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建設コンサルタントの者です。
強風化花崗岩地帯のボーリングでN≧50を確認したのですが、役所の人がコアを見て「これ本当にN≧50あるの?」と言われました。
コアの状況は、地表から花崗岩の強風化部で、全体的に褐色を帯びた砂質粘土状のコアです。
深度に伴いN値は増加傾向ですが、コアの状態はどの深度も同じような感じで、N≧50のコアについても指圧にてボロボロと崩れるような状態です。
そのときの私の説明では、「N値は地盤の硬軟だけでなく、地盤の締まり具合の影響も受けます。ですので、当該地区のように風化帯が厚く空隙が多い箇所では、地盤の硬軟よりも締まり具合の影響を受けやすいといえます。つまり、本孔のコアは全体的に同程度の風化状況であり、また、深度に伴い空隙が減り密な状態になりつつある地盤状況と考えられます。」という内容を話しました。
しかし、説明不足のためか納得をされず、標準貫入試験結果以外の、何か他の方法でもってN≧50であることを示せないかと言われました。
正直、他に方法は思いつきません。
皆さん、知恵をお貸し下さい!
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

掘削孔が残っているのなら、


孔内水平載荷試験
速度検層
などから推定できるかも。
もう掘削していれば、平板載荷試験からの推定。
浅ければ簡易貫入試験、スウェーデン式サウンディングなどからも推定できたかも。
深ければダッチコーンなんかもありか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
質問を補足しますと、孔は既に閉塞されており、N≧50を確認した深度はGL-20m程度より深部でした。
そうですよね、他の試験で代用するくらいしかありませんよね…。

お礼日時:2007/07/18 07:06

孔が閉塞されているのですか。


であれば、弾性波か比抵抗トモグラフィーから推測は出来ませんか。
比抵抗はこの場合、水位によって抵抗値が変わってきますが、
水位がない場合、純粋に地盤の締まり具合によって
抵抗値が変わるような気がします。
弾性波より比抵抗トモグラフィーが安く仕上がりますよね。
近隣の地質データとかはないのですか。
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 N値は、質量63.5kgのハンマーを75cmの高さから自由落下させます。

地盤にサンプラー(これも面積とか規定がある)が、30cm打ち込まれるまでの打撃回数なんですね
 要するに、目の細かい砂でも

 ・砂浜ではN地が低い 1とか3位ですよ

 これを、岩盤の周りで飛び散らずに圧力が掛かっていると
 かなり変わります、深度は周りの圧力で変化します

 これを受けない状態のN値に補正をしないといけません

 逃げる場所があれば低くでますし、逃げる場所が無ければ高くなります


N値、相対密度、φ、quの関係

測定N値の深度による補正係数
出典:土質調査法 土質工学会

 深さ 15m以下
 補正係数 1.00

 深さ 18m
 補正係数 0.96

 深さ 21m
 補正係数 0.92

 深さ 24m
 補正係数 0.88

 深さ 27m
 補正係数 0.85

 深さ 30m
 補正係数 0.83

ですは、補正してますか・・・・

深度深い所は他の方法ではできないです

機械的、人為的要因による土質調査結果のばらつきについて
これの可能性もあります

正しく測定されてない
ちゃんと地面との角度が90度のに成ってない
打撃の位置が75cmの高さから自由落下でないなどですね

私も何回か現場で見てますが、結構いいかげんにやってますよ

機械的、人為的要因による土質調査結果のばらつきについて 1981年05月 港湾技術研究所 土質部 土質工学会 第16回土質工学研究発表

http://cache.yahoofs.jp/search/cache?ei=UTF-8&p= …

多分数箇所調査でしょうから・・・・・
他の地点の結果と見比べてみたらいかがですかね

ミスがあるかもしれませんよ

同じような土壌なた大した差は出ないはずですが・・・
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
色々と勉強になりました。

お礼日時:2007/07/18 07:03

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