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OSPFのプロセス分けについてご教授ください。
ルータでOSPFの設定をするときにプロセス番号を指定して
設定すると思うのですが、どのようなときにプロセスを
分ける必要があるのかイメージできません。
OSPFのエリア分けとはどのような違いがあるのか具体例
を示して頂けると大変助かります。

いろいろ調べてなんとなくイメージしてるのはプロセスを
分けることによって、別のルーティングプロトコルと同じ
扱い?になり、アクセスリストを組み合わせた再配布設置等
によってルーティング情報の制御がし易くなる
のかなぁなんてかなり漠然と思ってます・・><

以上、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

CISCOのテクニカルサポートには、こんなことが書かれていますね。


> 2 つの OSPF プロセス間で再配布を行う理由
> 複数のプロセス間で再配布が必要になるのには、いくつかの理由があります。
> たとえば、次のような理由からです。
> * ドメインの各部からの OSPF ルートをフィルタリングするため。
> * 異なる OSPF ドメインを分離するため。
> * 異なるドメイン間の移行。
>

分けることによって、
・別のルーティングプロトコルと同じ扱い?・・・・そのとおりです。
・アクセスリストを組み合わせた再配布設置等・・・経路の取捨選択は普通行います。
・ルーティング情報の制御がし易くなる・・・・・・経路制御が可能になります。


単一のポリシ(ルーティングポリシとかセイキュリティポリシ等の決め事)なら、
学習や研修以外では管理が複雑になるだけなのでやらないと思います。

本来、設定の増加はやりたくない事ですが、致し方ない状況で使う場合があります。
特に異なるポリシ間の境界ルータでは、必要になる場合があると思います。

解りやすい例としては、
管理ポリシーや管理者が異なる組織(会社間等)間を繋ぐ場合を想定します。
当然IPアドレスの付与体形が異なるし、相手会社のNW器機の設定には関与しません。
この時、一方の付与ミスにより他方のNWアドレスを付与(誤設定)した場合、そのネットワーク宛はアドレス重複によりの通信は不通になりますが、
・境界になるルータでOSPFプロセスを分けていない場合
両方の組織が無条件に影響を受けます。そしてその追跡は非常に困難です。
・境界になるルータでOSPFプロセスを分けて、適切な経路フィルタをしている場合
影響範囲は、設定を間違えた組織内に留まります。

こんな感じで捉えておけばよいと思います。

具体的な設定例等は、ここら↓を見て下さい。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/s …
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この回答へのお礼

ご回答の方ありがとうございました。
ことなる組織間接続となると勝手にeBGPで接続するなんて
先入観を持ってしまってましたが、ospfで接続する場合も
あるんですね。
やっぱりプロセス分けする理由はルート制御のためというの
が一番の理由なのですかね~。

お礼日時:2007/07/13 02:32

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