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新しいお召し列車となるE655系が発表されました。それまでの御料車であったクロ157も気になります。保存されると嬉しいのですが。

ところで、日本で最も立派な車両であるはずのクロ157やE655系の系式が、急行形を意味する「*5*」なのは、何故なのでしょうか?
「*8*」の特急形を名乗ってもなんらおかしくないと思うのです。(現在では「*5*」も特急用としている車両もあるようですが)
教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 181系が登場したのは1965年。

151系と161系の改造をした結果登場しました。これ以後、特急用車両には「8」の数字が使われるようになりました。逆に言えば、それ以前は「5~8」までが特急・急行用として区別が無かったことになります。クロ157の登場は1960年です。
 また、当時の151系よりも走行安定性が157系の方が高かったため157系シリーズとして製造されたというのもあるでしょう。上越線の走行試験では157系の方が安定して走行できたことから161系開発への流れになりましたし。先頭車が電動車なので短編成が組みやすかったのもあるかもしれません。

 E655系についてはJR東日本の傾向からすると「5」を現在特急用車両として使っているようです。今後急行用車両が製造されることはなさそうですからね。他社とは違う番号を使うことで、車号重複を避けているように思われます。法則通りに名前を付けると655ということになったのでしょう。

__ 北 東 海 西 九
直流 × 25 3* 28 ×
交直 × 65 × 68 ×
交流 78 75 × × 88

 こんな感じで上二桁で見事にわかれるようになってますね。
 ちなみに、海の*は37か38、九州だと初期は78を使ってましたが早い段階で88に移行してます。

※ちなみに四国は全く別の4桁の数字を付けてます。
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この回答へのお礼

詳細な御説明、すばらしいですね。
地域別で系式の番号にも特徴があるようです。
もし、番号を使い切ってしまったらアルファベットが付くようになるのでしょうか?九州はK(Q)551系とか?
御回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/26 23:18

もともとの国鉄の形式の規則では、十の位の5~8は長距離用という分類でした。

ですから、初代特急電車は151系なわけです。その後、5~7を急行用、8を特急用としましたが、JR東日本では、いまさら急行用は作らないだろうという考えで5~8を特急用としてます。E655系はこの考えからの命名でしょう。

一方、クロ157は準急用電車の157系の一族で誕生しましたので、クロ157系です。157系は後に特急にも使われるようになりましたが、クロ157新製時は、まだ準急運用がメインでした。ちなみにこの時は、5~8は長距離用の時代ですから、準急用・急行用・特急用の区別はなかったです。
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この回答へのお礼

5から8は長距離形、という分類の時代があったのですね。
なんとなく特急形は「8」という感覚がありました。

E655系もなかなか重厚な感じですね。
御回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/26 23:09

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