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過疎などで手入れが行き届かず荒廃した人工林は、自然林より環境保全機能において劣るというイメージがあります。あるいは、あるべき生態系を保てていないとか、スギ花粉で人々を苦しめるとか、とにかくマイナスの存在と捉えられているようです。

ところが「手入れの行き届いた人工林は、実は自然林よりも多くの種の生物を育む」という調査結果を耳にしました。記憶が正しければ今年の2月頃です。

ただそれが、どこで耳にしたものか思い出せずに困っています。Webページだったのか新聞だったのか、テレビ番組だったのか。
どなたか上記の真偽、もしくは情報の出所をご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。

A 回答 (4件)

三重県の速水林業(日本初のFSC認証)のヒノキ林ですね。


隣の広葉樹林と生物種の数を調べたら、ヒノキ林の方が出現種数が多かったそうです。
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この回答へのお礼

おそらく私が見たor読んだのは、ご指摘の速水林業さんのことだったと思われます。
すっきりしました。ありがとうございます。
しかし、2001年から「持続可能な」という言葉を用いていらっしゃるなんてすごい、と思うのは私だけでしょうか。

お礼日時:2007/07/17 00:52

いわゆる里山に当たるかもしれません。


手入れしないままでいると、上の樹木の葉に覆われて下に日光は届きませんし、定期的に間伐しなければ若い樹木が育ちません。
また、それにより植物の種類も豊富になりますので、それを食料などとして求めてさまざまな昆虫や小動物や集まり、今度はそれを餌とする生物が集まってきます。
人間も里山の落ち葉や間伐材を生活の中で資源として有効に利用することができるので、非常に良いサイクルが保たれていました。
ですが、近年は過疎化の影響や農業の衰退によりこれらが荒廃の傾向にあり、保全に向けて行政やボランティア等の様々な人たちが動き出しています。
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この回答へのお礼

No.2さんにもご指摘いただきましたが、「里山」は近年再認識された注目のキーワードのようですね。私もこれから勉強してみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/17 01:03

こんばんは、



スギやヒノキの人工林では、
植生が単純化してしまって、多くの種を育むということは無いのでは・・・と思います。

その耳にされたのは、「里山」のことではないかと思います。
里山は、手つかずの天然林ではなく、
人間が必要なだけ森林を利用することで、独特の環境が形成されています。
(たとえば、落ち葉を利用したり、薪を採ったり)
里山では、その独特な環境ゆえに、天然林とは違った生態系が形成されています。

「里山」でググッてみてください

参考URL:http://www.google.com/search?q=%E9%87%8C%E5%B1%B …
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この回答へのお礼

検索画面を見ただけでオオーッなるほど里山か、という感じです。これから各ページを見てみます。ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/17 00:34

人工林ではなく、二次林ではないですかね。


二次林もある意味人工林ですが。
まったく手付かずの原生林、原始の森、本当の自然林よりも、
ある程度人が下草を刈ったり、山菜を取るために人が入っている森の方が、風通しも日当たりも良く、多くの生物が住むというデータだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。二次林という言葉を人工林に置き換えて記憶していたかもしれません。

お礼日時:2007/07/17 00:28

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