあったような使い方になるのです。

結果に主眼を置くか(現在完了)、経過に主眼を置くか(現在完了進行形)、話し手の主観によって使い分ければいいのです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありません。

<本来は、通常の継続「ずっとしてきた」という意味を表すのは、わざわざ進行形にしなくても、現在完了時制で十分事足りる
<「強調」したければ完了進行形にしても構いません

<進行形をあえて用いていることから、結果より経過に重点を置いています

この文を読んで、何かがピーンときました。
整理された感じがします!

ただ、まだ私は量をこなしていないんだな、と思いました。
この感覚を培うためにたくさん英語に触れて行きたいと思います。
何度もご丁寧に説明してくださり、本当に感謝します。
ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/11 00:18

こんにちは。

先の答えです。
質問は「~ing」および「完了形の継続用法と完了進行形との違い」についてですが、書いたように to+動詞と動詞~ingの用例の違いを、大西さんの番組のようにハートで感じられるようになれば、なぜ彼が~ingを「躍動」といったのか。そして他の文体でも~ingが同じように捉えられることがわかると思います。

なお私は文法本にある「動名詞・現在分詞~」のような机上文法を英語の学習の入り口にしておらず、英語を話す人たちからそのイメージをいただいて、それを文法書に当てはめ戻しています。専門用語からはいっても、文章が持つイメージがないと、その文章がわからない人に伝わりにくいと思います。
またどの言語にも例外はありますが、例外を最初から考えるとあなたは混乱するので、ここでは単純な文でtoと~ingをだしますので、2つを対比させてその違いを感じてください。

――●

まずtoですが、例えばアメリカに行ってタクシーに乗ると、運転手が「Where to?(どちらへ?)」といいますよね。そしてあなたは「To airport please(空港へ)」と答えます。
これらtoの後には、「目的」地や「これから向かう場所」が通常来ます。
スペースが少ないので端折りますが、toには『ある方向へ向かう』とか『これから行動を起こすときの動作』のイメージがあります。

toに関しては『ハートで感じる~』のあとのNHK番組『新感覚キーワードで英会話』でも、
『toのコアイメージ: 対象に向き合って』としていました。

[to+動詞]の場合は、to play(遊ぶという行為に向き合う&これから遊ぶ), to do(行うという行為に向き合う&これから行う), to think(考えるという行為に向き合う&今からまさに考える)のようなイメージを持っておいてください。

例文)
I like to drink a beer.  
私はビールを飲むことが好きです→話者は現在(話した時点で)飲んでいないかもしれないが、飲むことすなわち(drinkという行為に向き合う&それは明日かもしれないし、今晩の夕食のときかもしれない)が好きということがわかります。
この(~に向き合う&これから~する)という形があるのは、上のto playなどと同じです。

余談:このtoのイメージがわかれば、He is about to smoke.(彼はタバコを吸おうとしている)や What am I to do? (どうしたらいいの?)も理解できると思います。

――●
次に[~ing]です。
学校の先生が「動名詞しか目的語にとらない動詞があるので、注意するように」とか「enjoyは動名詞しか取りません」といいます。しかし、なぜ動名詞しか取らないのかまでは、説明しなかった、あるいはしてもその感覚が生徒に伝わっていないため、多くの人は大人になってもどの動詞で~ingしか取らないのかがわかりません。

例文)
I enjoy drinking a beer after work. 私は仕事のあとビールを飲むことを楽しんでいます(仕事のあとビールを飲むのが好きです)

enjoyが表す「楽しむ」行為や動作の対象は、今に始まったことではなく、それまでも楽しんで来ているし、その話をしたあとも続けているような動作です。
例えばビールの呑み助の行為は、今日に限らず過去にも飲んで来たし、これからも飲むでしょう。
なので~ingは、playing(今までも遊んで来た&これからもやる), doing(今までもして来た&これからもやる), thinking(今までも考えてきた&これからも考える)のようなイメージです。

先の文は、「enjoyという動詞が表すイメージ」と、その行為である「drinking(今までも飲んで来た&これからも飲む)のイメージがフィット(合致)する」ので、enjoyは~ingが取れます。
ちなみに、ビールの呑み助は(実は私のことです笑)、いくらビールが好きだといっても24時間飲んでいるわけではないですよね?でも飲むのがとても大好きです――A

しかし I enjoy to drink a beer. というとき、「to drink(drinkという行為に向き合う&これから飲む)」が、enjoyの(今に始まったことではなく、それまでも楽しんで来ている)と合致しないため、to不定詞を取りません(例外もありますが、ここでは理解のために忘れておいていいです)。

このように~ingには、(今までも行って来た&これからもやる)というイメージがあります。
さらに、上のビール飲みの人の話(――A)を聞いたときに、あなたにはビールを飲んで楽しんでいる人の「映像」が浮かんだと思います。それを大西さんは、文章から行為が容易に連想できることも合わせて「躍動感」「わさわさ感」と呼びました。

――●
最後に「完了形の継続用法と完了進行形との違い」ですが、

>「Helen has been taking piano lessons since she was five.
>(ヘレンは五歳の時からずっとピアノのレッスンを受けている)」
>…まさか何年も飲まず食わず寝ず(?)に
>絶え間なく勉強したり
>レッスンを受けたりしているわけではないですよね。

上のビール好きの人がエンジョイしている行為(――A部分)を見ればわかると思います。朝から晩まで飲んでいるわけではないが、ビールを飲むという行為を楽しんでいます。
ですので、
Helen has been taking piano lessons since she was five.
(ヘレンは五歳の時からピアノのレッスン、今までも受けてきたし&これからも受ける)
─→この行為に対して「ずっと」という和訳をつけただけで、飲まず食わずというわけではありません。しかし「~ing」からヘレンが常に練習をしており、いつもピアノレッスンを受けている様子(映像)が浮かびます。
⇒⇒この「いつも行っている様子が浮かぶ」「ヘレンが今まさにピアノを弾いているイメージが浮かぶ」というのが大西先生がNHK番組を通して街中のネイティブに言わしめた「躍動感」でした。

Helen has taken piano lessons since she was five.
(ヘレンは五歳の時からピアノのレッスンを受けている)
―→完了形なので、今まで行ってきたことを「話した時点」において述べているだけ。
⇒⇒レッスンという性質から今後も継続することは明らかですが、「いつも行っている様子」が浮かびにくいのがこの文の書き方です。

この違いわかりますか? 短いスペースでしたが、うまく伝わるでしょうか。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳有りません。

違い、しっかり伝わってきました!
ビールの例えが最高に分かりやすかったです。
こんなに深く考えたことがなかったので、目からウロコが
ポロリでした。

かなり、分かってきた気がします!
あとは下にも書いたようにやはり、
量をこなして慣れていくのみですよね。
ぜったい自分のものにします。
ありがとうございました!

本当はみなさんに20点、ではなく100点付けたい気持ちです。
今ビストロスマップのゲストの気持ちがよく分かります。

また、質問すると思いますのでその時はよろしくお願いします!
本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/09/11 00:31

寝る前なので、短くいきます。



>「完了形によって継続を表すのは、
>be,have,hope,want,know,think,live
>など、それ自体に継続的な意味を持つ動詞に
>限られる

ごめんなさい。この部分(その参考書の)の言いたい本音の部分がつかめていないようなのですが、

>「感覚」で使い分けられる方法って何かないのでしょうか。

これは完了形の場合とか、ケース別にわけるのではなく、
1. 同じ文書で、to不定詞と動名詞の両方で書ける文章の(その部分以外は同じ)、その文章の訳(意味するところや描いている状況)の違い
2. 動名詞でしかかけない文章が、なぜ動名詞でしかかけないのか(to不定詞をもってこれないのか)その意味するところ

をあなたが体得すれば、完了形でも進行形でも迷いがなくなると思います(私の経験から)。
これは一度通りすぎると、なんでもないことです。
がんばってね。(私も通った道なので)応援しています。

この回答への補足

2度目のご回答ありがとうございます!

>迷いがなくなると思います(私の経験から)。
>これは一度通りすぎると、なんでもないことです。
>がんばってね。(私も通った道なので)応援しています。

本当に心強いお言葉ありがとうございます!!
もしかしてこれは一生かかっても会得できないのかな…と
本気で思い悩んでいたので、ほっとしました。

私も絶対にこの壁を乗り越えます!!
jayoosanが提案してくださった部分を、
明日じっくり勉強しなおしてみたいと思います。
今日はまぶたが限界なので、私ももう寝ます。
すてきな夢を見てください(文法以外の)。

補足日時:2007/07/04 01:44
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はじめまして。



1.ご質問にある著書は存知ませんが、「躍動感」という使い方はある程度的を得ていると思います。もともと、自動詞の進行形は、「自発的動作」を意味します。
例:
I'm coming.「今行くよ」

2.現在完了形の継続用法と、現在完了進行形は、「躍動感」という点で区別できるといっていい場合も多々あります。
例:
That company has developed these 3 years.
「その会社はここ3年ずっと成長してきた」(継続)

That company has been developing these 3 years.
「その会社はここ3年ずっと成長し続けている」(進行形)

継続の方は、停滞することもあったが、3年間という長期的視点でみると、確実に成長してきたという、現在の状態を述べています。

進行形の方は、3年前から、絶えず上登りの成長を続けているという、現在にいたるまでの躍動のリズムが感じられます。

3.ただ、動詞によっては完了進行形が使えないこともあります。
例:
I have worked at this company for 10 years.(O)
「10年間この会社でずっと働いてきた」

I have been working at this company for 10 years.(X)
「10年間この会社でずっと働き続けてきた」

進行形は「動作が絶え間なく続くこと」を意味します。夜も昼も働くわけではありませんから、下の進行形の用法は間違いになります。これは、I have been learningが使えないのも同じ理由です。

以上ご参考までに。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

なるほど~その動詞の動作の内容が
「絶え間なく続くこと」は進行形にする…
と考えると、なんとなく分かったような気がします!

ところが!私の参考書には
「I've been studying English for six years.
  ―「継続」がやや強調される」
と書いてありました。
さらに
「Helen has been taking piano lessons since she was five.
(ヘレンは五歳の時からずっとピアノのレッスンを受けている)」
…まさか何年も飲まず食わず寝ず(?)に
絶え間なく勉強したり
レッスンを受けたりしているわけではないですよね。
まさかこの参考書が間違っているのか!?

うぅ~んせっかくスッキリしかけたのにぃ!
結局違いってなんなんだ!?
夢にまで出てくる今日この頃です。

補足日時:2007/07/04 01:25
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大西さんの本はもっていませんが、ちょうどその「ingは躍動する」といったときのNHKの彼の番組を見ています。

2度見た記憶があるので、再放送もみたのだとおもいますが、その番組においては、
to不定詞(to+動詞) と~ingで表されるニュアンスの違いをやっていました。

そして実際のその躍動感やわさわさ感(物事が動いている様)を本当にネイティブが感じているかを示すために、もう1人の大学教授クリス・マクベイに該当に立ってもらい、2つの文章の違いをネイティブとおもわれる外国人に見せて、その違いを彼らの言葉で説明させていました。

その放送では、未来や完了形についてはのべていません。
そのテキストでいう「全て」のというのは、100%とか、全ての文章における~ing系ではない可能性があります(読んでみないとわかりませんけど)。

動名詞に関しては、彼とクリスのネイティブのフィーリングの説明はとてもわかりやすかった記憶があります。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

確かにその本の中でも進行形・動名詞・現在分詞・分詞構文
しか説明されていませんでした。
しかし「すべての」とまで書いてあるので、
もしかしたら…!と思い希望を持って質問させていただきました。

文法の参考書には
「完了形によって継続を表すのは、
be,have,hope,want,know,think,live
など、それ自体に継続的な意味を持つ動詞に
限られる。そのような動詞でないときには
完了進行形を用いる。」

と書かれているのですが、結局のところ
丸暗記して慣れていく…しか方法はないのでしょうか。
単語に出会うたびに頭で考えて分類していかなくても、
「感覚」で使い分けられる方法って何かないのでしょうか。
う~んわがままでごめんなさい。
でもぜひ、ヒントが欲しいのです。
みなさん、何か知っておられたら教えてください。

補足日時:2007/07/04 00:11
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「躍動感」云々については全く知らないのでなんとも言えませんが、 なんか勘違いしているような気がします。



I have been learning English for ten years.
現在完了形の継続用法
わたしは10年間(いままでずっと)英語を勉強してきました。

*備考
I have been learning English before ten years.
現在完了形の経験
わたしは10年前英語を勉強していたことがあります。

I am learning English everyday.
現在進行形
わたしは今毎日英語を勉強しています。
I learn English というより躍動感があるといえば確かにそうかも。

I was learning English everyday last year.
過去進行形
わたしは去年は毎日英語を勉強していました。

違いが分かりやすいようにシンプルかつ同じ文章で比較してみました。
要するに、 やっている事は同じでも、 やっている時期が違うのです。  これでご理解頂けるといいのですが。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

完了形の継続用法と、完了進行形は違います。
have been Vingは現在完了進行形です。
完了の継続用法だと
I have learned English for ten years.
になるのでは?

やっている時期の違いは理解できているつもりです。
ただ「状態」の継続→完了形
  「動作」の継続→完了進行形
という分け方が、いまいち掴めず、はっきりと説明できないのです。
「状態動詞はこれとこれとこれ…」「動作動詞はこれとこれと…」
と、一つ一つ丸暗記するしかないのでしょうか?

補足日時:2007/07/04 00:03
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