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 「美人薄命」という言葉がありますが、本当にそうでしょうか?昔のことはよく知りませんが、現代で考えると、美人の方が不美人よりも多くの異性を惹きつけるので、よりやさしく守ってもらえて長生きすると思うのですが・・。美人が不美人よりも不幸だというような話はあまり聞いたことがありません。その逆はけっこうありそうですが・・。

 みなさんはどう思いますか??そもそもなぜこのような言葉ができたのでしょうか??

A 回答 (5件)

 かんたんなことです。

 
美人の状態で死ぬということは、若くして死ぬということなのでつまり薄命なのです。一般に美人の定義は若いので。長生きして年寄りになると美人でなくなるからです。そういう人が死んでも誰も美人とは思わないからです。昔は写真もないので、しわくちゃのばあさんが若い時美人だといわれてもわかりません。いまの姿しかわからないわけです。
 しかし、現代では似合わない言葉です。というのは、写真や映像のある現代では、イングリットバーグマンもオードリーヘップバーも死んだ時に若い時の写真がでますので、長生きしても「美人」のときの姿で世間に知らされます。また、整形や化粧、美容である程度の年齢まで美貌を維持できるので、女優、タレントでは年寄りで美人は不思議ではないです。
 このように昔からある慣用的に使われている言葉は裏返せば当たり前のことを言っているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 16:45

中国の北宋時代の詩人蘇軾(そしょく、1036~1101)に「薄命佳人」という作品があり、その中に次のような一節があります。


「古より佳人は薄命多し」・・・昔から、美人には不幸せな者(短命な者)が多い。
ここから「佳人薄命」という言葉ができ、それが「美人薄命」と形を変えて使われるようになった、と考えられています。「佳人」は「美人」の意味です。
なお、辞書・辞典の中には「古より佳人は多く命薄し」としているものもありますが、意味は変わりません。

中国では、有名な楊貴妃(ようきひ)を初め、花の名にその名をとどめる虞美人(ぐびじん)、さらに「西施の顰み(せいしのひそみ)」という成語でおなじみの西施など、歴史に名を残す美人(いずれも英雄に愛された)は、ことごとく短命で、非業の死を遂げています(西施は生没年不詳ですが、病弱で有名です)。そんなことを踏まえてこの詩は作られたのでしょう。

つまり、「美人薄命」「佳人薄命」というのは、特定の歴史的事実(それも中国限定)を踏まえた故事成語(四字熟語)であって、美人は短命だという一般的事実を述べたものではありません。

その後、庶民のルサンチマンを凝縮して、美人は短命だという意味を表すようになったのでしょうか。あるいは逆に、非業の美女に感情移入して、同情の思いを抱くと同時に、そのような意味をこの詩句に込めるようになったのかもしれません。
いずれにしろ、一昔前(あるいはもっと前)の、胸を病み、レースのカーテンの陰に隠れる深窓の令嬢、そんな文学的なイメージが有効であった時代(実際にそんな令嬢がいたかどうかは別にして)には、ある種のリアリティをもってこの「美人薄命」といった言葉が用いられたのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 16:45

優しく守ってもらえる・・確かにそれはあっているかも知れません。


しかも子供の頃から温室栽培のように育てられたりしたら、免疫が弱くなるでしょうね。
先進国の人間が途上国へ行って水を飲むと簡単にコレラ等の感染症にかかりますよね。途上国の人間は免疫を持っているから大丈夫ですが、先進国は清潔度が高すぎてその菌に対する免疫を得られないからです。
それと似たような事がおこるのではないでしょうか。

昔は美人というだけで良い所へお嫁に行けたり、良い生活ができたかもしれません。しかし医療の発達していない昔は感染症は非常に怖い病気でした。結核なんかは代表的でしょうか。一歩外に出たらいつどんな微生物に犯されるかわかりません。
大事に守ってもらってもそれが仇となり、感染症にかかりやすい体になってしまった事が多いのでは・・と思いました。あと昔の上流層に人間達は白米を食べていました。一般民は玄米食。白米ばかり食べて脚気になる人も多かったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 16:46

日本人は桜の花が好きですが、あれが一ヶ月も咲き続けるなら


それほど愛されなかったでしょう。
すぐ散ってしまうからこそ、咲いている花をめでて
散るのを惜しむんです。
女性にしても、美人が早く亡くなったらその死を惜しむ気持ちが
強く、みんなの記憶に強い印象を残します。
それで、美人は短命だと言われるようになったんでは
ないでしょうか。
また、男性はかよわい女性を好む傾向があるので
その思いも影響しているかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 16:46

実際に美人が短命だという事ではなく、亡くなった方への哀悼と遺族の方への慰めとしてその言葉が生まれたのではないでしょうか。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/24 16:46

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