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子供のために古い望遠鏡を知人から譲ってもらいました。
KENKO JUNIOR STAR D50mm F800mmと書いてあります。
接眼レンズはHM25 HM12.5です。望遠鏡については全く素人なのでネットで調べてみました。HMというのは古い型の接眼レンズなんですね。

月を見たのですが、HM12.5をセットしてきれいにクレーターが観察できて子供も感動してました。
800÷12.5=64倍で観察したということでいいんですよね?

もっとはっきり見るために、数字のもっと小さい接眼レンズを購入すればこの望遠鏡でも見ることができますか?
口径の2倍くらいがMAXだと読んだのですが、100倍でも見えるけど、きれいに見えるのはその半分くらいということは、やはり64倍のこの接眼レンズくらいが限界ですか。

同じHM12.5をセットした状態で木星を見てみましたが、ぼんやりした白い丸が見えるだけで、筋などは見えませんでした。これはピントのあわせ方の問題じゃなく、64倍じゃ筋までは無理だということですよね。
月の観察用の望遠鏡って感じなんでしょうか。子供用みたいですし。

別のレンズに変えればもっと見えるように(月のクレーターがもっとはっきり見える、土星に輪があるとわかる程度、木星のすじや赤斑)なるならば、考えてみようかと思ってます。
でも、こんな古い型の望遠鏡には今のレンズはあわないでしょうか。

あとT18mmと書かれた銀色の筒状のもの(レンズが入ってる)が一緒に箱に入っていましたが、これは望遠鏡を延長させるジョイントみたいなものでしょうか?望遠鏡の説明書がなにもないので使い方がわかりません。

A 回答 (3件)

鮮明に見えるかどうかを示す指標を分解能といいます。

分解能は小さいほど鮮明ですが、この値は望遠鏡の口径に反比例します。すなわち、望遠鏡の口径が大きいほど鮮明に見えるということです。
惑星を観測するなら、最低でも10cm、できれば15cm以上の口径が望ましいでしょう。ただしこのサイズになると反射望遠鏡でないと高額になります。
5cm程度の望遠鏡は、小さくて取り回しは楽ですが、仰るとおり子供用というか、ごく初心者用のタイプです。このタイプのもので倍率をあまり上げると、明るさが足りなくなるため目が疲れ、目の機能が落ちるために鮮明に見えないと考えればよろしいでしょう。実際、小さな望遠鏡であまり倍率を上げると、目の疲れによって蚊が飛んでいるような「飛蚊現象」が発生します。
ただ、私の経験では、5cm程度でも、土星に輪があることはわかりました。すごく小さく見えますが、ガリレオが言った「土星には耳がある!」は5cmでも十分理解できると思います。ちなみにガリレオが作った望遠鏡の口径は2.6cmであったようです。
小口径では惑星は難しいですが、小口径、低倍率で楽しめるのは星雲・星団・二重星などでしょう。以下のリンクや星雲・星団ガイドなどの本を参考にしてみてください。

http://homeplanet.web.infoseek.co.jp/topic/obser …
http://www.astroarts.co.jp/special/2007summer/te …
http://www.skygrove.co.jp/eyebell/doseishoku.htm

参考URL:http://www.sketchbook.gr.jp/observation/julyl.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。ピントあわせにもう一度挑戦したところ、HM12.5で木星の四つの衛星が確認できました。
もっと大きく見えると思い込んでいたので、うまくいかなかったようです。
ほんとに針の先でついたような点が四つでしたが、うれしかったです。
今は土星を見るには適さないようですので、また時期がきたらチャレンジしてみます。

それから、星団、星雲を見るという発想が全くなかったので、教えていただいてありがとうございました。観察の幅が広がりました。

お礼日時:2007/07/29 10:53

T18mmとは正立プリズムの事だと思います、天体望遠鏡で地上の風景を見ると天地逆に見えますがT18mmは正常に(天地逆にならず)見えます。


口径(レンズの直径の事)50mmだと子供用と言うか初心者用の望遠鏡ですね。
それと倍率を上げすぎると大きく見えますが、像がぼやけ、暗くなります。
あとは下の方のご回答を参考にして下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
正位プリズムというのは、接眼レンズのかわりに望遠鏡の先に取り付ければいいんですよね。
800÷18=44.4倍 HM25で見たときよりは大きく見えて、天地が正しく見えるということですね。

月を見るには便利そうです。図鑑の通りに見えたほうが子どもにはわかりやすいですものね。

お礼日時:2007/07/29 11:05

40mm径fl=800mmの望遠鏡で見えた感じを以下に書き込んでいます。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2992017.html

木星の縞は最良の時で2本は確認できましたが、非常に淡いので初めての
方が確認できるかは微妙です。
また、その際には、接眼レンズはそこそこの物(ビクセンのLV10、LV7など)を使いました。

HM12.5で惑星を見たことはないですが、古くて長焦点の対物レンズは比較的まともにできているので、接眼レンズを変えるともう少し良く見える可能性はあります。(Or9とか・・)

ただ、接眼レンズを変えて劇的にはよくならないので、50mm径の限界を見極めるような目的以外ではあまりお勧めできません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
見ることは可能と聞き、もう一度ピントあわせをやりなおしました。
大きなサイズで見えるものだと思い込み、どうしてもぼやけると思っていたのですが、グーッと引いてみたら、小さいサイズのところでピントがあい、本当に小さな衛星が確認できました。

縞模様までは見えませんでした。接眼レンズをかえたらもう少し見えるかもしれないってことは、今のレンズでも取り付けることは可能なんですね。仕様は変わってないってことですよね。
一度接眼レンズにどんなものがあるのか調べてみます。価格の問題もありますので…。

お礼日時:2007/07/29 10:58

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