敬称略でいかせていただいますが、隆慶一郎、藤沢周平、山田風太郎が大好きです。話といい語り口といい立ち回りの美しさといい、何回読み直してもあきません。三者三様、なんて滋味のある美しい日本語なんだ!と、くりかえし溺れてしまいます。
ほかにもいくつか時代小説に手をのばしてみたりはしたのですが、どうもぴんとくるものがなく、最近買うのすら面倒になってご無沙汰です。最近は若手の時代小説家も増えたようですが、かつて雑魚を大量に引いたことのある苦い記憶から、手を出しかねてしまっています。
淋しいので、「これはどうだ!」というおすすめを是非とも御待ちしております。

補足しますと、司馬遼太郎や池波正太郎も読んでみましたが、おもしろいとは思うものの自分の心にぴたりとはまるものではなく、くりかえし読むには至らず。宮部みゆきの時代物も左に同じく、でした。

時代小説のほかには、ロマンスやガチガチの純文学や推理小説以外はほとんどなんでも読みます(本格推理は読みます)。ので、多少「時代小説」のわくからはずれていても「これはどうだ」というものがありましたら、ご紹介ください。よろしくおねがいします。

A 回答 (10件)

お目当ての作家は見つかりましたか?


先日図書館で「時代小説ベストセレクション」というのを借りました。
都筑センセーの「チャンバラもどき」を読む為の予習のつもりでしたが
「鞍馬天狗」「眠狂四郎」「座頭市」等々、タネ本としてはドンピシャで、
思わずニンマリでした。

新刊ではもう手に入らないようですが、剣豪物・戦国物等、ジャンルごとに12巻出ているようです。
手頃な大きさで、ちょっと読んでみたい時に重宝しそうでした。

参考URLにて【簡易検索窓】のタイトルに”時代小説ベストセレクション”と入れると収録作品が分かります。

同じく”時代小説ベスト” で検索したら、他社のアンソロジーも出て来ましたよ。

参考URL:http://webopac2.ndl.go.jp/
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この回答へのお礼

ふたたび、おつきあいくださってありがとうございます。
「お目当て」ですが、なかなか見つかりませんね‥‥自分の「ツボ」がいったい奈辺にあるのか?というのが自分でも謎で、こうしておすすめをつのったのですが、さすがにツボというだけあってなかなかポイントがせまいようです。
しかしながら、多くの方におすすめいただいたものをかたわらに積み、ひねもす読んでいくのはなかなかに楽しいです。ツボに至らないながらも良作に出会えますし、久々に読書欲がよみがえりました。ついでにいろいろ買ってみたなかでは早乙女貢が意外にヒット。これからの出会いにも期待大、ということであきらめず読んでいこうと思います。

このアンソロジー、凄いですね。ラインナップが‥巻分けも心憎い。
こういうものを読むのもいい手ですね。知らない作家のなんと多いこと‥
都築さんにはまだ古本屋で出会えませんが、岡本綺堂はすこしずつ、ちらほらと手に入れてたのしんでいます。いつそろうか?いつかそろうのか?というのもまた楽しみ。

予期していたよりはるかに多くの方からおすすめをいただいて、大変感謝しております。もう少ししてから質問を締め切ろうかと思っていますが、ポイントはほんとうなら全員にさしあげたい!ところです。(そうはいきませんが‥)
ここに書くのが適当かどうかわかりませんが、もう一度回答者の皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/28 17:53

篠崎紘一さんの『持衰』がオススメです。


時代小説の中では割と珍しい、縄文~弥生、古墳辺りを主とした物語です。
他の時代小説とは一味違い、胸を強く打たれると共に、生きていく上での“何か”の大切さに気づくことが出来ると思います。
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この回答へのお礼

まったく知らないジャンルの(「時代小説」というより「歴史小説」‥ですよね)知らない作家さんなので、なんだかわくわくして探してみましたがまだ手近に見つからず、しかしながらいつか読んでみようと思っています。さがしていたので少々御礼が遅くなり、申し訳ありません。
「他の時代小説とは一味違い」というのはむつかしいところで、異論のある方もおられると思いますが(笑。特に私は藤沢周平読みなので‥)、それだけ強くおすすめされるというのはたいへんにたのしみです。
今後もさがしていこうと思います。縁があればばったり出会えることでしょう。それもまた、本屋がよいのだいご味ということで。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/28 18:07

 私のお勧めは、


   池宮彰一郎『四十七人の刺客』(新潮文庫)
です。いわゆる赤穂浪士ものですが、情念に引きずられることなくドライに話が進んでいくのはとても新鮮でした。映画はつまらなかったですが、原作はすばらしいです。
ほかにも『島津奔る』とか、結構面白いです。
   
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この回答へのお礼

忠臣蔵が苦手で、どうも赤穂浪士ものは一度も読んだことがないので、これを機会に手に取ってみようと思います。ああいうものはドライに扱ってくれたほうがかえって悲劇性がきわだちますよね。
ちょっと手近になく、まだ入手に至ってはおりませんが‥‥

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/28 17:36

津本陽はいかかでしょうか!?


比較的リアル指向の作家で、剣撃の描写においては時代小説随一とも言われる人です。
藤沢周平作品なら『隠し剣弧影抄』や『秘太刀馬の骨』あたりの雰囲気です。

司馬遼太郎はもうひとつ、だそうですが、『宮本武蔵』は読まれましたか?
個人的には他のどの武蔵ものよりも、武蔵の本質を見抜いた傑作だと思っています。
文庫本一冊の作品ですので、もし未読でしたら是非ご一読ください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ちょうどいろいろ買い込んで読んでいたところでしたので、読み終わってから御礼しようと思って遅くなりました。
津本陽、読んでみました。迫力ありますね。
ただ、やはり司馬遼太郎とならんでちょっと苦手のようです;なぜかしらん、読んでる途中で説教されているような気持ちになってしまうのです、おふたりとも‥‥。おのれが後ろ暗い生活をしている?せいでしょうか(苦笑)。見せ場のシーンやクライマックスなどは好きなのですが、そこにいくまでのあいだがなかなか楽しからず、の小骨がちらばっている感じです。
小説の相性ってむつかしいですね。
でもそれだけに、ぴったりあった人を見つけた時の楽しみが大きいのですが。(そのために質問をさせていただきましたし)
いろいろな方に回答をいただいて、いろいろ読んでいくのがまたたのしく‥‥

おすすめの「宮本武蔵」は今回手に入りませんでしたが、いずれ読んでみようと思います。(「竜馬がゆく」を読んだのです)

お礼日時:2002/07/26 09:56

新田次郎と言えば山岳小説というイメージですが、結構時代小説も書いています。


元気象台勤務という経歴を生かして書かれた作品なんか、ユニークでいいかもしれません。

あと都筑道夫も、ミステリーと同じくらい時代物書いてますよね。
センセーが師と仰ぐ岡本綺堂の「半七捕物帳」は読まねば!と思いつつ、
まだ手が出せません。

古い作品ばかりなので、もうご覧になってるかもしれませんね。

http://www1.odn.ne.jp/~aae22500/torimono.htm

参考URL:http://www1.odn.ne.jp/~aae22500/torimono.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
新田次郎が時代小説‥‥正直知りませんでした。なるほど。元気象台勤務ですか。そういえば、死体検分にくわしい人が書いた江戸物(タイトルも著者名もどこかへ‥)を読んだことがあって、その切り口がとてもおもしろかったことをおぼえています。いろんな人がけっこう書いているものですね。
都築道夫、わすれてました(笑)。そうそう。岡本綺堂も何冊かしか読んでない~。昔すきだったのに、こっちも失念。私も読まねば!

参考サイト、ありがとうござました。なにがびっくりって久生十蘭が捕り物帳を書いていたなんて‥時代小説、掘ればまだまだお宝がありそう。

お礼日時:2002/07/22 09:21

私も敬称略で。



同じく藤沢周平,隆慶一郎が好きです。山田風太郎は殆ど読んだことがありません。司馬遼太郎もかなり好きですが(『竜馬が行く』とか『項羽と劉邦』とか),池波正太郎は『仕掛人 梅按』シリーズが多少面白いと感じるくらいで,あとは今一つピンと来ません。

そんな私がお勧めするのは,山本周五郎です。というより,『樅の木は残った』です,と言った方がいいかもしれません。他の山本作品がお気に召すかどうかはわかりませんが,これだけは自信を持ってお勧めできます。

あと,藤沢/隆/山田作品に共通する特徴と言うと,刀(やその他の武器)による立ち会いシーンですよね。この種の剣豪小説(?)でまず名前が挙がるのは,(私は殆ど読んだことが無いんですが)柴田練三郎,五味康祐のお二人です。自分が読んでいないのであまり自信を持ってお勧めはできませんが,もしかしたらお好みに合うかもしれません。

そういう意味では,漫画(というか劇画)が嫌いでなければ,白土三平は非常にお勧めです。こちらは,自分で詠んでいるのでかなり自信があります。特に,『忍者武芸帳 影丸伝』は一読の価値ありです。今でも,コミック文庫等で入手可能だと思います。

なんか雑多なお勧めになってしまったので,とりあえず自己評価は「自信無し」にしておきます^^;。
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この回答へのお礼

山本周五郎(敬称略)ですか。そう言えば気になっていたんです。藤沢周平が生前「山本周五郎が好きでしょう」と言われつづけてこまった(笑)というエピソードを聞いてから。「似てる」と評価されることが多かったらしいですね。
気になっていても手にしてなかったので(大御所なのに‥)、これを機会に是非おすすめの『樅の木は残った』を読んでみたいと思います!

柴田錬三郎はどこか(本棚)にあったなあ‥もういちど見てみようかな。五味康祐も、「名前だけ知ってる」状態なので、本屋に行ってみます。たのしみです、剣豪の立ち会い。
剣劇シーンは時代小説の「華」だと勝手に思っているんですが、今回「好きだ」と上げた三作家の立ちあいシーンは、ただの斬り合いではなく、その人間の生き様そのものをうつすような迫力のある描写が多くて好きなんです。

白土三平は「カムイ伝」とかの人でしたよね?
あまり漫画で時代物を読むって言う頭がなかったんですが、それもたしかにおもしろそうですね。
いろいろおすすめいただいてありがとうございます。「読みたいものがないぞー」と半分やけっぱちになって質問を出したのですが、いやいや、自分の視野の狭さを思い知ります。
久々にむくむくと読書欲がわいてきました。

お礼日時:2002/07/21 20:26

こんにちは、最近時代小説にハマリ始めた若輩モノです。



 お好みにあうかわかりませんが、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズなんてどうでしょう?私はこれがきっかけで時代小説を読み始めるようになりました。 平岩弓枝さんの他の時代物も読みましたが、文章も美しいと思うのですが・・
 もし、すでに読破ずみでしたらごめんなさい
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この回答へのお礼

こんにちは。
時代小説はいいですよね、現代物とはまたちがう味わいがあって。

平岩弓枝さん、数冊手にしたことがあるのですが、じつはちょっと苦手です;すみません。「人情物」っていうのが苦手なのかも‥‥
でも一度ならず、ひとからもお勧めされているので、あまり苦手がらずにまた手に取るのもいいかもしれないですね。
おすすめありがとうございます。

お礼日時:2002/07/21 20:14

こんにちは。



先日、直木賞を取った「乙川優三郎」は如何でしょうか。
実はまだ読んでないのですが、受賞作の「生きる」のあらすじを読んで
読む気マンマンです。

読む前に書いちゃってスイマセン。

参考URL:http://bunshun.topica.ne.jp/search/html/3/20/68/ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
このかた、たしか「藤沢周平の系譜」というふうに言われている方ですよね。私も気になっているのです。やはり読んでみようかなあ‥‥
「~賞」とかいうものをつい無意味に避けてしまう悪癖があるのですが(笑)、ここはひとつ思い切ってみるのもいいかもしれません。

お礼日時:2002/07/21 11:41

はじめまして。


私も隆慶一郎先生の愛読者です。
山岡荘八先生の時代小説はお読みになったことがありますか?
もしなければ読んでみてください!オススメは「伊達政宗」や「織田信長」です。(それぞれ全8冊・全5冊と、巻数もそれほど多くありません)
もし、読んでみてお気に召すようならば、「徳川家康」も是非。(こちらは26冊と巻数が多いです。)
あと、時代小説と言っていいものかどうかわかりませんが、横溝正史先生の「人形左七」シリーズや、夢枕獏先生の「陰陽師」シリーズなども私は大好きです。
推理小説を読まれるのなら、横溝正史先生の「金田一耕介」シリーズはなかなか面白いですよ。
あと、若手かどうかわかりませんが、如月天音先生の「外法陰陽師(げほうおんみょうじ)」、渡瀬草一郎先生の「陰陽の京(おんみょうのみやこ)」など。
(すいません、昨年来「陰陽師」モノにハマっているので、そっちの方ばかり書いてしまいました。)
人それぞれの好みですので、お気に召さなかったら申し訳ありませんが、私のオススメは以上です。
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この回答へのお礼

山岡荘八さんですか。御名前は存じてますが手に取ったことはないので、是非読んでみようと思います!
「人形佐七」「金田一耕介」ははまりました~。ああいう語り口も好きです。最近の小説が失ってしまった講談調がなんとも威勢よく、なまめかしくて。「陰陽師」も!(夢枕さんの時代物もいいですよね、未完ですけど「大帝の剣」など大好きです。何とも言えない色気が)
「陰陽師」ものは好きなんですが、最近数が多くなって雑魚が増えてどうしてもご無沙汰になってしまったので、おすすめのもの、読んでみたいです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/21 11:38

なかなか難しいですね。

米村圭伍なんかはいかがでしょうか。「風流冷飯伝」「退屈姫君伝」など、ユーモアあふれる面白い時代小説ですよ。
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この回答へのお礼

早速ご回答、ありがとうございます。
「風流冷飯伝」‥‥たのしそうなタイトルですね。食指が動きます。
機会をとらえて読んでみたいと思います。

お礼日時:2002/07/21 11:29

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