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 ゲーム機とCPUの仕組みについていくつか質問させてください。最近パソコンの仕組みに興味を持ち始め、古本屋で発見した「はじめて読む8086」等を読んでいるのですが、いまいちよくわかりません。

 ゲーム機、任天堂64の64とは64ビットのCPUを搭載しているのでそういう名前なのでしょうか?それとも”64ビット級ゲーム機”なので32ビットのCPUを2つ搭載しているということなのでしょうか?

 次にCPUのしくみについてお伺いします。任天堂64に32ビットCPUが2つ搭載されているとします。その場合表現できる情報は65536の2倍のなるのですか?それとも単に65536の情報しか表現できず、2つのCPUのおかげで処理が速いということなのでしょうか?

 次に「16ビット表現できる情報」についてお伺いします。最近、カラー表示の出来るの携帯電話で「65536色」と宣伝しているのを見かけます。この65536色というのはCPUが16ビットであると考えてよろしいのでしょうか?
 32ビットのCPUで200万色表示できる液晶ディスプレイがあったとします。それとまったく同じ液晶ディスプレイに、16ビットCPUを使って色を表示させると200万の色を表示させることは可能ですか?それともどんな高性能の液晶ディスプレイを使おうが、やはり65536色しか表示させることは不可能なのでしょうか?

 以上、パソコンの仕組みがまったくわかってない低レベルでどうしようもない質問ですが、お詳しい方どうかご教授ください。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

Q/任天堂64の64とは64ビットのCPUを搭載しているのでそういう名前なのでしょうか?



A/既に解答があるようにその通りです。

Q/64ビット級ゲーム機”なので32ビットのCPUを2つ搭載しているということなのでしょうか?

A/64ビットとは、データ長の問題です。32ビットの単精度演算より、高度な演算能力(倍精度)を持つプロセッサを指します。ちなみに、Pentium4は32ビットプロセッサ、Athlonも32ビットプロセッサ、PowerPC-G4も32ビットです。(だからといって、N64にパソコンが劣ることはない、今のPCならN64より数倍早いです)

プロセッサが2つ以上ある場合は、マルチプロセッサ、2つならデュアルプロセッサといい64Bit相当の処理が出きるようになるのではなく、並列でそれぞれの処理負荷(負担)を分けて高負荷がかからないようにします。
これに伴って、処理が2倍になることはありませんし、デュアルプロセッサは64ビットCPU相当の処理能力があるのではないです。

Q/その場合表現できる情報は65536の2倍のなるのですか?

A/違います。655536の処理をASMP、SMP並列処理を用いて、分散処理します。
例を挙げると今、あなたが餃子を食べるとしてあなた一人で2人前を食べる場合と、二人で2人前を食べる場合はどちらが早く食べ終わり、どちらがお腹への負担が少ないかというのと同じで、2つのCPUが載ることでシングルプロセッサ時より処理の負担を軽減するという物です。

この場合、処理するデータ量が多いほど高速で負荷を軽減します。処理するデータ量が少ないとその効果はあまり生かされず。高速にはなりません。

Q/単に65536の情報しか表現できず、2つのCPUのおかげで処理が速いということなのでしょうか?

A/そういうことですね。

Q/次に「16ビット表現できる情報」についてお伺いします。最近、カラー表示の出来るの携帯電話で「65536色」と宣伝しているのを見かけます。この65536色というのはCPUが16ビットであると考えてよろしいのでしょうか?

A/これは、一ドット辺り何ビットの色(階調)を再現しているかという意味です。CPUのビットは処理できる情報の大きさ(データビット長)です。
画像には、それとは別に色のビット(画像ビット長)があります。

ビットとは元々データを扱う際の最小単位であって、CPUのビットも画像ビット数もそれにかわりはありませんが、CPUの場合は、プログラミング言語でのビットの長さ、いわゆる命令上で16ビット、32ビット、64ビットで定義されている命令を処理できるか否かの問題です。画像のビットは1ドットが何色の色をベースに再現されているかということを差します。
別に、画像のビット数が16だから、CPUも16ビットでないといけないと言うわけではありません。
たとえ、16ビットのCPUでも命令長を16ビットで定義すれば16ビットを越えるカラー表示は可能です。まあ、それは処理として好ましい方法ではありませんから(コストと手間が掛かりますからね)あまり使わないのです。

ちなみに、最近のコンピュータ機器(ゲーム機も含む)ではCPUとは別にGPU(VPU)を実装しており、グラフィックはCPUの数倍のビット長を持つ128ビットや256ビット、512ビットといった命令長のプロセッサを用いている。これは、画像の処理がコンピュータ上で最も複雑であるためです。

解答の質問は、携帯などにはCPUという概念はありません。
(CPUは中央演算処理装置のことでパソコン等の頭脳ですが、家電などでは中央に値する部分が明確でない、複数の機能を統合しており好ましい使い方ではありません)

描画などはシステムLSIとディスプレイプロセッサ(兼用もあり)を用いて処理します。通常これらの回路は、コスト比で効率の良い処理できる範疇で実装されます。簡単に言えば一番ソフトやハードを制作し易い扱いやすい物を用いると言うことです。
何ビットかはそれぞれの状況次第です。

Q/それとまったく同じ液晶ディスプレイに、16ビットCPUを使って色を表示させると200万の色を表示させることは可能ですか?

A/可能です。


理解できましたか?
現在パソコンはビット数より周波数が問題ですし、ビット数が高くなるほど、ソフトを作る側が命令長をそれに合わせた物にする必要があるという物で、結果的に高速になる場合もありますが、必ずしも高速になるとは限りません。複雑な命令が多い場合は、これが効きますけどね。
何故かというととっても簡単な命令があります。16ビットで書けば単純に終わるが、32ビットや64ビットでは、逆に処理が複雑になるという場合もある。

ただ、その反面、画像処理などの複雑な命令が多い場合は、画像処理系だけをさらに精度の高いビット長をもつプロセッサを用い、それぞれにエキスパート(専門)のプロセッサを置くことで速度を上げる手法が取られる機会が増えています。そうすることで、下位の処理との互換を保ち、さらに必要な処理で高速化する事が出来ますから、効率的になります。

ただ、来年にはパソコンも本格的な64ビットに進むでしょうけどね。
ついでに、No2の方の参考URLにメルセドというプロセッサがありますが、マーセッド(Merced)の読みの間違いです。これは、開発名ですので関係ないですけどね。この開発名は間違える人が多いですからね。製品名でも、Kyro(カイロ)という製品をキョウロウ(キロ)と読む。
IEEE1394をアイイーイーイー(トリプルイーという)と読むなどありますけどね。

Mercedは現在、アイテニアム(Itanium)という名称で販売中のIA-64(インテルアーキテクチャ64)となります。(これは、32ビット処理との互換がなく、32ビット処理が遅く人気がなかった)
既に次世代の倍速プロセッサマッキンリー(McKinley)のItanium2に移行しつつあります。

*アーキテクチャとは「技術」

まあ、たぶん簡単な説明でした。簡略化の都合で多少変な点もあるかも・・・(文才がないので)
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>それとも”64ビット級ゲーム機”なので


>32ビットのCPUを2つ搭載しているということなのでしょうか?

それは32bitCPUであるSH2を2個搭載していた,
サターンの売り文句でしたな。(懐かしい。

ちなみに詳しいコトは↓へGO!
http://www.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb12/8a2601.htm

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb12/8a2601.htm
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CPUの勉強をしているのでしたら、


 「CPUの秘密 著者:岩村益典 発行所:(株)ディー・アート」
などお勧めです。但し、著者も書いて居ますが、素人に判りやすく説明する
事に徹しいるので解釈が異なるものもありますが・・・・
今年の4月に出版されたばかりなので、書店を覗けばあると思います。

ゲーム機は詳しくないのですが64は64bitCPUだったと思うのですが?
32を2個使っているわけではなかったと・・・

携帯電話の65536色と言うのは2の16乗=65536色です。
CPUの16ビットは一度にやり取りするデータの巾(長さ)のことです。
関係あると言えば有りますけれど同じものと考えるのは違います。

200万色と言う規格ありませんがけど例えとして解釈します。
16ビットCPUで表示出来るます。但し、描画に掛かる時間が長くて
実用的ではないでしょうね。

因みに、PC(Windows)では16、24、32ビットと言う表現になります
24ビットあれば実用上問題のない色を出せます。
因みに、24と32は色の三原色(RBG)に分解して色の情報を持たせて
います。
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