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デュルケームの社会学の特徴を教えてください。

A 回答 (2件)

かなり抽象的なので、詳しくはお答えしません。

補足を下さい。

デュルケムの特徴は「社会学主義」の一語に尽きます。社会学が社会科学の中の上位にあって、あらゆる科学を統合しているといった思想を持っています。

理念型を編み出したのは、ウェーバーと並ぶ発明でした。これは、『自殺論』の中で、その成果が発揮されています。
また、彼の博士論文『社会分業論』では、環節的連帯から有機的連帯へと社会が進化することを示唆しています。
詳しくは、『社会学小辞典 新版』(有斐閣)でお調べ下さい。
以上社会学徒から取り急ぎ。

参考文献
デュルケム『社会分業論』(上・下)(井伊玄太郎訳、講談社学術文庫)
デュルケム『社会学的方法の規準』(宮島喬訳、岩波文庫)
デュルケム『自殺論』(宮島喬訳、中公文庫)
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この回答へのお礼

参考図書を教えていただいたので、自力で調べようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/25 01:28

デュルケムは、社会分析における社会学の中心性を主張しました(社会学主義)。

デュルケムによれば、社会的事実は、個人の心理や行動に還元され、心理学的に
考察されるべきものではなく、一つの「物のような実在」として、社会学的に
理解されなければならないものである、と。
例えば、デュルケムは、自殺といった個人的な出来事にさえ、社会状況によって引き起こされたものがあると指摘した。そして、そうした事実を社会が実在することの根拠としました。

重要なのは、デュルケムが社会を超個人的な実在として考えたこと。
また、その方法論が社会学的分析を重視したために「社会学主義」と呼ばれた
ということも重要です。

ちなみに、社会の本質に関して見る見方には二つあり、社会名目論(個人が社会を優越するとの見方)と社会実在論(社会は個人を超越するとの見方)とがあり、
デュルケムは社会実在論者の「ドン」である、ということができる。(補足)。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2001/01/25 01:30

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