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すごく初歩的な質問なのですが、内閣の仕組みです。
内閣と国会というのはそもそもちがうのでしょうか?議会制は国会と内閣が・・・と書かれてあったのですが、内閣は阿部首相が率いているグループ?ですよね?国会は?国会のトップは誰なのでしょうか?

また与党野党と衆議院と参議院の関係がわかりません・
与党=衆議院、野党=参議院ということでしょうか?

恥ずかしながらまったく解らないので、簡単な説明をお願いします・

また今の何党は野党とかも教えてください・
なにか簡単に書かれている本もあれば(児童書でもいいです)

お願いします。

A 回答 (6件)

ANo.2の補足です。



まず、総理大臣は衆議院でも、参議院でもどちらからでも選ぶことができます。

しかし、ANo.2で、法律によって「衆議院が少し偉い」と書きました。
その理由を簡単に記します。

1.衆議院と参議院で選んだ総理大臣が違う人の場合、最終的に衆議院の意見が採用される。
2.衆議院には解散があるので、世論を反映しやすい。また、衆議院議員選挙のあとに必ず総理大臣を決めなおす。
3.国家予算案は先に衆議院に提出される。衆議院と参議院の意見が対立した場合は、最終的に衆議院の意見が採用される。
4.国際条約のついての承認も3.と同じ。

これらのことから衆議院が偉いとされており、慣例的に総理大臣は衆議院議員から選ぶものとされているようです。

大臣は総理大臣が自由に任命し、クビにすることもできます。
内閣を構成する大臣の半数以上を国会議員から選ばなければならないとなってます。
(したがって、半数以下であれば、民間からえらぶこともできます)
その時々の総理大臣の考え方により、与党の派閥の中から選ぶのか、役所の業務に精通している人を選ぶのか、色々ちがいがあります。
(大臣を役所のリーダーと書きましたが、正確には各省庁には、それを設置する法律がそれぞれあり、リーダーに大臣を置くという条文があります。
また、役所を担当せず、単に総理大臣の側近として活動する大臣もいます)

ところで、衆議院の特徴は「解散」があることです。
これにより、衆議院のコンセプトは、上にも書いたように、「世論を反映しやすい」ということがあげられます。

参議院の存在のコンセプトは、一時の世論に惑わされることなく、色々な経験を積んだ人たちが、じっくりとモノを考えようということに尽きます。
ですので、6年間は身分が安定しています。

衆議院と参議院のそれぞれの議員になるための条件の違いは、いまの憲法では年齢の違いくらいしかありません。参議院議員のほうが、最低年齢が少し年上です。
ほかには、参議院は選挙区が広いから有名人が選挙のときに有利というくらいです。
どちらが民衆の敵ということではありません。
(芸能人、スポーツ選手、学者は参議院議員のほうが多い)

しかし、現在の政党政治では「参議院と衆議院はどう違うんだ??」という意見もあり、一部で問題となっているところです。

参考URL:http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s5

この回答への補足

ありがとうございます。またまた補足なのですが、参議院は衆議院を批判し民衆の声を代弁しているというわけではないですか?

今の与党は自民党公明党などとおっしゃっていましたが、その時々の党は与党だ野党だなどどこでわかるのでしょうか?新聞ですか???
テレビでみてのこれは与党だとかよくわからないのですが・・・

お願いします

補足日時:2007/07/18 22:36
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この国は三権分立です。


要するに、(強大な公の力である)統治権力をそれぞれ3つに分散して「お互いに干渉せずけん制できる」仕組みです。

<行政権>・・・財務省や社保庁などの官省庁及び国の全ての行政機関を統治する権力で、そこを指揮監督する組織が内閣です。

<立法権>・・・両議院(衆議院・参議院)で構成される、国権の最高機関であり国の唯一の立法機関であるのが国会です。

<司法権>・・・最高裁判所を頂点とする裁判所などで、法治国家であるこの国のすべての法律を判断をする権能を有しています(一部例外有り)。

と、要約して言えばこんなところでしょうか。


もう少し詳しく言いますと(司法権は省きます)、

<内閣>
内閣総理大臣を首長とするその他の国務大臣で組織されていて、その国務大臣(財務大臣など)は総理大臣が任命してその半分以上は国会議員でなければならず、総理大臣は彼ら(国務大臣を)罷免する権限も有しています。。
総理大臣は必ず国会議員でなければならず(逆に言えば、選挙で落選すれば総理の職も失います)、国会の議決でこれを指名します。
また内閣総理大臣は、衆議院での議決結果を受けて、衆議院の解散か、内閣の総辞職をする権限を有しています(ということは、小泉氏の参議院の議決結果を受けての衆議院の解散は、憲法を無視した権力の乱用ともいわれています)。
彼らの主な仕事は、文字通り行政を執行することで、予算を作成して国会に提出すること、官省庁及び国の全ての行政機関を指揮監督すること(その中には当然に防衛・外交や社保庁も含まれます)、内閣総理大臣と担当国務大臣が法律に署名することです(執行責任を明確にするためです)。


<国会>
国民に選挙で選ばれた国会議員である衆議院と参議院(二院制)の両議院で構成されています(二つの会議組織があるようなものです)。
立法府(権)というくらいですから、主な仕事は国の法律を作ることです(ですから彼らがこの私たち国民のルールを決めてるのです。だから「政治に無関心」なんてセリフは主権者たる国民としてはカッコイイ事ではないのです)。
他の方の述べてられることは省きますが、簡単に言えば「衆議院の優越」といって両議院で予算や法律案の議決及び、内閣総理大臣の指名がが分かれたとき、外交条約の承認の議決が分かれたときは(各々の規則を経て)衆議院の意思が優越されます。
ちなみに内閣総理大臣は、通常は最多数の議席を有する政党の党首がなります(多数決ですから)。


また、
<与党>とは、行政権を有する政党(複数可)でそれは少なくとも衆議院での議席数を過半数必要とします(多数決で総理≒内閣=行政府を決めるからです)。
そして(参議院においても)過半数を持っていれば与党のやりたい法律は(#3さん言われる通り、党議拘束の強いこの国の政党政治では)ほとんど何でも成立可能なので立法権のおいても実現可能な実行力を持っているといえるのです。
(通常は最多数政党の党首と総理大臣は同じですから)言ってみれば、与党というのは、三権を分立しているはずの行政権と立法権の、この二つもの強大な公権力を行使する権限を事実上有しているわけです(ちなみに司法権の最高裁判所の長官を指名する権限も内閣にあるので、実質的には・・・)。
それが現在で言えば、自民党と公明党の連立与党政権です。

そして、
<野党>はそれ以外の政党で、彼らには行政権と立法権(の事実上の実行力)がないわけです。
もちろん国会議員として立法権の権能は有していますから、法律を作ることは出来ますし実際にいくつも成立させています(議員立法権)。ですが、与党のやりたくないこと、都合の悪いことなどに関わる重要法案については、与党の賛成がない限り多数決で否決されます(それが仮に完璧な法案であっても、です)。
だから主な仕事(役割は)、もう一方の国民が立法府に送った代表者として時の政権(与党)の行政をチェックし、修正させ、場合によっては反対を唱えること重要な役割で、対案を出して議論を戦わせることも求められています(でも国会を運営してゆく権限も実際には与党が有してるので、与党のその気次第でもあります)。
昔もそうだったようですが、見ようによっては国民側からの目線の権力とも言えるのです。


言うまでもなく、与党だろうが野党だろうが国会議員である限り国民が正式な選挙で選んだ、私たちの代表者たちです。
その違いは、国政選挙において多数(過半数)を取るかどうか、「それだけの違い」です。与党が絶対優れているから、野党が絶対劣っているから、分けたわけでは全くありません。
誰もが正しいと思って(選挙権)権利を行使しているはずなので、すべからずそれは相対的なことで、
主権者たる国民が選挙によってどちらに一票でも多くの投票をしたか、その結果どちらが多くの議席を獲得できたか、それだけの違いです。
そして、「それだけの違いによって強大な権力の差が生まれる」のであって、「能力の違いによるものとはいえません」。
主権者たる国民の判断の違いです(だから『民主国家』なのです)。


それを充分承知してるのかしないのか、
一部の方々は、まるで、与党と野党が同じ役割・権限を有しているかのように、(もってる権力の違う2グループに)同質の仕事を要求し、その実績まで同等に残すことを求めてしまってます。その責任までも同種に。
そして野党の重要な役割でもある反対の意を唱えると、誰かが言ってたセリフを使っては「野党は何でも反対だ」と言っては優越感に浸っています(無論、理屈の通らない反対は別ですが、野党が何でも賛成したらそれこそ国は破滅します)。
現状では理屈で言えば、いわゆる国家・国といえば通常は政権与党を指すはずです(一部の方は「政治家」と言って一緒くたにしています。もちろん野党に責任が皆無なわけではありませんが、それなら選んだ国民にも責任はあります。が、(社長と部長の責任が違うように)権力には相当の責任が伴うものです)。
たぶんそういう方々は、仮に民主党政権となり自民党が野党になったなら、自民党を蔑み無能とこき下ろし、民主党に擦り寄り意味もなく崇め始めるのではないのでしょうか。

与党と野党には与えられた権限も求められる役割も違います。
だからこの二つには、異なった仕事の異なった役割を求め、その中での基準の下に評価をし、選挙によって判断をすべきです(これは自民だろうが民主だろうが公明だろうが、どこが与党・野党であっても全く同じことです)。

政権与党には2つもの強大な国家権力を有しているわけです。
そして彼らを選んだのは国民です。だから私たちは(支持も投票もしてないとしても)彼らの決めたルールには当然に全員が従います。
だけども国民の利益を損なうものであれば彼らの権限を奪うことも出来るのもまた国民にしかない権利(役割)です。
そして野党にも違う権力と役割があります。当然に役割を果たしてなければ非難されます。
そして彼らを選んだのもまた国民です。彼らを無能だと決め付けることは、彼らを選んだ数千万人の国民が無能だと言ってるも同然なわけです。
この国の国民は、絶対的な有能者と絶対的な無能者と分かれてるなんてありえないのです。

国家の体制、安全保障・外交の方向に大きな違いのない二つ以上の政党がるのなら、どちらが絶対的に優れた政党も絶対的に劣った政党も、ましてや完璧な政党も政権を担ったときの成功の確証を示せる政党など、この世界中に存在しません。
それはすべからず相対的な違いに過ぎず、国民がそのどこを選ぶか、それだけの違いです。

「主権者たる国民が国を運営する政権を複数の中からの選択によってその時々に変更し、権力の中枢のチェックができる」
これが民主主義の大きな利点でもあり、大原則であるはずです。

質問者様がどのような決断をするにしても、いちTVのいち番組のいち出演者の一つの意見だけで判断せず(無論わたしのもです)、
一度必ず止まって、必ずご自分で確認し理解し納得した上で、ご自分の大事な権利を行使してください。レベルの高い低いの問題ではなくそれぞれ個々人のレベルの中でご自分で確認して理解して、必ず最後にはご自身で納得することです。

誰でもない質問者様ご自身の、ご家族・友人・知人の生活してゆく社会のルールを決めるための、自分たちの国の方向を決める国政選挙です。


参考にしていただければ幸いです、
長文、大変失礼いたしました。
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貴方の知りたい事が全て出ているのが「yahooみんなの政治」サイトです。

漫画でも紹介してます。
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 衆議院・参議院と与党・野党は別のものです。

分けて考えないといけません。

与党とは、行政(内閣)を担当する政党のことで、野党は行政を担当しない政党です。

衆議院と参議院は異なる立場から政策を判断するという建前があります。現在は参議院の意義が問われており、改革が検討されています。

国会は内閣に対して責任を持ち、内閣不信任案を提出し、過半数の賛成で内閣を解散させることができます。これは衆議院にしかできません。逆に内閣はその決定が妥当かどうかを国民に判断してもらうために衆議院のみを解散することができます(参議院は解散されません。)。

 制度上、衆議院で議席の過半数を所持している政党や政党の集まり(連立)が与党となります。与党は参議院でも過半数の議席を有していることが多いです。国会の仕組みとして、衆議院と参議院双方で過半数の賛成が得られるか、衆議院で3分の2の賛成が得られないと法案は通らないためです。
 政党には党議拘束というものがあり、党の決定に従って本会議などで法案に対して賛成したり、反対したりします。つまり、衆参で過半数の議席を持つ政党は国会では自分達の決定どおりに法律を通すことができます。
このため、国会は内閣に対して責任を持つと言っても、よっぽど政治が混乱しない限り、衆議院で過半数の賛成が必要である内閣不信任案は可決されません。
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○国会は法律を決める会議の場所の名前です。


○内閣は役所のリーダー(大臣)の集まりです。

役所とは、財務省とか文部科学省とかですね。
大臣たちは、国会の議員から半分以上選ばなければならない憲法のルールがあります。

○大臣の集まりである内閣の、そのリーダーが首相(総理大臣)なのです。

とくに、首相は必ず国会議員から選ばなければなりません。国会議員たちがお互いの中から選びます。
したがって、首相である人はかならず同時に国会議員でもあります。
そして、国会は首相を選ぶことができる以上、首相をクビすることもできるのです。
首相はクビにされたくはないですから、国会議員の人たちとあまりかけ離れた考え方で政治はできません。
国会のことを常に気にしてなければなりません。このシステムが「議会制内閣」です。


ところで、国会は「衆議院」と「参議院」の2つに分かれます。
2つに分ける理由は、法律を決めるのに、2段階で慎重に決めていると考えてください。

「衆議院」と「参議院」の偉さは、ほぼ同じですが、いろいろな法律によって、衆議院が少しだけ偉いことになっています。

国会議員はその考え方、出身母体、利害関係の違いにより、それぞれグループに分かれて活動しています。このグループが「政党」です。

総理大臣の出身グループが「与党」、総理大臣のライバルのグループが「野党」です。

今の与党は「自民党」「公明党」です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、とてもわかりました。しかし補足です。
国会があり国会の中に参議院と衆議院がある。この二つに属している人々を国会議員という。参議院と衆議院のどちらかでも内閣総理大臣を選べるのでしょうか?
また、内閣の大臣たちは役所のリーダと書かれていましたが、特にどういった人たちでしょうか?

当時の貴族院が参議院になりましたよね?当時の貴族院は貴族とかお金持ちの方がなってて、民衆の意見も聞くために衆議院が生まれた。参議院にかわって、今の参議院は貴族のようなトップのエリートのような人しかなれないのでしょうか?衆議院は何か民衆の見方で参議院は民衆の敵みたいな偏見で考えてしまうのですが、間違っていますか?

お願いします。

お礼日時:2007/07/15 23:27

三権分立でいえば国会は立法府で、内閣は行政府です。


内閣のトップは内閣総理大臣で、国会のトップは衆議院議長、参議院議長のふたりいます。
与党というのは内閣を支持するグループで、野党というのは内閣を支持しないグループで、現在与党は自民党と公明党、野党はそれ以外の民主党、共産党そのほかです。与党と野党は衆議院にも参議院にもあります。(います。)
日本では二院制なので衆議院と参議院のふたつの議院があり、その違いは選挙制度くらいであまり違いません。(衆議院は任期4年で解散あり、参議院は任期6年で解散なし)
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