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小学生のような質問ですがお願いします。
海ってなんで塩辛い? 塩の塊があるのかな・・
風はどうやって吹いてるの? 扇風機でもあるのかな?

A 回答 (5件)

 


>海ってなんで塩辛い? 

海ができたのは、かなり古い時代です(地球の誕生のあと、しばらくしてできています)。海は最初、そんなに塩辛くありませんでした。無論、純粋な水ではなく、アンモニアとかが溶けていましたが、ほぼ真水だと考えてよいです。

大陸も古くからあり、太陽の光を受けて、海の水が蒸発し、それが集まって、やがて雨となり、大陸の表面の土を溶かして、海に流れ込むという過程が、何十億年と続きました。

その結果、陸地の岩や土に含まれていた色々な物質が溶けて海に流れ込み、最初のほとんど真水に近かった海の水に色々な物質が溶けこむことになったのです。

水素、酸素、炭素、窒素などは、たくさん流れ込みましたが、これらは、海のなかで分解して気体の構成分子になり、蒸発して海から消え、その結果、ナトリウム、塩素、カリウム、カルシウムなどが、主に、海に溶け込んでいる物質として残ったのです。

金や銀も、ごくごくわずかですが溶けこんでいて、その他の色々な原子も、わずかですが溶けこんでいます。ウランなども溶けこんでいます。

長い時間をかけて、色々な物質が陸から流れ込み溶けこみ、塩素やナトリウムが大量に溶けこんだので、現代の海の水を舐めると、塩辛いのです。塩素とナトリウムというのは、食塩を水に溶かすとできるイオンで、結局、塩が溶けているのと同じことになるからです。

海の水を蒸発させると後に、食塩(塩化ナトリウム)と、数%ぐらいだったか、塩化カリウムが残ります。塩化カリウムも、塩辛いですが、苦味があり、「にがり」と呼びます。海の水を蒸発して作った塩は、「粗塩」と言い、ただの食塩より、色々な物質が混じっているので、栄養としても良いのです。

陸地でも、パレスティナにある「死海」は、陸地からの色々な物質が流れ込んで、そのまま流れ出す口がなく、蒸発によって水量が維持されるので、段段、流れ込んだ物質が濃縮され、海のように、塩辛くなっています。北アメリカにある、ソルレークという湖も、塩辛い湖です(これは元々、海の一部だったのですが、それだけでなく、やはり、色々な物質が流れ込み、水の蒸発で圧縮されて、塩辛くなっているのです)。

>風はどうやって吹いてるの?

風は、地球の表面の地域で、「気圧」に違いがあると、高い気圧のところから、低い気圧のところに、空気が移動し、この空気移動が、「風」として、観察されるのです。

うちわで空気をあおぐと風が起こるのは、うちわは、平たい面で普通できていて、この面を動かすと、面で押された空気は圧縮され、密度が高くなり、圧力が大きくなって、もっと低い圧力の空気の方へ、空気が流れるためです。針金を幾ら振っても風は、ほとんど起こりません。

地球の上で、気圧に違いができるのは、風の神が大きなうちわで扇いでいるのではなく、熱帯の方が太陽からの熱が大きいので、空気が熱せられ、熱くなった空気は、膨張するので、ボイル・シャルルの法則から圧力が小さくなり、温帯の空気が熱帯に流れ込むのです。これで風が起こります。

また温帯の空気が熱帯に移動すると、温帯の空気の圧力が減るので、北極や南極の空気が温帯へと流れ込みます。

しかし、やがて、熱帯の空気の熱は、温帯の空気に伝わって、温帯の空気も、熱くなってくるので、今度は熱帯から温帯へと空気が逆流します。

こういう複雑な空気の運動が地球表面ではあり、これが、大きな意味の空気が移動する原因で、空気が移動すると、それは「風」になるのです。

もっと狭い地域でも、海と陸だと、水と土の比熱が違うので、昼間は陸地がすぐ熱くなって、なかなか温まらない海の水より空気の温度が熱くなり、陸から海へと空気が流れ、これは風です。反対に夜になると、陸はすぐに寒くなるのに対し、海の水はなかなか冷えないので、海の方が温かくなり、海から陸に空気が流れ、風が吹きます。

こういう風を、「陸風」「海風」と言います。
 
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/17 20:25

難問奇問のコーナーに海のこと


風のコーナーに風のことに答えてくれています。
その他素朴な質問がたくさん!
勉強できて楽しめますよ。

参考URL:http://www.tbs.co.jp/morita/qa.html
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風のたとえ話です。


ペットボトルに水を入れて逆さにしてください。
下の口から空気が入り上に移動しますよね,反対に水は上から下の口へと流れ出していきます。
これだけでも,空気と水の移動が出来ています。
この場合の空気が,温められて上昇する空気,水は冷えて下がる,あるいは,上昇した空気の隙間を埋めようとして下がっていく空気です。
この移動が風として感じています。
実際には,とてつもなく広い範囲でこの現象が起きています。
こんな例えで解るでしょうか?
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海が塩辛いわけ


もともと地球はまんべんなく塩辛かったのですが、
陸地部分の塩分は、雨に流されてだんだんなくなってきたのです。
流されていく先はとうぜん海ですよね。
海から水分は蒸発してまた陸地へ戻るのですが、
塩分は蒸発しないのでだんだん海にたまっていったということです。
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>海ってなんで塩辛い?


海水には塩分が含まれているので、塩辛いと思います。
なぜ塩分が含まれるかに関しては知りませんが。
(地球の誕生からの話になりそうですね)

>塩の塊があるのかな・・
別に海の中に塩の塊があるというわけではないと思いますよ。

>風はどうやって吹いてるの? 扇風機でもあるのかな?
これは、気圧の関係かと思います。
気圧の高いところから、気圧の低いところへ向かって空気の移動が起きますが、これが風と呼ばれる現象かと思います。

気圧の変化には色々な原因があると思います。
例えば熱帯の海が強く熱せられると、海水が蒸発して上昇していきます。
これが強く連続して起きると、上昇気流となり中心部の気圧が下がります。
これが台風の元だったりしますが、いかがでしょうか。
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